所有しているモノは生かしたいと思っています。
一つ一つのモノの本質を理解し、その一つ一つのモノを生かす事を大切にしたいと考えています。
食器は食べ物を盛り付けるためのモノです。
ごはんをお茶碗に盛り付ける。
お味噌汁をお椀に盛り付ける。
サラダをお皿に盛り付ける。
グラスにお酒を注ぐ。
そして食事の際にはお箸を使ってその料理を食べていきます。
お茶碗も
お椀も
お皿も
グラスも
お箸も
それぞれ使うからこそ生きる訳で、食事の際にそれぞれの本質を発揮する事になるのです。
ただ、どうしても使われていない食器というのがどの家庭にもあるのではないかと思ったりもします。
2人暮らしの我が家にも、そんな使われていない食器が数点あります。
ガスコンロ下の戸棚に仕舞われた使われていない食器たち...。
無印良品で購入した蓋付きの箱に仕舞っているのですが、もうかれこれ半年近くその箱の蓋を開けていない状況になっています。
この半年間、その食器たちがなくても何も困らなかった訳で、そんな使われない食器たちは必要ないモノなのかもしれないとか思い出しています。
その中にはパートナーのモノも含まれているのですが、何も言わずに処分したとしても、きっと気付かないのだろうと思ったりもします。
そんな食器たちは、確実にその食器の持つ本質を発揮する事が出来ていないのだろうし、僕自身がその食器たちを生かす事が出来ていないのだと思います。
そんなモノであれば処分してしまえば良いのだろうけれど、それが出来ていない状況になっているのです。
それはきっと...
「もったいない...。」
「せっかく買ったのに...。」
なんて思考を無意識に持ってしまっているからだと思います。
であるならば、それらの食器にも活躍の場を作るべきなんだと思ったりもします。
まだまだ使える食器たちだし、別に気に入っていない訳ではない食器たちです。
せっかく我が家に迎え入れたモノなんだから、もっと使ってあげるべきだし、そのモノの持つ本質を生かしてあげるべきなんだと思います。
ということもあり、今日は今から食器の入れ替えをしようと考えています。
ずっと使ってきた食器たちを一旦箱の中に仕舞い、その箱の中に入っていた食器たちを使えるようにしていきたいと思います。
それで不便を感じるのであれば、その出した食器たちはやはり「不要なモノ」という事になるのだから処分するようにすればいいのだと思います。
そうやって所有するモノを厳選していく事も「整理」の一つなのだと思います。
何となく処分するのではなく、一つ一つのモノとじっくり向き合う事が大切なんだと思います。
そうして所有するモノを厳選していき、心地良く暮らしていく事に繋げていきたいと思っています。