整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

モノの総量を把握するために

僕はなるべくストックはしないようにしています。

それは所有するモノを増やしたくないという思いからしていることです。

また、所有するモノが増えることで、モノの管理が難しくなってくるからです。

本来大切にしないといけないモノへの思いが小さくなったり、自分が持っているモノの総量が把握できなくなってくるようになると僕は考えています。

洗剤やせっけん、トイレットペーパー、ティッシュサランラップなどストックしていると安心するモノは家の中にはたくさんあるように思います。

でも、全てのモノをストックしているとモノの総量は増えていく一方です。

そして、増えることにより、何が何個あるのかというようにモノをどれくらい所有しているのかがわからなくなってくることがあるように思います。

そして保管する場所も把握していかなくてはなりません。

「何が何個あり、どこに保管している。」というようなことを全て把握する必要が出てきます。

「整理・収納」を日々行っている僕からすると、そういったモノの管理のための労力は極力減らしていきたいと考えています。

そして、無駄な買い物も減らしていきたいと考えています。

ストックすることで安心を得ることは出来るのかもしれませんが、心地良い暮らしからは遠ざかっていくような気がします。

身の回りがモノで溢れ、モノの管理が上手く行かずモノが散乱する。モノの総量が把握できていないことから所有しているモノをまた購入してしまうことも出てくるように思います。

「必要な時になかったら困るので購入しておこう。」「安いからまとめて購入しておこう。」などなど様々な心理からストックをしてしまいがちになるのだと思います。

かくいう僕の生まれ育った実家はストックだらけの家です。

洗剤、石鹸、サランラップ、キッチンペーパーなどなど、両親二人が生活するには多すぎるだろうと思うくらいのモノがストックされています。

じっくり確認したことはありませんが、他にもたくさんのモノがストックされていることだろうと思います。

実家を出て20年近く経ちますが、「整理・収納」の観点から見ると心地良くない環境のように思ったりもします。

母曰く、「安い時に購入しているだけ。」や「何度も購入しに行くのが面倒。」とのことです。

様々な考え方があると思うのですが、ストックを減らしていきたいと考えている僕からすると共感できない考えだなと思っています。

両親のことは尊敬もしているし、僕にとっては大切な存在です。決して両親のこと全てを否定しているわけではありません。

ただ、「整理・収納」を大切に考えている僕からすると、ストックを多く抱えていることに関しては共感できません。

もちろんモノの管理が完璧に出来るのであれば問題ない話だと思うのですが、人が抱えることの出来るモノの総量には限界があるように思います。

だから、その抱えることの出来るモノの総量を超えてしまうと、モノが散乱する状況になってしまうように思うのです。

僕は毎日を心地良く過ごしたいという思いから「整理・収納」を大切にしています。

それはモノが極力増えないようにするために行っていることでもあります。

だからストックするかどうかを考える際は慎重に考えるようにしています。

じっくりそのモノと向き合い、あった方が良いのか、なくても良いのかを検討するようにしています。

僕がじっくり考えた結果、今ストックしているモノは次の3点です。

トイレットペーパー、ティッシュ、コーヒーのドリップパック。

トイレットペーパーに関してはまとめてしか購入できないこともありますが、極力少ないモノを選んで購入しています。

季節に関係なく鼻炎で頻繁に苦しんでいる僕。ティッシュは無いと困るモノなので検討した結果ストックしています。

そして、コーヒーのドリップパック。心地良い毎日を過ごすためには必須のアイテムです。なくなる度に購入していてはコストも結構かかることからこれに関してはまとめ買いをしています。

これら3点に関してはストックするようにしています。

それは安いからや購入が面倒だからということではなく、しっかり向き合った結果ストックする必要があると判断した3点になっています。

そして、僕にとってはこれくらいの量だと管理することが出来る範囲のストックになっています。

人によって抱えることが出来るモノの総量は違います。それが多いとか少ないとかは大した問題ではありません。大切なのはそのモノと向き合い、モノの総量を把握することだと思います。

その総量を把握することが出来るのは、日々の「整理・収納」です。

毎日の「整理・収納」をしっかり行うことで、自分の抱えるコトの出来るモノの総量を把握できるようになると思います。

その観点も持って、これからの「整理・収納」も行っていきたいと思っています。