整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

働く環境を整える

昨日、一緒に昼食を食べていた同僚から「働き方改革の鏡ですね。」といった事を言われました。

でも話していると、その言ってきた同僚も僕自身もそうではないという事を感じ出してきました。

というのも、結論から言うと、僕は働き方改革の鏡でも何でもないし、ただ単に自分のペースで働いているだけというだけの話だったのです。

その同僚も恐らく僕と同じことを感じていたように思います。

その同僚が僕に「働き方改革の鏡」と言ってきたのは、恐らく僕が毎日のように定時の17時に職場を出ているからだと思います。というかそう言っていました。

確かに僕は職場の誰よりも早く職場を出るようにしています。

17時に職場を出る事をモチベーションにしているし、その時間に帰る事を目指して毎日働いています。

他の職員が毎日何時頃に帰っているのか僕は詳しく知りませんが、恐らく今の職場で毎日17時に職場を出ているのは僕くらいだと思います。

ただ、僕は17時に職場を出るのは「働き方の改革をしよう!!」なんて事は1ミリも思っていない訳で、ただ単に僕が早く帰りたいから帰っているだけの話なのです。

職場にいる同僚に「早く帰りましょう!!」なんて事を言った事ないし、「早く帰った方が良いですよ!!」なんて事を言うつもりもありません。

自分の事だけを考えて早く帰っているだけだし、他の人にそれを強要しようなんて事は思っていないのです。

改革とは、「ある対象を改め、変化させる事」だそうです。

と考えると「働き方改革」の場合、ある対象が働き方となる訳で、「働き方を改め、変化させる事」という事になります。

僕は全く働き方を改めるつもりもないし、他の人に改めてもらうつもりもありません。

働き方を変化させる気持ちもないし、他の人に変化してもらうつもりもありません。

働き方は人それぞれで良いと思っているし、その人がその働き方で満足しているのであれば何の問題もないと考えています。

確かに僕は誰よりも早く職場から帰っているのですが、その分誰よりも早く職場に行くようにしています。

他の人が8時前後に出勤する中、僕は6時半には職場に着くようにしているし、職場に着いてからの朝の時間は誰よりも集中して仕事と向き合っているように思います。

早く行ってゆっくりしているのではなく、着いたと同時にスイッチを切り替え、フルスロットルで働くようにしています。

そのような働き方をするのには理由があります。

僕は夜の時間を使うよりも、朝の時間を有効に使う方が、良い仕事が出来ると考えているのです。

夜の時間は社会からの様々な刺激を受けており、攻撃的な自分になっていると思っています。

僕の今の仕事であれば、朝8時半頃から子どもたちとの時間が始まり、15時頃まではその子どもたちと関わりながら過ごしています。

15時以降の残り2時間くらいは、一緒に学年を組んでいる2人の同僚や他の関係する同僚との時間を過ごす事になります。

1人の時間とは違い、その過ごす時間にはある程度のストレスがあるだろうし、それを無意識に感じながら過ごしているように思います。

そんなストレスを受けながら過ごしている自分は、きっと少しのイライラを抱えているだろうし、そんな少しのイライラを抱えている自分はそうでない自分と比べ、心に余裕がない自分だと思っています。

そんな状態で仕事をしていても、良い仕事が出来るわけはなく、仕事への取り組みの質は低いだろうし、そんな取り組みの中で仕上がるモノの質は低いモノになると思っています。

特に集中力の長く続かない僕の場合、14時を過ぎた辺りから集中力が低下傾向にあり、17時になる頃には集中力がほぼ0の状態になっているのです。

そんな状態で仕事と向き合っていても、確実に質は低いように思います。

打ち合わせをしていても、資料を作っていても集中していない状況だろうし、会議に参加していてもほぼ話が頭に入っていない状況なのです。

一応会議がある時には頑張って話を聞くように努力はしているのですが、本当に大切な事に関しては次の日の朝に資料を読み直したり、その提案者にもう一度確認するようにしています。

夕方の時間に仕事をしていても良い仕事が出来るわけがないと考えているのです。だから早く家に帰って、次の日に備えるようにしているのです。

また、僕は割と休日出勤をする事が多い方だと思っています。

それにも理由があり、休日の心に余裕がある時に2時間でも3時間でも仕事を片付ける事で、平日に余裕を持つことが出来ると考えているのです。

先述した通り、僕は集中力が長い時間持たない人間です。

そんな自分だからこそ、休日の少しの時間を使う事で、より集中した時間に大切な仕事を片付けるようにしているのす。

集中している時間に質の高いモノを仕上げる事によって、質の高い仕事をしようとしているのです。

やり直しや作り直しを減らし、無駄な事をしないようにしようと考えているのです。

まとめてみると、朝早く出勤していたり、休日に少し出勤している僕の労働時間は、結局は他の人と大きく変わる事はないのです。

そんな僕は「働き方改革の鏡」ではないように思うし、人から関心されるほどの人間でも何でもないのです。

ただ、自分なりに働く事に対しての意識は上げているつもりだし、より良い働き方を目指しているつもりではいます。

自分が心地良く過ごすためや、質の高い仕事をするために自分と向き合い、働き方と向き合うようにはしています。

僕と同じような働き方をしたとしても、それがその人にとってのベストな働き方ではないように思います。

そうではなく、自分と向き合い、自分に合った働き方をする事が大切なのだと思います。

そして僕から唯一言える事は、自分とじっくり向き合える環境は整えるべきだと思っています。

「整理・収納」を通して、モノを少なくし、モノが散乱していない状況を作り、自分とじっくり向き合える環境を整えるべきだと思っています。

働き方の改革に関してはそれぞれで行うべきだと思うけど、働く環境を整える事は進めて行くべきだと思っています。

それに関しては自信を持って伝えていきたいと思っています。