整理とは何か。
自分にとっての心地よい暮らしのために、必要なモノだけにする。
ブログを始めて3週間が経とうとしていますが、この3週間、僕の考える整理のことをこのブログで投稿してきました。
今日の投稿では「整理」というよりは「収納」よりの話になります。
ぼくは心地よい暮らしのために必要なモノだけに囲まれる生活を目指しています。できるだけシンプルに、必要なモノは何なのかを考え生活しています。
意識的に整理を行うことで、僕の持ち物の量は過去の自分と比べると格段に少なくなってきました。ただそれでも、人が日常生活を過ごしていくための必要最低限のモノは必要になります。僕も所有しているモノは減ったとは言え、人並みにモノを所有しています。
では、その所有しているモノをどのように扱えば心地よい暮らしを過ごすことが出来るのか。僕は「モノの定位置を決める」ことが大切になると考えています。
モノの定位置。これに関しては整理収納アドバイザーの勉強を始める前から何となく感じることがありました。よく二人の息子に「1つ出したら1つ元の位置に戻す。そうしたら部屋は散らからない。」と話していました。(二人とも全然元に戻してくれませんが…。)
整理を行って残った必要なモノをどこに置くのか、どのように置くのか。心地よい暮らしのためにはそこが大きなポイントになると思います。
モノの「収納」に関しては様々なテクニックや理論がありますが、僕が考える「収納」で最も大切なのは、「モノの定位置を決める」ことです。
僕は毎日家に帰ると必ず持ち歩いているモノをカバンから全て出し、自分の決めている一ヶ所の場所(定位置)に戻すようにしています。
そしてカバンも決められた場所に戻すようにしています。(できるだけカバンも持たないようにしていますが、必要な時は持つようにしています。)
仕事で疲れて帰ってきて正直面倒くさい時もあります。でも疲れた体を癒す、ストレスを抱えた自分を癒すために、心地よい暮らしを自分に保障するために必ず行うようにしています。(時間的には30秒くらいで終わります。)
また、定位置を決める際にはグルーピングも心掛けています。
例えば…、
①先ほどの毎日持ち歩くカバンの中に入れるモノ(財布、鍵、時計、イヤホン)
②リモコン類(TV、エアコン、プロジェクター)
③文房具
④耳かき・爪切り・爪やすりなどを一つのグループに。
これらを4つに分かれた引き出しに収めるようにしています。
必ず使った後は元に戻す。そうすることで部屋は常に片付いた状況で、疲れた体を癒す心地よい時間を過ごすことが出来ます。
この「定位置を決める」ことで得られる効果は心地よい暮らし以外にもたくさんあるように思います。
まず、探し物をする時間が減ります。時間的効果です。
必要な時に必要なモノがすぐに出てくる。探し物をしている時間は僕は生きている中で一番無駄な時間だと考えています。その観点からこの定位置を決めることで日々の生活や仕事でも無駄な時間を減らすことに繋がるように思います。
そして、頭の中(思考)もスッキリ、シンプルになることです。
僕は整理収納の効果はここに一番現れるのではないかと考えています。目に見えるモノを減らすことで目に見えない頭の中の整理に繋がる。本当に今必要なモノだけにすることが出来る。そして目に見えるモノの定位置を決めることで、頭の中もどこにどんな考えがあるのか、仕事、プライベートと目に見えないモノの置き場所を頭の中で決めることが出来るようになると思うのです。
「収納」とはモノを使いやすくすることと定義することが多いのですが、それは目に見えるモノに当てはまることであって、目に見えないモノ、すなわち頭の中の収納は、僕は「収脳」だと考えています。
目に見えるモノの定位置を決めることで、目に見えないモノの「収脳」に繋がる。
そうすることで日々の生活が豊かになり、充実していくのではないでしょうか。
モノを整理し、モノの定位置を決め、収納と収脳を進めてみませんか。