急な変化は怖いものだと僕は考えています。
それは良い変化にも悪い変化にも言えることだと思います。
例えば体重...
短期間のダイエットで体重を落とした場合も当てはまるし、逆に短期間で体重が増えてしまう場合も良くないと僕は考えています。
今年の正月に体重が3kgも増加した僕の変化も悪い変化だと思います。
体にも負担がかかっているだろうし、中々戻らない体重にストレスを感じることは精神衛生上良くないように思います。
昨日から始まったゴールデンウィーク。家にいることが多くなりますが、十分気をつけて生活したいなぁと思っています。
また、急なダイエットで劇的に変化する人もいますが、それは確かに成功体験の一つかもしれませんが、きっと体のどこかに負担がかかっているようにも思います。
急なダイエットにリバウンドが多いのはそういった事があるからではないでしょうか。
体重を減らしたいのであれば、急がず、ゆっくり減らす方が体への負担は少ないように思います。
そして、それは体重の増減以外にも当てはまるものだと思っています。
「整理・収納」でも、時間をかけてじっくり進めていくべきだと考えています。
僕が考える「整理」とは、「必要なモノだけにすること」です。
自分にとって必要なモノは何なのか、大切にしないといけないモノは何なのかということとじっくり時間をかけて向き合うことが大切だと考えています。
モノを減らすことが目的になってはいけません。
「とにかく所有しているモノを減らす。」と考えて一気に「整理」をしてしまうと、その後の生活に悪い影響が出てくるように思います。後悔の気持ちを多く抱えてしまうことにも繋がります。
また、体重と同じで急にモノを減らしてしまうとリバウンドにも繋がってしまうように思います。減らした分を取り返すために、無駄な買い物を繰り返してしまうことに繋がるように思います。
まずはモノと向き合う前に、自分と向き合うことが必要です。
自分が大切にしているコト、どんな生活を求めているのか、どんな自分になりたいのか。それらとじっくり向き合うことで「本当に必要なモノ」が見えて来るように思います。
僕であれば、心地良く過ごすことと向き合いました。
そして、心地良く過ごすために必要なモノは何なのかを考えました。
ラジオを聴くための機器。美味しいお酒を飲むためのコップ。僕を違う世界に連れて行ってくれる本。他にも自分とじっくり向き合う中で「必要なモノ」が見えてきたように思います。
もちろん人が生活していく中で最低限必要なモノはたくさんあります。それは生活をしていく中で見極めていけばいいわけで、常に「必要なモノは何か」という事と向き合っていれば、自然と厳選していけるようになってきます。
そこには「モノを減らそう」といった感覚はなく、「これが必要」といった感覚になっているように思います。
そういった思考に変わることで、モノの流入も減って来るようになります。
モノの流入が減ることで、今所有しているモノとじっくり向き合うことが出来ます。
「意外とこれ使っていないなぁ。」であったり、「こればかり使っているなぁ。」という事が見えて来ることで本当に必要なモノが徐々に見えて来るようになります。
気付いた時には、お気に入りだけに囲まれた生活がそこにはあるように思います。
でも、それはじっくり時間をかけることで行きつく境地であって、急な変化ではいきつくことが出来ない境地のように思います。
体重も所有するモノも、一気に減らしたり増やしたりするべきではありません。
まずは自分と向き合い、じっくり行うことが大切です。
じっくり向き合うことが出来れば、変わるのは環境だけでなく、思考も大きく変わります。思考が変われば大きくリバウンドすることもないように思います。
そんな「整理・収納」が出来れば、きっと「整理・収脳」も上手に出来るようになると思います。