整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

モノを増やさないようにするための工夫

僕はモノを購入するのは必要になってからでいいと思っています。

そのモノとしっかり向き合い、本当にそれが必要なのか、何のために必要なのかを考え購入するようにしています。そうすることで買い物による後悔も減ってきているように思います。

でも、今までの僕は後先考えず「欲しい!!」と思ったらすぐに購入をしてしまう人間でした。

用事もないのにコンビニやスーパーに立ち寄り、そのときの気分で必要のないモノを購入する。例えば、付録の付いたペットボトル飲料、新商品のお酒やカップ麺、家に帰ればご飯があるにも関わらずお酒の肴になるちょっとしたお惣菜を買ってしまったりしていました。

他にも欲しいモノもないのにフラッと洋服店に立ち寄っては、「これは!!」や「運命の出会いだ...。」とかなってしまい、家にある同じような服を購入してしまうこともあったように思います。

そのモノとしっかり向き合うこともせず、その時の感情だけで買ってしまい、後悔の気持ちを抱えることが多かったように思います。

そしてそういった事を繰り返すことにより、所有するモノの総量が増えていくのだと思います。

所有するモノの総量が増えだすと必ず起きる現象が、モノが散乱する状況だと思います。そして、所有するモノの総量が増え、モノが散乱しだすと「頭の中のモノ」も比例して増えていくのだと僕は思っています。そして頭の中のモノも散乱しだします。

そういった状況になったら、本当に必要なモノが見えにくくなったり、しなければならないことが見えにくくなるような状況になります。

また、モノが多いことで「収納」にかける労力や時間が増えるようにもなってきます。

「心地良い」と感じる時間を少しでも多くとりたいと思っている僕にとっては避けたい状況です。

だから僕は無駄な買い物をしないようにするために、モノとしっかり向き合うことが出来るシステムを導入しています。

それが、「財布の中身の整理」です。基本財布の中には現金(2000円まで)とバス定期、鍵しか入れていません。クレジットカードやキャッシュカードは必要な時しか持ち歩かないようにしています。

フラッとどこかに立ち寄り、欲しいモノがあった時でも一旦立ち止まることができるこのシステム。本当にそれが必要なのか、何のために必要なのかを考える時間をじっくり取ることが出来ているように思います。

この財布の中身の整理を行ってから、ずいぶんモノの家への流入が減ったように思っています。

そしてモノが増えないようにするために「ストックをしない」ことも行っています。

ストックとは将来必要になるであろうモノを先に購入しておき、蓄えておくことです。

僕の勝手なイメージですが、ストックするモノとして多いのは石鹸や洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなどではないでしょうか。

そういったモノも僕はなるべくストックしないようにしています。

もちろんトイレットペーパーなどは1つずつ売っているわけではないので、厳密に言うとストックはあるのですが、必要以上にストックはしないようにしています。

なぜストックしないかと言うと、モノの総量が把握しにくくなるからです。

将来必要になるモノであったとしても、モノが増えることによりそのモノの管理が必要になってきます。何が何個残っているか、もうそろそろ購入しないといけないなとかです。また、そのストックしているモノの保管場所も確保する必要が出てきます。

僕はそういったモノの管理や保管場所は出来るだけ減らすべきだと考えています。だからなるべくストックはしないように心掛けています。

モノが増えることにより、モノが散乱しやすい状況になります。そして頭の中のモノも増えてきて、本当に必要なモノやしなければならないことが見えにくい状況になってきます。そして「心地良い暮らし」が僕から離れていくようになるのだと思っています。

僕は心地良く暮らすために、必要なモノだけに囲まれて生活をしたいと思っています。そのために、ある程度計画を立てて生活をしたいと考えています。

モノが増えないようにするために、不必要な出費を抑えるために、必要なモノを必要な時に買うように日々計画を立てて生活できる自分になりたいと思っています。

自分が所有しているモノの量を把握できない自分は、きっと自分ができることの量、自分が抱ええることのできる量を把握できない自分にも繋がると思います。

僕がたくさんのモノやストックを抱えてしまうと、恐らくモノの総量を把握することができなくなり、日々の生活でもストレス抱えていくのだろうと思います。

無駄な買い物やストックをしないことでモノの総量を減らし、心地よい暮らしに繋げる。自分の心地よい暮らしを自分に保障するするための工夫だと考えています。