整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

本当の自分

僕は自分の事を保守的な人間だと思っています。

あまり大きな変化を好まないし、心のどこかでは今のままの自分で良いのではないかと思っているくらいです。

正直今の生活にはそれなりに満足しているし、恐らく今の仕事をずっと続けていると、それなりに楽しく生活していけるように思っています。大きく道を踏み外すことがなければですが...。

ただそれはあくまでも自分が漠然と思っているだけで、他の人から見ればそうではないのかもしれません。そして自分で自分のことを分かっていないだけかもしれません。

ゴールデンウィークという事もあり、昨日まで実家に帰っていました。

久しぶりという訳でもないのにも関わらず、いつ行っても歓迎してくれる両親には感謝しています。

美味しい料理を作ってくれたり、新しく発見した美味しいお店に連れて行ってくれたり、とにかく実家は落ち着くなと感じさせてくれる環境を作ってくれている両親には感謝の気持ちで一杯です。

そんな両親と話していると、ちょいちょい僕の過去の話になったりします。

相撲でいい感じだったのに、急にラグビーがしたいと言って辞めると言い出したこと。

子どもが2人いるにも関わらず、教師を目指すと言って会社を辞めてしまったこと。

お酒も入っているからか、結構ネガティブだなと感じる事でもズバズバと話してきます。内心「40の息子をディスるのかよっ。」なんて思ったりもします。

でも、それはどうやらネガティブな感情ではなかったようで、思い切った行動をする息子という話がしたかったようです。両親の言葉を借りると「革新的」な感じだそうです。常に何かを変えようとしている、変化を好む息子だと思っていたようです。

冒頭にも書きましたが、僕は自分で自分の事を漠然と保守的な人間だと考えていました。ただ、両親から見た僕はどうやらそうではなかったようです。

また、先日職場である会に参加してきました。

定時を回った時間から行われるということもあり気は進みませんでしたが、前に一緒に働いていた同僚からの「是非!!」というお誘いという事もあったので「一度くらいは...。」と思い参加してきました。

新年度が始まり1月が経ったこの時期。若手職員からするとたくさんの苦労や悩みを抱えだす時期だと思います。こういった時期にこういった会を開く職場はとても良い職場のように思います。

僕も何か力になることがあればと思い参加したのですが、その中で「整理・収納」の話に少しだけ触れました。僕が大切にしていることや思っていること。また、その思いから資格を取得したことを話しました。

意外や意外、割と反応が良く、若手の職員だけでなくその場にいた他の職員も興味を示してくれました。会が終わった後には「是非、教室を見せて欲しいです。」と声をかけてくる若手もいたくらいです。「今は収納の分析中ですからね~。」なんて言いながら話を逸らしましたが...。

そして、その会に誘ってくれた同僚からは「相変わらずチャレンジャーやね。先生らしいわー。」なんて声を掛けられました。

話をしていると、前の職場でも色々チャレンジする人として僕の事を見ていたとのことです。本心は分かりかねますが、ここでも僕の事を保守的ではないと思っていた人がいたようです。

よくよく考えてみると僕は今の生活に満足しているわけではなく、より良くしていこうと考えているのではないかと思ったりもします。

このブログを続けているのも、「整理・収納」の知識を深めることや、知識を自分のモノにしたいという思いからしていることです。

また、腹筋を続けたり、冷水シャワーを続けているのもカッコよく、健康的な自分になりたいという思いがあるからです。

そして、自分を高めることで新たな挑戦を無意識に始めようとしているのかもしれないとか考えたりします。

相撲を辞めてラグビーを始めたことも、2人の子どもがいるにも関わらずそこそこ大きな会社を辞めて教師を目指したことも結果的には良い方向に進んでいるように思います。

それは大きな挑戦であったのかもしれませんが、保守的にならずにチャレンジしてきたからだと思います。臆病にならず、良い変化を無意識に求めていたからだと思います。

今の自分の事を「革新的」だなんて思ったりはしていません。でも、僕の今までの生き方はもしかしたら「革新的」な生き方であったのかもしれないとは思ったりします。

そう考えると、今のままでいいと思う「保守的」な自分ではなく、少しは意識して色んな事にチャレンジしてみる「革新的」な自分でもいいのかもしれないと思ったりもします。

父から「資格取って何がしたいんや?」と聞かれ、僕なりの考えを話しました。

すると父からは「相変わらずしたい事が色々あるんやな。」と言われました。

そうなんです。僕にはしたい事がたくさんあるのです。そんな自分は「革新的」なのかもしれません。

人との関りの中で気付かされる本当の自分。自分の理解にはきっと人との関りが欠かせないのだと思います。