整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

警備員さんとの一件

少し前に警備員さんとの出来事を投稿しました。(4月23日の投稿です。)

「朝早くに来られると迷惑になる。」と言われ、言いたいことはたくさんありましたが、ぐっと堪えて上司に相談するという事を警備員さんに伝えた話です。

その後、相談した上司(校長)はすぐに対応してくました。僕の朝型の働き方に魅力を感じてくれていたようで、気持ちよく働いてもらいたいという気持ちがあったようです。持つべきものは良き上司です。

ただ、警備員さんが僕に話したことはもしかしたら勤務時間の関係かもしれないという事も相談したときに話してくれました。

夜間の警備とはいえ、深夜や早朝の誰もいない時間は勤務時間外になるとのことです。詳しくは聞きませんでしたが、もしかしたら僕が出勤していた時間は警備員さんにとって休憩時間に当たるかもしれないとのことです。

もしそうだとするなら確かに迷惑な話かもしれません。僕もその立場であれば、きっと嫌な顔をするに違いないと思います。

ただ、前に聞いたときは6時半以降なら大丈夫と言っていたような...

6時半には門も職員室も鍵が開いている...

もしその時間が勤務時間外なのであれば、そもそも校内に入ることが出来ないように門の鍵は開けない方が良いのではないか...防犯上も良くないのではないか...

やっぱり納得できない気持ちになったりします...。

ただ、対応すると言ってくれている上司の前という事もあり、とりあえず「お願いします。」と言い、その後を託した感じになりました。

そして、すぐに対応してくれた上司により、週明けの月曜日には7時以降に出勤した僕のもとに警備員さんの方から声をかけてきました。

「先生、明日からは6時半以降であれば仕事してもらって大丈夫ですよ。」とのことです。「えっ?」となっている僕に対して「校長先生と話しました。ただ、それより早い時間は他の業務もあるので門を開けるのは厳しいです。」と話します。

早速話してくれたんだと嬉しい気持ちになったとともに、警備員さんから話されたことにも嬉しい気持ちになります。

場合によっては「チクりやがって!!」となってもおかしくないような状況でもあったのに、それに対して何も言わず、誠実に対応してくれた警備員さんの気持ちがすごく嬉しかったです。

「ありがとうございます。」と素直にお礼の気持ちを言い、気持ちよくその後の仕事に取り組むことが出来ました。

この「ありがとうございます。」には本当にたくさんの気持ちが込められていました。僕のペースに合わせてくれていること、僕の自分勝手な事情に合わせてくれたこと、僕の働き方に歩み寄ってくれたこと、そして何よりも僕の「3早」を実現できるように協力してくれたことなどです。

ただ、僕の要望が100%通ってしまっていることに何故か違和感を感じたりもしています。

「ああは言っても本当は迷惑だろうな~。」

「なんかわがまま言いすぎちゃったかな~。」

なんて気持ちになってしまっている自分もいます。

今回の件はケンカでも勝負でも何でもありませんが、なんか僕が勝ってしまった感じになっていて、それを警備員さんはどう思っているのだろうなんて思ったりもしています。

その後、出勤した校長にお礼を言いに行くと、どうやら警備員さんの勤務時間は6時からで、僕が出勤する時間はもうすでに勤務時間中だから何の遠慮もいらないとのことだそうです。「気にせず頑張ってよ!!」とエールまでもらいました。本当に良い上司です。

ただ、上司を挟んでしまったことで、直接警備員さんと話すことが出来ていません。警備員さんの考えを直接聞くことも出来ていないし、警備員さんの話している時の温度を感じることも出来ていないのです。

そんなことを考えていると、やはり何かあった際には直接話すことも大切なのではないかなという気持ちにもなったりします。

もしかしたら、直接話すことで大きなトラブルに発展することもあるのかもしれません。それが上司に迷惑を掛けてしまうことに発展するかもしれません。

今回僕がした上司に相談をするやり方は、最善の解決策だったのかもしれません。僕の要望が100%通ったのだからきっとそういうことなのだと思います。

ただ、釈然としない何かが残ってしまっているのも事実です。

今すぐに話すことは止めておいた方が良いような気もしますが、時間をおいてタイミングが合えば警備員さんとも話したいなと思っています。

今回の件をどう思っているかとかではなく、働くことに対しての思いや、僕たち職員に対しての気持ちなんかを少しでも知れたら良いなと思います。

モヤモヤした気持ちもじっくり時間をかけて考えていると、少しずつ明確になってきます。少しずつですが上手に「整理・収脳」が出来るようになっているように感じます。

大切なコトだからこそ、じっくり時間をかけて向き合うことが必要なのだと思います。