整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

整理・収納における「精神的効果」

「整理・収納」には3つの大きな効果があります。

「時間的効果」

「経済的効果」

「精神的効果」

の3つの効果です。

「整理・収納」を意識して生活するようになってから、この3つの効果をたくさん実感してきました。

もちろん、未熟な僕はまだまだ改善すべき事もたくさんある訳なのですが、それでもたくさんの効果を実感してきました。

「整理・収納」を通して、僕の所有するモノは厳選され、所有するモノの総量は以前と比べ減ってきています。

所有しているモノはお気に入りのものだけになってきているし、無駄なモノを所有しないようになってきています。

所有するモノが少ないと、モノの管理がずいぶん楽になります。

一つ一つのモノを生かすことが出来ているし、生活の中の全ての行動がシンプルになってきているように思います。

僕は毎朝コーヒーを飲むし、毎晩お酒を飲みます。

その際に使うコップは、それぞれ一つずつしか持っていません。

コーヒー用に使うマグカップも、お酒を飲むときのタンブラーも一つしか持っていないのです。

だから、それぞれの飲み物を飲む際には、どれを使うか迷う事もないし、決まった場所から決まったコップを取り出すだけになっているのです。

過去の僕はたくさんの食器を持っていたし、その中には使わない食器がたくさんあったように思います。

コップも同じで、たくさんのコップを持っていた事により、使う事のないコップがたくさんあったように思います。

そういった状態がモノの散乱を招いていたのだと思います。

使わない食器を保管する場所が必要になり、その場所を確保するために無理に食器を詰め込んでしまう。

そうする事で、生かされていない食器はますます生かすことが出来ない状態になっていたのです。

また、たくさんの食器がある事で、お気に入りの食器にも悪い影響を与えていたように思います。

使った後「まだ他にもあるから...」なんて思考になってしまい、洗い物を後回しにしていたのです。

その結果、キッチンの流しには、使い終わった後の洗われていない食器が山のように溜まっていたのでした。

そんな状況だったから、僕の心はいつも落ち着いていなかっただろうし、心に余裕を持つことが出来ていなかったのだと思います。

そんな過去の僕でしたが、今の僕はそうではありません。

今の僕はお気に入りのモノだけを所有し、そのお気に入りのモノだけを使いながら心地良く過ごす事が出来ています。

コーヒーを飲むときのコップも、お酒を飲むときのコップも一つずつしか所有していない事により、使い終わった後すぐに洗わなければならない状態になっているのです。

そうしておかないと、次に使う時には洗う所からのスタートになってしまうからです。

過去の自分とは違い、「まだ他にもあるから...」の思考を持つことが出来ない状況になっているのです。

「使ったら洗う」というシンプルな思考を持たざるを得ない状況になっているのです。

そういった状況にしている事により、後回しやモノが散乱する事はなく、僕の心はいつも落ち着いた状態になっているし、以前と比べると心に余裕を持つことが出来ているようなっていると思っています。

もちろん過去と比べて、今は1人で生活しているという事もあるのかもしれませんが、過去の僕は明らかにモノを所有し過ぎていたように思います。

人数に対して、所有するモノの量は明らかに多かっただろうし、改善する所はたくさんあったように思います。

それは食器だけではなく、所有するモノ全ての量が人数に対して多かったように思います。

そんな時の僕には、心の余裕なんてなかったように思います。

「整理・収納」を通して、所有するモノのを厳選し、お気に入りのモノだけを所有する事が出来るようになってきました。

そんな状況に出来ている事で、僕の心はいつも落ち着いているし、心に余裕を持つことが出来ています。

正にこれが「整理・収納」による「精神的効果」だと僕は思っています。

「整理・収納」を徹底する事により、心が落ち着き、心に余裕を持つことが出来ています。

所有するモノはお気に入りのモノだけになり、所有するモノ一つ一つを生かすことが出来るようになっています。

思考がシンプルになり、一つ一つの行動をシンプルにする事も出来ています。

何が起きても動じない、ブレない自分に近づくことが出来ているような気もしています。

こういった一つ一つの実感が、僕を少しずつ成長させるのだろうし、僕にとっての心地良い暮らしが実現出来るのだと思います。

「整理・収納」で実感出来る「精神的効果」。

これからも大切にしていきたいと思います。