整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

人恋しさ

3月も終盤、ずいぶん暖かくなってきました。

桜のつぼみも、もうそろそろ開きそうな感じがしています。

そんな暖かくなって来るこの時期、必ず襲われる感情があります。

それは...「人恋しく」なってくることです。

2年前から一人で暮らしだし、2回目の春を一人で迎えています。

基本一人でいる事に対して、ネガティブな感情を持つ事のない僕ですが、この時期はどうしても人恋しさを抱えてしまっているのです。

40歳を過ぎたおっさんが何を言ってんだか...

なんて思ってしまうのですが、残念ながら寂しい気持ちを抱えてしまっているのです。

特に休みの日なんかに一人でご飯を食べていると、「はぁ~~。」なんて無意識に溜息をついている事もあったりなかったり...。

街で楽しそうにお出かけをしている人たちを見ると、「いいな~。」なんて気持ちになったりならなかったり...。

そんな気持ちになった時には必ず人恋しさを感じてしまっているのです。

ただ、長い目で見た時に、僕はきっと一人の方が良い人間なのではないかと思っている自分もいます。

今更誰かと一緒に生活をする体力も残っていないし、今の生活を崩したくないと思っている自分もいるように思ったりもしています。

もちろん、二人の息子と一緒に暮らす事に関してはいつでも大歓迎です。

むしろ一人でいるのはそのためでもあると考えているくらいだと思っています。

二人の息子がしんどくなった時、辛くなった時に、いつでも迎え入れる事が出来るような体制は整えておきたいと考えているのです。

ただ、そんな事を考えている僕ではありますが、この時期になると人恋しさを感じてしまうのです。

一緒にお出かけしてくれる特定の人がいたら良いな~...

共通の趣味を持てる特定の人がいたら良いな~...

そんな気持ちを持ってしまっているのです。

でも冷静に考えると、それは今だけの感情であり、長く続くわけではないのです。

先述した通り、僕は一人でいる事に対してネガティブな感情は持っていません。

むしろ一人でいる事に心地良さを感じているくらいです。

そんな一人でいる事に心地良さを感じている僕に、仮に特定の人が出来たとしても、それは如何なものかと考えたりもします。

今のこの状況になった時に、たくさんの人から励ましの言葉を頂きました。

その代表的なものの一つが「まだまだ若いんだから、新しい出会いもあるよ。」です。

両親からも「まだまだ若いんだから...」なんて言われている始末です。

一人になってから2年程経ちましたが、正直新しい出会いなんて全くないと感じています。出会いの予感すらしていません。

僕自身が望んでいないからかもしれませんが、全くといっていいほど良い出会いだと感じる事がないのです。

っとその前に...書くのを忘れていましたが、まず僕は魅力的な人間ではありません。

男前でもないし...

背も低いし...

少しぽっちゃりしているし...

お金も持っていないし...

気難しい性格だし...

ちょっと痛い奴だし...

そんな僕であることが大前提です。

そんな僕である時点で素敵な出会いなんてある訳ないのですが、そこに輪をかけて僕自身が新しい出会いをあまり求めていないのです。

「まだまだいけるよ~。」なんて言われたりする事もあるけれど、「まだまだいくよ~」なんて気持ちがそもそもないのです。。

もしかしたら、これから先気持ちが変わる事もあるのかもしれません。

僕の前にステキな女性が表れ、心を奪われてしまう事もあるのかもしれません。

それがあるかどうかは分かりませんが、今は二人の息子の事を中心に考えたいと思っているし、素敵な出会いや意中の女性を望んでいないのです。

それが僕の「そもそも」なのです。

暖かくなって来ると必ず「人恋しさ」が僕を襲ってきます。

こんな時こそ焦ることなく「そもそも」を見つめながら過ごしたいと思っています。

自分の大切にしたい事、大切にすべき事を大切に出来るように過ごしていきたいと思っています。

「今の人恋しさに騙されるな俺...今の心地良さはそこにはないんだぞ...。」