冬季休業明けの1週間が終わりました。
と言っても今週は月曜日が祝日、火曜日は半日で子どもたちが帰るという事もあり、本格的に動き出したのは水曜日からでした。
という事は、本格的に仕事をしていたのは水木金の3日間だけという事になります。
にも関わらずこの週末の疲れは何なんでしょうか...。
今日はいつも通り早起きはしていたものの、パソコンを開いてブログを書こうと思っても「何も思いつかない...」と言った状態で、結局1文字も文字を書かないまま家を出る事になっていました。
休みボケから目が覚めていないという事なのでしょうか...。
自分と向き合っているつもりではいましたが、どこか心ここにあらずの状態だったように思います。
疲れが溜まっているのか、そろそろブログを書くことに飽きだしているのか、自分でもよく分からない状態だったように思っています。
「整理・収納」は出来ているとは思っていますが、それが上手く「整理・収脳」に結び付いていないという事なのでしょうか、とにかく書くことが思い浮かばない状態でした。
「まっ、仕事をしていたら何か書くネタが思い浮かぶか!!」
そんな考えもありましたが、仕事を終え、帰って来てからも何を書こうか迷ってしまっている状態になっています。
毎日続けているとこういった状態になる事もあるのだと思います。
それはブログを書くことだけに限らず、他の全ての事にも当てはまる事なのかもしれません。
そんな事を考えていると、ある事を思い出しました。
ラグビーの元日本代表の選手であり、日本代表の監督を務めた平尾誠二氏の話です。
「人は飢えた時にこそ高い集中力を発揮する生き物である。」
それは、平尾氏が所属していたチームでキャプテンを務めていた時の話した言葉です。
当時平尾氏が所属していたチームは、万年優勝候補と言われ、勝ち切る事が出来ず、あと一歩のところで優勝を逃す事が続いていました。
そんなチームを優勝に導くために、当時若手だった平尾氏がキャプテンに指名され、就任したのです。
そして、その時に平尾氏は大きな改革をしていきます。
その代表的な改革が、全体での練習時間を大幅に減らしたことです。
当時のチームでは毎日練習するのが当たり前で、チームを強くするためには厳しい練習を自分たちに課すことが当たり前という空気があったようです。
「あと一歩で優勝できる」、「もう少し...」、そんな選手の気持ちが、厳しい練習に向いていたのだと思います。
しかし、平尾氏はキャプテンに就任した時に、その毎日していた練習を大幅に減らす事をしたのです。
そのねらいを平尾氏は次のように語っています。
「全体での練習時間を大幅に減らしたのは、ラグビーに飢えて欲しいと思ったからです。全体練習がない時間、選手は1人でトレーニングを行いますが、その1人の時間がラグビーへの思いを高めていく事に繋がると思います。そして『ラグビーを早くしたい!!』という精神状態を作り上げていくのです。そういった状態の中で行う練習は、毎日疲れ切った中でしていた練習とは比べものにならないくらい質が高く、内容の濃い練習が出来るようになるのです。」
少ない時間で、質の高い練習をする事こそ、優勝への道しるべになると考えていたのです。
そしてその結果、所属していたチームはそれまで果たせていなかった優勝をする事ができ、その後チームは7連覇する事になったのです。
そして、平尾氏はチームの中心選手として見事チームを常勝軍団へと導いていく事になったのです。
僕はこの平尾氏の考えに共感できるし、生活のどの場面でも活かす事の出来る考えだと思っています。
今日僕がブログに書くことが無かったというのは、きっと僕が「書きたい!!」と思える気持ちを持つ事が出来ていなかったからだと思います。
実際書くことがないのかどうかではなく、書きたいというブログに対する「飢え」の気持ちがなかったのだと思います。
そして、そういった状態になっている時は、大概「そもそも」の目的を見失いがちになっている時だと思います。
今日の朝、ブログを書くことが出来ていなかった僕は、間違いなく焦りの気持ちを抱えて1日を過ごしていたように思います。
「朝書けていない~。」
「帰ったら何を書こうか...」
そんなネガティブな気持ちをずっと抱えていたように思います。
それはもしかしたら、ブログを書くことに対しての「そもそも」の目的を見失っているからなのかもしれません。
「今日書かないと連続での投稿が途絶えてしまう。」
「毎日投稿しようと考えていたのに...。」
そんな気持ちを持ってしまっているように思います。
僕がこのブログを書く目的は「整理・収納」の知識や考えを深める事です。
連続して投稿する事や毎日投稿する事は、大きなモチベーションにはなっていますが、「そもそも」の目的からは少しずれているように思ったりもします。
疲れているからなのか、きっと今日の僕はその「そもそも」が見えにくい状態になっているのだと思います。
だから、ブログを書くことに飢えていないだろうし、ポジティブな気持ちを持つ事が出来ていないのだと思います。
「そもそも」の目的である、「整理・収納」の知識や考えを深めるという事を明確に持てているのであれば、きっと前向きな気持ちになるはずだと思います。
今日の僕はそういった「飢え」の気持ちを持てていないという事なのだと思います。
「そもそも」の目的を達成させるためには、休む事も必要なのかもしれません。
その取り組みから距離を置くことも必要なのかもしれません。
そこに明確な「ねらい」があるのであれば、きっとそれは良い方向に繋がるように思います。
平尾氏がチームを良い方向に導くことが出来たことと同じように、僕ももう少し広い視野を持ち、良い方向に進める事が出来るようにしたいと思います。
気持ちが乗らない時、上手く事が運べない時は誰にでもあります。
そういった状態を乗り切れる自分になれるよう、成長したいと思っています。