「どうしてルールを守らなければならないのか!?」
いつの時代もそんな話は聞かれます。
今日もあるサイトで『校則』について議論されているというニュースを目にしました。
校則...
社会で言うところのルールです。
社会にもルールがあり、
その社会のルールに当たるのが、
小さな社会である学校にある校則です。
そのルール(校則)を守らなければ指導を受けることになります。
場合によっては指導から罰則に移行することになります。
言わば、
「ちゃんと守れよ!!」と言うのが指導。
「守れないんだから罰を与える!!」と言うのが罰則。
そうやって学校という社会の中の秩序を守るようにしているのです。
僕が勤める職場にも校則に当たるものがあったりします。
(校則とは言わず『学校のきまり』と呼んでいますが...)
『シャーペンは使ってはいけない。』
『廊下を走ってはいけない。』
『漫画の本は持って来てはいけない。』
細かく言い出すとまだまだあったりもするのですが、概ねこんな感じです。
職種は違ってくるけど、同じ校区の中学校とかだったりすると、
『髪は染めてはいけない。』
『メイクはしない。』
『携帯電話は学校では出さない。』
そんなところではないでしょうか。
それぞれのカテゴリーに合う校則があり、
その校則を守ることが、そこに通う子どもたちには求められていたりするのです。
僕たち大人が、日本という社会で生きていくためにルールを守らないといけないのと同じように、
子どもたちも、学校という社会で生きていく(学んでいく)ためにルールを守らなければならなかったりするのです。
そんなルール(校則)ですが、
何故守らなければならないのか...。
色んな意見があるように思います。
「校則を守るのは、社会のルールを守るための練習。」
「学校の秩序を守るために、校則を守るのは絶対。」
そんな大人側の意見に対して、
子どもたちも色んな意見を持っていたりするのだと思います。
子どもたちなりに、自分たちが過ごしやすくするための意見です。
僕が勤める職場で言うと、
「シャーペンも鉛筆も同じじゃん!!」
「ちょっとくらい廊下を走ったって良いじゃん!!」
「漫画が好きなんだから、自由に持って来ても良いじゃん!!」
そんな気持ちを小学生なりに持っているのだと思います。
また、校区に住む中学生も...
「髪の色なんて成績に関係ないじゃん!!」
「メイクしても、勉強もするし!!」
「携帯電話を出しても、迷惑はかけないから!!」
そんな気持ちを持っていることだろうと思います。
でも、僕はやっぱりそれではダメなのではないかと考えています。
僕は基本、ルールなんて要らないと思っています。
子どもたちが楽しく過ごせるのであれば何だって良いと思っているのです。
書くモノなんて何だって良いと思っています。
廊下だって走りたければ走ったら良いのです。
漫画だって、読書の一つだと思っています。
スマホも、大人も使っているのだから、子どもだって自由に使ったら良いのだと思います。
極端な話、ゲームだって持って来たいのであれば、持ってきたら良いのではないかと思ったりもしているのです。
でも僕は、校則としてそれは禁止すべきだと思っていたりします。
何故ならば...
それらは全てトラブルの元になるからです。
そしてそのトラブルによって、たくさんの人に迷惑をかけてしまうことに繋がるからです。
鉛筆でなく、シャーペンを使っても良いとしてしまうと、確実に授業に支障が出て来てしまいます。
壊れてしまったと言ってくる子どもがいたり、
誰かのシャーペンを盗む子がいたり、
そんな対応に追われてしまうことにより、本来しなければならないことに支障をきたしてしまうことになるのです。
廊下を走っても良いとしてしまうと、確実に怪我人は増えてしまうことになります。
そして「学校の安全対策はどうなっているんだ!!」ということに繋がってしまい、その対応に追われてしまうことになります。
漫画の本を持って来てしまうと、
「誰かの本が無くなった!!」
「誰かが誰かの本を無理やり奪った!!」
なんてことになってしまうことが目に浮かびます。
携帯電話を校内で使っても良いとなってしまうと、
授業中に誰かと誰かがやり取りしている...
そしてそれがエスカレートしてしまい、
誰かに対して攻撃的なやり取りがされてしまう...
なんてことに繋がりかねなかったりするのです。
ゲームだって、校内に持ち込んでしまうと、確実に何らかのトラブルに繋がってしまうのだと思います。
それによって、誰かが嫌な気持ちになってしまったり、
その対応に追われることになる教師が増えてしまうことになるのだと思います。
大人であれば、ある程度決まりを緩くしたとしても、ある程度は自分たちで自制しながらやり繰りすることが出来るのだと思います。
でも、まだまだ成長段階であり、まだまだ自制の効かない子どもたちは、何でもかんでも自由にしてしまうと、それがトラブルの元になってしまい、その結果、誰かの迷惑になってしまったりすることに繋がるのです。
だから僕は校則は必要だと思うし、
未熟な子どもたちだからこそ、校則という縛りのある中で、自制を効かせることを学んでいくべきだと考えているのです。
「どうしてルールを守らないといけないのか!?」
そう聞かれたら、間違いなく「トラブルになるから!!」と答えるようにしています。
そして、
「トラブルにならないんだったら、ルールなんて要らないと思うけど、絶対にそれは無理だよね。」と話すようにしています。
先ずはルールを守ることを教えていかなければなりません。
そして、ルールを守ることが出来るという土台が出来てから、ある程度の自由は与えられるモノなんだと僕は思っています。
持ち物に関しても、
身なりに関しても、
ある程度、自制が効くようになってから、自由にすべきだと思っています。