整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

モノが増えていいと思う矛盾

僕なりに整理収納アドバイザーとしてこのブログで「整理」に関して投稿してきました。(序盤ザリガニの話になったりしましたが…。)

でも今日の投稿は整理収納アドバイザーとしては矛盾だらけになるかもしれませんが、僕の今の心境を投稿します。

僕は小学生と関わることが多い仕事をしているのですが、今関わる子どもたちは運動会で披露する演技に夢中になっています。

子どもたちだけではなく、演技の構成や選曲を中心になって考えてきた僕も夢中になっています。

僕は以前に勉強を教えることが仕事の一部だと投稿したことがあると思いますが、こういった運動会の演技などの行事も大切な仕事の一部だと考えています。むしろこういった行事で得られるもの、伝えることが出来ることを大切に考えています。

明日、保護者に披露する演技。3曲の演技を行いますが、僕はこの3曲に特別な思いを込めています。

それは曲がただ「いい曲やな~」の曲ではなく、その曲に子どもたちとともに作り上げた物語が纏われているのです。

僕は昨日の投稿で「スーパースクラップ領域」のものは1点か2点に絞るべきだと考えを示していました。そして頭の中のモノも少なくするべきだと投稿しました。

僕のような仕事をしているとこういった物語を纏ったモノって結構増えていくように思います。もしかしたら、僕がしている仕事以上に他の業種や家庭環境によってはもっと増えやすい環境にあるかもしれません。

モノは増やしたくありません。それは目に見えるモノだけでなく、目に見えないモノも同じです。

でも矛盾しているかもしれませんが、こういったモノが増えるのは有りなように感じます。

それはいつも存在しているモノではなく、ふとしたときに蘇ってくるモノだからです。今回のケースで言うと、選曲した3曲がふと流れると僕はこの時の物語に触れることができるのです。

5年後や10年後にその曲にふれた時にふとその素敵な思い出にふれることが出来る。

日々の「心地よい生活」の邪魔にならない、むしろ「心地よい暮らし」にアクセントを与えてくれる、そんな思い出は大切にすべきだと思うのです。

でも、大切にするも何も、無意識に思い出すそのモノは持っていることすら負担に感じないのかもしれません。

そこにモノの領域は存在しません。そんなモノってもしかしたらたくさんあるかもしれません。

そういった不思議なモノってどれくらい所有することが出来るのでしょうか。

まだまだ勉強中のおじさん整理収納アドバイザーにはまだわかりませんが、これからじっくり考えていこうと思います。