整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

心残り

今の職場でしたかったことがあります。

言ってみれば「心残り」です。

6年間もいたのでそれなりに考えていたことややりたいことは実行してきました。

それは「後で後悔したくない」という思いがあり、時間を大切にしながら実行できたことに我ながら評価できることだと考えています。

でも、そういった中でもやはり後悔は残るモノで、「やりたかったな~。」という思いが心の中に残ってしまっています。

それは、「整理・収納」の「職員研修会」を開くことが出来なかったことです。

僕は自分の知識や考えを深めるためには、アウトプットすることがとても大切だと思っています。

自分の知っていることや考えていることを言語化し、伝える活動を通すことで、その知識や考えが更に深まっていくように思っています。

それは教室で行う授業でも同じで、どの教科でも必ずアウトプットする時間を子どもたちに保障しています。それは全体での発表であったり、隣の子と確認し合ったり形は様々です。

何となく理解できていたことも、相手に伝えたり説明したりする活動を通すことで「あれ、伝わらない。」や「あれこうではないのかな。」という深い考えまで進めることが出来ます。そういった状況が学びを更に深めていくのだと思います。

僕が今ブログを毎日更新しているのも、アウトプットの一つだと考えています。

ブログで自分の考えていることや思っていることを言語化し、文章にすることで新たな気付きがあったり思考が明確になっているように感じています。

昨年の9月末から始めたこのブログの更新も180回を超えるようになりました。

ブログを180回更新したというのは、ただ文字を180回分書いたわけではなく、その180回の中には僕の考えている、思っている「整理・収納」のことを綴ってきました。

きっとブログに綴ることがなかった自分と比べると、大きく違うように思います。

間違いなく180回分のブログを更新した僕の知識や考えは成長しているように思います。

教室にいる子どもたちと同じように、アウトプットしてきたことでその知識や考えは深まってきたように思います。

ただ僕はこのまま、ほとんど見てもらうことがないこのブログを更新するでだけでは、更なる成長は望めないと思っています。

次のステージに進めるようにしたいという思いがあります。

もちろん自信もないし、大きな不安も抱えているように思っています。

でも、このブログを始めて更新したときに書いたことでもありますが、「無神経に戻る」ことを大切にしていきたいという考えが僕にはあります。

新しいことにチャレンジするときには必ず大きな不安を抱えることになるのだと思います。

でも、子どもの時の自分はほとんどのことが新しいチャレンジだったように思います。そんな新しいチャレンジに対して子どもの時の自分は今程の不安を感じていなかったように思います。

いい意味で無神経だったのだと思います。その子どもの時のような「無神経に戻る」ことが自分の成長には大切だと思います。

そういったこともあり、今の職場で職員研修会を実施たいことを上司に打診しました。

自分が「整理・収納アドバイザー1級資格」を持っていることや、「整理・収納」を通して働き方を大きく変え、組織を良い方向に向けていけることを伝えたいということを伝えました。

ただ、上司からは「色々な人がいるからな~。」や「みんな忙しいからな~。」なんて否定的な意見が漏れてきました。

当然そうだと思います。僕のことを良く思っていない人もいるだろうし、価値観も人それぞれのように思います。もしかしたらその上司も僕に否定的な感情を持っているのかもしれません。

僕がしたかった「職員研修会」は僕自身のためにしたかったことでもあります。不安なチャレンジに対して無神経になり、場数を踏んでいきたいという思いからしたかったことです。

それを自分の成長に繋げたいと思っていました。

また、「整理・収納」に対して自分の考えていることや自分が実践していることはきっと他の人のためにもなるという自信もあります。その自信を更に深めたいという思いもありました。

そういった思いからしたかった「職員研修会」が出来なかったことが僕の「心残り」です。

もっとごり押しで上司に話したら実行できたのかもしれません。でも、今の僕にそんな強引な気持ちがなかったのはまだまだ「できる」という自信がなかったからだと思います。

でも、どこかでこのハードルは乗り越えないといけないように思っています。

それは早ければ早い方が良いように思っています。

近いうちに次のステージに進めるよう、自分の身をそういった環境に置いていけるような強い自分に成長したいと思います。