整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

時間の使い方

時間の使い方って大切だなって思います。

思い返せば、小さい時に母から「何かのついでに何かも出来る人になりなさい。」的なことをよく言われていました。これも時間の使い方に繋がることのように思います。

例えば、小学生の時の出来事です。

母から、夕飯まで少し時間があるから先にお風呂に入って宿題をしなさい。といったことを言われました。

お風呂に入る時には着替えを取りに2階の自分の部屋に行きます。下着、シャツ、パジャマを持って脱衣場に行き、そしてお風呂に入る。お風呂から上がったら、持ってきた服を着て、宿題をするための勉強道具を取りに部屋へ行く。(当時の僕は宿題はリビングでしていました。)

普通の事です。別に何の違和感もないように思います。

ただその時母からは、宿題をすることが分かっているのなら何故着替えと一緒に持ってきておかないのかといったことを言われたのです。

普段細かいことは言わない母だったように思いますが、こういった事に関しては細かく指摘されていたように思います。

「何かのついでに何かも出来る人になりなさい。」というのは正に、「着替えを取りに行くのであれば、ついでに勉強道具も持ってきておく。」ということだったのです。

それは、ただ単に「面倒だからまとめて持ってきておく。」ということが言いたかったのではなく、自分のすることを常に頭の中に入れておき、それを想定しながら行動できる人になりなさいということが言いたかったのだと思います。

また、時間を上手に使える人になりなさい。という思いもあったように思います。

純粋な心の奇麗だった子どもの頃の僕は、この母の教えを頭のどこかに常において生活していたように思います。常に「ついでに何かできないかな?」ということを考えていたように思います。

30年以上前の話なのにこうして覚えているのは、別に何かにメモを取っていたわけではありません。日記をつけていたわけでもありません。

当時の僕にとって「大切なモノ」と感じていたのでしょう。また、その後成長する中でも「大切なモノ」と感じながら生活してきたのだと思います。

だから、40歳になった今でも「時間の使い方」のことを考えだすと、まず思い出すのが、この母からの教えのように思います。

僕が今定時に仕事を終えて帰ることが出来るのは、様々な要因があるからだと思います。

別に定時に帰ることが良いことだとは思いませんが、僕にとっての心地良い時間を過ごすためには定時に帰ることは欠かすことが出来ないモノです。

そして定時に帰ることが出来るようにするためには、時間の使い方がとても大切になってきます。

そのために僕は「早寝早起き」をして、自分にとって力を発揮しやすい時間帯に、やるべきことを効率よくすることを行っています。

また、先述した母からの「何かのついでに何かも行う。」という教えも実践しています。

そして何よりも、「整理・収納」を行うことも大切だと考えています。

「整理・収納」には3つの大きな効果があります。その一つに「時間的効果」があります。

それはただ単に、片付いていることにより、探し物の時間が減るといった事だけではないように僕は考えています。

むしろ、「早寝早起き」や「何かのついでに何かも行う。」というのは日々「整理・収納」をしているから出来るコトのように思います。

「整理・収納」が出来ていることで「整理・収脳」が出来る。そして、それが「早寝早起き」が出来る環境を整え、「何かのついでに何かも行う。」といった行動に繋がるのだと思います。

時間が上手に使えるようになると、心地良い毎日の暮らしを自分に保障することが出来るように思います。

これから先、環境が変わったりすることで自分のペースが乱されることもあるかもしれません。そんな時でも、上手に時間を使えることが出来るように日々の「整理・収納」に取り組んでいきたいと思います。