整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

やるべきことを明確に!!

やるべきことが明確になっていると作業の効率が向上するとともに、出来上がったモノの完成度や質は向上します。

それは仕事でも言えるし、家庭での生活でも言えることだと思います。

僕の仕事であれば、例えば1回の授業の質が向上し、子どもの学力向上に貢献できます。他にも作業の効率が上がることで、早く帰ることができ、家で好きなことをする時間を増やすことが出来ます。

家庭での生活でも同じです。朝起きて、やるべきことが明確でそれをすぐに行うことが出来る環境が整っていれば、効率よく充実した朝の時間を過ごすことが出来るはずです。

朝ぎりぎりに起きて、畳んでいない服の山からその日に着る服を引っ張り出し、「靴下の片方がない!!」とか言いながら急いで準備を進める。急いで準備したことで家を出てから忘れ物に気付くなんてことがあったら、その日1日のスタートは散々なもののように感じます。

社会人3年目位までは僕自身もそんな毎日を過ごしていたように思います。

そうならないように、僕は日々の「整理・収納」と「整理・収脳」を行っています。また、「早起き」もするようにしています。

まず、寝る前に次の日に着る服を用意しています。決められた場所から、下着、トレーナー、ズボン、靴下、ハンカチを出し、脱衣所にセッティングします。定位置に置いているのですぐに用意できます。

また、服を選ぶ際には次の日のスケジュールも確認しながら行っています。「明日は体育があるから動きやすい服にしておこう。」や「図工があるから汚れても良い服にしよう。」などといった感じです。

この時間にスケジュールを確認することで、次の日にすべきことの確認をする時間にもなっています。「職場に着いたらあれを用意しておかないと。」などです。

そうすることで、朝の準備もスピーディーに行うことが出来ます。それとともに忘れ物も減ってきているように思います。また、朝家で過ごした後の活動もスムーズに行うことが出来ています。(忘れ物は減っているだけで、家を出てから「あ-!!」となることはまだまだ頻繁にありますが...。)

やるべきことが明確になっていることにより、全てが上手く回るようになると僕は思います。

そしてやるべきことを明確にするためには、モノの総量を減らし、減ったモノの管理を徹底する。すなわち「整理・収納」が必須です。

そしてそこから「整理・収脳」に繋げていくことが大切だと僕は考えています。

目に見えるモノや、頭の中のモノを少なくし、スッキリさせることでやるべきことが見えやすくなるからです。

僕がこの「整理・収納」や「整理・収脳」に取り組んでいなかったら、きっと今よりもっと失敗も多いだろうし、今よりもっとたくさんの人に迷惑を掛けていることだろうと思います。

自分のペースで働けたり、他の人への負担も、恐らく最小限に留めることが出来ているのはやるべきことを明確にしているからだと思います。

僕の能力はそんなに高くはありませんが、僕なりに持っている多くの能力を引き出すことが出来ているように思います。

それはやはり「整理・収納」からの「整理・収脳」を行えているからだと思います。

やるべきことが明確になったとき、人は自分の能力を存分に発揮することが出来ます。そして、能力を存分に発揮できたときに出来上がるモノは、きっと満足のいくモノに仕上がっているように思います。

何故か上手くいかない、思っている通りに事が進まない人こそ、迷いなく一つのことに打ち込めるように、やるべきことを明確にするために、まずは身の回りの「整理・収納」を進めていくべきだと僕は思います。

その一歩が、大きな一歩になるように思います。