4時00分 起床。
5時30分 家を出る。
6時30分 職場に到着。
17時00分 職場を出る。
18時15分 家に到着。
21時00分 就寝。
ほぼ毎日こんな感じで生活をしています。
文字に起こして見てみると、「薄っぺらい生活だな~。」と思う気持ちが半分、「シンプルでいいじゃん。」と思う気持ちも半分あるような感じです。
特にこれといった趣味のない僕。
仕事終わりにどこかへ寄って趣味に没頭することもなければ、家に帰ってからも特にこれといって夢中になる事はありません。
昨日の帰宅後も最低限の事を行った後は、テレビを見て過ごしていました。
僕にとっての最低限の事というのは、次の日の朝起きた時にしなければならない事を減らしておくことです。
夕飯で使った食器を洗っておくこと。
乾いた洗濯物を畳んで、定位置に戻しておくこと。
次の日に着る服を洗面所に置いておくこと。
翌朝起きた時に、しなければならない事が少ないことで、次の日の朝の時間を有意義に使うことが出来ます。
面倒だけど、翌朝のことを見据えて、しなければならないことを片付けておくことが大切だと思っています。
それは、特に趣味のない僕だからそういった時間を取ることが出来ているのかもしれません。
というのも、何かに夢中になったり、何かに没頭する時間が増えてしまうことで、こういった本来しなければならない事が後回しになってしまうこともあるのではないかと考えているからです。
僕が今、ほぼ毎日決まった時間の中で生活できているのは、翌朝や翌日の事を見据えて、しなければならない事をその時に片づけることが出来ているからだと思っています。
「後でいいや。」や「明日にしよう」という思考ではなく、「今やっておこう」の思考になっているから決まった時間の中で生活が出来ているのだと思います。
そしてそういった生活に僕は充実感を感じています。
僕は今の「薄っぺらい」と感じたり、「シンプル」と感じる生活に「心地良さ」を感じています。
人によってはつまらない生活に見えてしまうかもしれませんが、僕にとってはこの生活に「心地良さ」を感じているのです。
「釣りバカ日誌」に出て来る浜崎伝助ことハマちゃんの生活と比べると両極にある生活かもしれません。
ハマちゃんの「釣り」という趣味はどんな事よりも優先していることだと思います。(ハマちゃんの場合の釣りは趣味の域を超えているように思いますが...)
やるべきことが目の前にあったとしても、釣りのことを中心に考えているだろうし、やるべきことを後回しにして、釣りばかりしている人物だと思います。
そういった夢中になれることがある生活にも魅力はたくさんあるように思います。
好きなことに没頭でき、周りの目なんか全く気にしない。そんな生き方に僕は一種の憧れのような気持ちを持っています。
自分の好きなことだけをして生活する。そういった生活にも魅力は感じます。
でも、今の僕のような趣味のない薄っぺらく、シンプルな生活にも魅力はあるように思っています。
没頭する趣味がないことで、しなければならない事を片付ける時間が出来ているだろうし、夢中になる事が無い事で、「今やっておこう。」という思考を持つことが出来ているように思います。
もし、今の僕の毎日のペースを乱すくらいに没頭するくらいの何かが表れたら、今のような「心地良い暮らし」は無いように思います。
もちろん、没頭するくらいの趣味があるのであれば、それはそれで充実した毎日を送ることは出来ると思うのですが、今のような充実感や満足感を得ることは出来ないように思います。
没頭する趣味が無い事で、今のペースを守ることが出来ているだろうし、今の「心地良い暮らし」を維持することが出来ているように思います。
釣りバカ日誌のハマちゃんや充実する趣味持っている人からすると、僕のような生活に魅力は感じないのかもしれません。
でも、僕からすると「心地良く」感じる生活だし、そんなシンプルな生活に魅力を感じています。やるべきことが明確で、毎日が充実しているのであれば何の問題もないと考えています。
これといった趣味がない生活のおかげで「心地良い生活」を送ることが出来ています。
それはもちろん、ただ何となく生活をしているのではなく、僕にとっての必要なモノを厳選している生活だから実現出来ているのだと思っています。
厳選した結果、これといった趣味が無いだけの僕の生活。
これから先、もしかしたら夢中になる何かが僕の前に表れるかもしれません。
そうなった時、その夢中になる事が本当に必要なのか、冷静に判断できる自分でいたいと思っています。
今のように「心地良く」生活できるように、常に「整理・収脳」を行っていけるようにしていきたいと思っています。