所有するモノを厳選し、本当に必要なモノだけを所有することで、生活の質は向上します。
身の回りが必要なモノだけになっており、不要なモノが一切ない、そんな生活を目指すべきだと思っています。
自分にとって本当に必要なモノとはいったいどんなモノなのか...
それは自分にしか分からず、自分以外の人が決める事ではありません。
一つ一つのモノとじっくり向き合う事が大切だろうし、自分とじっくり向き合う事も大切になります。
自分とじっくり向き合う事で、自分の趣味趣好が見えてくるだろうし、自分の生活スタイルがよく見えてくるようになります。
その見えてきた趣味趣好や生活スタイルに合ったモノを所有すべきなのだと思います。
僕は「整理・収納」を大切にして、日々生活をしています。
「整理・収納」の理論をもとに、所有するモノを厳選し、日々の生活の質を高めようと考えているのです。
僕が考える「整理」とは、必要なモノだけにする事です。
僕が考える「収納」とは、モノの定位置を決め、モノを使いやすくする事です。
その「整理・収納」は目に見えるモノだけでなく、目に見えないモノやコトにも当てはめて考えるようにしており、頭の中に抱えるモノも必要なモノだけにし、そのモノを使いやすくしようと考えているのです。
ずいぶん前から「ミニマリスト」という言葉をよく耳にするようになっていますが、僕は決して「ミニマリスト」ではないと自分の事を分析しています。
僕の場合は、必要なモノであれば所有しても良いと思っているのです。
無理にモノを減らそうと考えるのではなく、自分の趣味趣好や生活スタイルに合うモノであれば、ある程度は増える事も良しと考えているのです。
でも、決してミニマリストの考えを否定している訳ではありません。
そもそもミニマリストの事を良く分かっていないし、どういった考えがあるのかもよく分かっていません。
もしかしたら僕がイメージしているミニマリストは本当のミニマリストではないのかもしれないし、僕が間違った捉え方をしているだけなのかもしれません。
ただ漠然と所有するモノを減らそうとするのが、ミニマリストではないかと思っているくらいで、本当はそうではないのかもしれません。
人が大切にしたい事は様々だろうし、価値観はそれぞれで良いと思っています。
だから決してミニマリストの考えを否定している訳ではないのです。
ただ、僕は「整理・収納」を大切にしているだけで、決してミニマリストではないと自分の事を分析しているのです。
自分とじっくり向き合い、自分の事がよく分かった上で、所有するモノを決めているし、所有するモノを厳選するようにしているのです。
「整理・収納」を意識して生活するようになって、生活の質はずいぶん向上したように感じています。
自分にとって必要なモノだけを所有出来るようになっているし、不要なモノが視界に入らないように生活できるようになっています。
住んでいる家自体は築50年を超えたおんぼろな団地ですが、それでも自分にとっては心休まる、安心できる場所にする事が出来ています。
それは自分とじっくり向き合い、自分にとって必要なモノだけを所有しているから実現出来ている生活なのだと思っています。
ミニマリストのようにモノが少ない訳ではないのかもしれませんが、自分のお気に入りのモノだけを所有する事が出来ているから実現出来ている生活なのだと思います。
人によっては、「そんなに必要ないじゃん!!」と思うモノを所有しているかもしれませんが、僕にとってはそれは必要なモノだと思っているし、所有している事に後悔の気持ちは抱えていないのです。
それはじっくりそのモノと、自分と向き合ってきたからだと思います。
その過程が大切だろうし、それをする事が僕が考える「整理・収納」では大切なのだと思います。
ただ単にモノを減らしさえすれば良いのではありません。
一つ一つのモノと、自分と向き合う事が大切なのだと思っています。