整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

目の前にあることに...。

11月も中旬に入り来週からは下旬に入ります。

僕にとっては恐らく今年の中で一番忙しい1ヵ月の11月も終盤に入り、少しずつ先が見えてきたように思います。

まだまだ油断はできませんが、最後の詰めの段階に入っています。

一つ一つ目の前にあることに一生懸命に、丁寧に取り組むことで先は見えて来るのだなと感じます。

思い返せば学生時代、ラグビーに打ち込んでいた時、先の事、将来の事なんか考えていませんでした。ただただ目の前にある練習や試合に全力で取り組んでいました。だからこそある程度納得のいく結果を収めることが出来たように思います。

「将来○○になるため」や「将来○○に役立つ」なんか関係ありませんでした。

そんな先の事なんか気にせず、ただただ目の前にあることに必死でした。

そこには意地や好きだからとか、夢を叶えたいとか様々な複雑な思いがあったように思います。でも必死だったのは間違いないです。一日一日が勝負でした。

では今の僕は、11月の僕はどうなのか...

今月の僕は一日一日が勝負だったように思います。そして必死だったように思います。

毎日、ああでもない、こうでもないと考えながら、締め切りに追われながら仕事に向き合っていたように思います。

その結果、ようやく先が見えてきました。

先が見えてきたのは自分の力だけではありません。

僕のように良く分からない指示をしてくる大人に対しても子どもたちが「このおじさんは何が言いたいんや?」や「おそらくおじさんの言いたいことはこういうことだろうな。」と考えて行動してくれたおかげだと思います。

先の事を考えることは大切だと思います。大人になればなるほど、全てのことを自分でしていかなければなりません。場合によっては先を見据える事が成功には欠かせないこともあるかもしれません。

でも、目の前のことに必死になる、一生懸命になることも大切だと僕は思います。先のことを考えているだけでは得ることのできない何かを手にすることもあるのだと思います。

もちろん目の前にあることに一生懸命と言ってもそれだけではいけません。少しの余力も必要にはなります。(80%の全力です。)

でも、学生時代にラグビーに必死になれたから今の僕があるのだと思います。

必死に取り組んだラグビーを通してたくさんのことを学び成長することが出来ました。それはラグビーではなく、何でも良いと思います。スポーツでなくても音楽や絵画、勉強でも何でもいいと思います。

何かに必死になれる経験を積んでいたら、大人になって頑張らないといけないときに必死になれる底力が出せるように思います。

もしかしたら,この忙しい11月を適当に過ごしても乗り越えることは出来たかもしれません。いや、きっとできたと思います。

でも、自分にとっても、関わる子どもたちにとっても得るものは少ないように思います。

目の前にあることに必死に、丁寧に取り組むことで得ることはたくさんあるように思います。

忙しい11月が終わるまであと少し、残りの日々も目の前にあることに必死に取り組みたいと思います。