整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

必要な事だけを...

僕は目に見えるモノだけでなく、目に見えないモノも「整理・収納」していきたいと考えています。

僕が考える「整理」とは、必要なモノだけにする事です。

僕が考える「収納」とは、モノの定位置を決め、モノを使いやすくする事です。

それは目に見えるモノだけでなく、目に見えないモノにも活かしたい考えだと思っており、目に見えないモノこそ、この「整理・収納」の理論を活かして、頭の中に抱えるモノを厳選していきたいと考えているのです。

普段考えている事も、仕事中に考えている事も、シンプルにしておきたいと思っているし、必要なモノだけを抱えておきたいと考えているのです。

不要なモノがなく、必要なモノだけを抱えている事により、思考はシンプルになると思っています。

自分が大切にしたい事を大切に出来るようになるだろうし、心地良いと思える時間をたくさん取る事が出来るようになると思っています。

それが僕の自分らしい生き方だと思っているし、そうやって自分にとっての心地良い暮らしを自分に保障できるようにしたいと考えているのです。

抱えるモノは必要なモノだけで、たくさんのモノを抱えたくないと思っているのです。

仕事内容も出来るだけシンプルに、厳選すべきだと考えています。

必要ない事はしないで良いと思っているし、出来るだけ抱える仕事内容をシンプルにしたいと考えています。

そもそも何を大切にすべきかという事と常に向き合い、そのそもそもに合った事だけを行うようにしたいと思っています。

だから、そのそもそもからズレる事をしていた場合は、早い段階で自分の行動を修正すべきだと思っているし、いつも自分の行動を振り返る事が出来るようにしたいと思っています。

している事に対して、

「本当にこれでいいのだろうか...。」

「何のためにしている事なのか...。」

そんな風に見直せるようにしたいと考えているのです。

先日、iPad研修会なるものが校内で行われました。

1人1台配布されているiPad。

そのiPadの活用方法を共有しようという事で行われたその研修会。

何人かの職員が日々の実践の紹介を行っていたのです。

子どもたちにも配布されているiPad。

正直、中々良い活用方法が見えないまま、配布されている状況になっています。

そういった状況もあって行われた研修会。試みとしては面白い企画だと思うし、必要な企画だと思います。

機械系に疎い中年世代の僕からすると、有難い研修会だと思っているし、僕にでも出来そうな事であれば、すぐにでも取り入れたいと思っていました。

しかし、紹介された実践のほとんどがすでに知っていた内容だったし、僕なりにそもそもと向き合った結果、活用しない選択をしていた内容だったのです。

僕の考えが間違っているのかもしれませんが、より教育的な効果を上げるためにはiPadありきで考えるべきではないだろうし、必要な時に使うという考えを持っている事が大切になると考えているのです。

だからiPadを無理やり使う事はしたくないと思っているし、子どもたちにもそんな風にiPadと向き合えるようになって欲しいと思っているのです。

「慣れさせることが大切だ!!」なんて声も聞こえてきそうな気もしますが、こういった機器は使いながら勝手に覚えていくものだと思っているし、子どもたちの方がずっと慣れるのが早いように思います。

無理やり機会を作って使うのではなく、必要になった時に使う事で、必死に使い方を覚えようとするだろうし、たくさんの失敗をしながら正しい使い方を覚えるのだと思います。

本当に大切な事はきっとシンプルなんだと思うし、無理やり機会を作らなくても、大切な事はもっと身近にあるのだと思います。

しなければならない事はたくさんあります。

それを厳選し、シンプルにする事で子どもたちの能力を伸ばしてあげることが出来るだろうし、大きな成長に繋げる事が出来るのだと思います。

今教育現場では、次々に新たなモノが導入されているような感じになっています。

それはICT機器の導入だけではありません。他にもたくさんのモノが導入されています。

本当に大切にしなければならない事は何なのか。

そもそも大切にしなければならない事は何なのか。

本当に全ての事に手を出していて、大切にしなければならない事を大切にする事が出来るのか。

そんな事と向き合える余裕を持っておきたいと思っています。

子どもたちの能力を伸ばしてあげる、大きく成長させる、そして何よりも心地良く生きていけるようにする。

そのために何が必要なのか...そんなそもそもと向き合い続けたいと思っています。