整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

まずは整理・収納

僕は毎日の生活の中で「心地良く過ごす」ことを大きな目的にしています。

そして、その目的を達成するためには、必要なコト、やるべきコトとしっかり「向き合う」ことが大切だと思っています。

また、その目的としっかり向き合うためには、目的を達成したいという「気持ち」を持つことと、目的を達成することができる「環境」を整えることが大切になってくるようにも思っています。

この「気持ち」と「環境」は目的を達成するためにはどちらも欠かすことのできないものだと思っています。

そして、この2つを大切にするためには、「整理・収納」と「整理・収脳」が大きく関わってくるのではないかと考えています。

まず、環境を整えるためには「整理・収納」です。

僕の考える整理は「必要なモノだけにすること」、収納は「一つ一つのモノの定位置を決めて、モノを使いやすくすること」です。

整理をすることで本当に必要なモノだけになり、持ち物の総量は少なくなります。そうすることで所有しているモノの総量を把握しやすくなり、一つ一つのモノを大切にすることが出来るようになります。また、モノが少なくなることで落ち着いた環境を作ることが出来ます。そのような状況ではいい意味での「経済的効果」や「精神的効果」が生まれてくるようになります。

また、モノの定位置を決めて、モノを使いやすくすることで、モノを探す時間が減ったりする「時間的効果」や、その負担から解放される「精神的効果」も現れるようになります。

その結果、目的を達成するための「環境」が整うようになってくるという訳です。

次に、気持ちを整えるためには「整理・収脳」が大きく関わっているように思います。

僕が考える「整理・収脳」は目に見えないモノの事であり、頭の中にあるモノや心の中にあるモノのことを指します。

頭の中にある様々な考えや心の中にある様々な思いなどの中から必要なモノだけにする「整理」を行い、その必要なモノの定位置を決め、それを使いやすくする「収脳」を行います。

この「整理・収脳」を行うことで、思考はシンプルになっていくように思います。

本当に必要なモノは何なのか、自分の本当にしたいことは何なのかが明確になって来るようなイメージです。

そうすることでやるべきことへの「気持ち」を高めることに繋がるようになるという訳です。

そして、この「整理・収納」と「整理・収脳」は「環境と気持ち」と同じように、どちらも欠かすことのできないモノであるように思います。

僕の今の考えは、まず「整理・収納」(環境)を整えることを優先すべきだと思っています。

それは、「整理・収脳」のように、目に見えないモノの方が目に見えない分、複雑で整理することが難しいからです。

だから、まずは目に見えているモノを整理することで、なるべく頭の中をスッキリさせるようにします。モノが散乱している状況ではなく、モノが少なく落ち着いた状況の方が自分を深く理解することに繋がるのではないかと考えています。

その環境を整えるために、まずは「整理・収納」を行うべきではないかというのが僕の考えです。

神経質な僕だけかもしれませんが、僕はモノが散乱している状況では、正しい判断が出来ません。

大切な判断をするとき。例えばどの学校を受験するのかを決める時、大きな買い物をする時、一世一代のプロポーズをするときなど人は大きな判断をする時が必ずあるように思います。

そんな時にモノが散乱している状況では、僕だったら正しい判断は出来ないように思います。

もちろんどうするか判断はするとは思いますが、後々、その判断に対しての後悔は残るように思います。

だからこそ何か判断をする前には、まず目に見えているモノの「整理・収納」を行うことが重要になるのだと思っています。

冷静な判断をすることや適切な「整理・収脳」をするためには、まず「整理・収納」を行うことが大切になると僕は考えています。

「収納」と「収脳」の違いは漢字一文字の違いかもしれません。でもそれは漢字一文字の違いだけではなく、もっと深い部分の違いがあるように僕は考えています。

これからの生活で何か迷いが出た際には、まずは「整理・収納」を見直していこうと思います。そしてそこから「整理・収脳」に繋ぎ、そもそもの目的を達成できるようにしていきたいと思います。