やってしまいました...。
左足のふくらはぎ...肉離れです。
...痛いです...トホホです...。
もともと肉離れの癖があった僕のふくらはぎ。少し無理をしてしまうとすぐに「プチッ」となってしまうのです。
学生時代は大丈夫だったように思うのですが、30歳を過ぎた頃に再開したラグビーで毎試合のように肉離れを起こしていました。
きっと運動不足が大きな原因なのだと思います。
体はなまっているのに、イメージは学生時代のまま。
むしろ学生時代よりラグビーを見る事が増えた30歳を過ぎた頃の僕。イメージするプレーの理想は高かったように思います。
体がついていってないのに無理な態勢でパスをしようとしたり、無理な角度でステップを切ろうとしたり、とにかく現実と理想との差が大きくあったように思います。
結果、ふくらはぎの肉離れという変な癖がついてしまったのです。
30歳過ぎから始めたラグビーも5年程継続して行っていましたが、35歳位からは疎遠になり、今に至っています。
ここ最近では、運動と言えば腹筋をしたり、腕立て伏せをしたり、ウォーキングをしたりしてきましたが、体への負担は少なかったように思います。
「無理はしたくない。」
そんな思いが強くあったのだと思います。
無理をしてしまう事で、生活のリズムを崩してしまうのではないかと思っていたし、楽しむことを優先すべきだと考えていたのです。
そんな思いを強く持っていました。
しかし、昨年の年末位から
「このままではいけない!!」
という焦りの気持ちを抱えてしまい、生活の中の新たな習慣としてランニングを取り入れる事にしたのでした。
毎日は無理だろうけど、2日に1回のペースでランニングを行う。
そんな事を考えていた僕。行う1番の目的は体重管理です。
食べる量が増えた昨年の秋頃から、僕の体重は増加傾向にあり、手がつけれないレベルまで増加してきている状況になっているのです。
周りの人から何かを言われたわけでもないし、鏡に映る自分を見て「ヤバっ」と言う感じでもないのですが、体重計に映る数値が僕の焦りを誘発しているのです。
そういった事が焦りに繋がっており、「なんとかしないと!!」という気持ちを生み出してしまっているのです。
今までの生活経験の中で「焦り」からくる行動に良い事なんか1つもないという事は分かっているはずなのに...それでも視野が狭くなってしまっていたのです。
1ヵ月程継続して行ってきたランニング。
結果が現れるのは3ヵ月ほど経った頃からだろうと考えてはいましたが、どこか焦りの気持ちを抱えていました。
「2日に1回走る程度でいいや。」そんな軽い気持ちで始めたランニング。
にも関わらず、気づいた時には時間を見つけて走ろうとする自分がいたように思います。
「今日走らないと後悔しそう...。」
「今日頑張ったら結果が早く出るのでは...。」
「今日の頑張りが、理想の第1歩」
そんな気持ちをたくさん抱えていました。
全て間違った思考ではないように思います。
僕は日々の中で後悔を一番抱えたくないと思っているし、
結果が出るから、モチベーションを高く保つことが出来ると思っているし、
理想の自分になるためには、毎日の積み重ねが大切だと考えているし、
だから間違った思考ではなかったように思います。
ただ、体がついていなかったのだと思います。
思考は間違っていなかったのかもしれないけど、体とのバランスがあまりにも悪かったように思います。
現実、僕は40歳を過ぎた中年真っ只中のおじさんです。
学生の頃や20代の頃の元気な僕ではないのです。
ずっと体育会で育ってきた僕とは言え、やはり年齢には勝てないだろうし、ましてやしばらく運動らしい運動をしていなかった僕にとって、ここ1ヵ月は明らかに体がついていってなかったのだと思います。
焦る気持ちを捨て、ゆっくり・じっくり進めていくべきだったのに、それが出来ていなかったのです。
その結果、ふくらはぎの肉離れという結果を招いてしまったのです。
完治するまで結構な時間がかかってしまう肉離れ。
完治まで1週間...2週間...その期間無理が出来ない状況なのです。
継続しようと考えていたランニングももちろん出来ないし、歩くこともままなっていない今の状況、しばらくはウォーキングも出来ない状況になってしまいました。
原因は運動不足なのに、無理をしてしまった自分。
その無理をしてしまう状況を作ったのは、「このままではヤバい!!」という焦りの気持ちだと思います。
やはり、焦りからくる行動に良いことは何もないのです。
焦っていた事により、視野が狭くなり、自分を冷静に、客観的に見る事が出来ていなかったのです。
間違った思考ではなかったのかもしれないけど、自分の体がついていけていない事を冷静に見る事が出来ていなかったのです。
ゆっくり・じっくりする方が、長い目で見た時の効果は高かったように思います。
だから、肉離れが完治するまでゆっくり・じっくり自分の生活と向き合いたいと思います。
心地良いと感じる事と、体重管理が出来るバランスを見極めながら生活していきたいと思います。