勘違いかもしれないけれど...
大きな勘違いかもしれないけれど、
それなりに今の職場では評価されているように感じています。
自分より年上の人からも、
自分より年下の人からも、
それなりの評価を感じているのです。
やっぱり自分の事を肯定的に見てくれている事に嬉しい気持ちを抱えているし、そんな環境に居心地の良さを感じています。
さほど好きでもない仕事ですが、それでもこれからも続けようと思えているのは、そういった環境があるからなのだと思います。
やっぱり人はある程度は認めてもらえる環境に身を置くべきだろうし、そういった環境のもと、自分の力を発揮する事が大切なんだと思います。
どれだけ好きな事でも、自分を認めてもらえない、肯定的に見てもらえない環境であれば、好きな事を好きでい続ける事はとても難しい事なのではないかと思います。
大好きなラグビー...
実は大学の4年間に関しては辛い気持ちを抱えながら向き合っていたように思ったりもします。
というのも、競争が激しく、蹴落とし合いが多くあったクラブでは、なかなか自尊感情を保つ事が出来ていなかったように思うからです。
レベルが高く、ポジションを勝ち取る事が出来なかった僕は、クラブ内で自分の居場所を見つける事が出来ていませんでした。
そんな中、試合に出場する事もなく、ベンチのメンバーにも入る事も出来ない僕はラグビーに対して悲観的な気持ちを抱えていたように思います。
「こんなはずじゃないのに...」
「試合に出られないんだったら...」
そんな気持ちを抱えていたとともに、ライバルの選手からは心無い事を言われたりする事が頻繁にありました。
「ほんま下手くそやな!!」
「ラグビー向いてないんじゃないの??」
競争の激しいクラブでは、そういった蹴落とし合いがあって当然なのかもしれません。
ただ単に僕があまちゃんだっただけなのかもしれません。
でもとにかく、そういった環境が大好きなラグビーに対しての悲観的な気持ちを生み出してしまっていたのだと思います。
そして、そんな気持ちでラグビーと向き合っていても、良い結果なんか生まれる事なんかあるはずも無かったのだと思います。
もちろん、僕の実力不足だし、僕のメンタルの弱さに原因があったとは思います。
ただ、もう少しのびのび出来る環境でラグビーと向き合う事が出来ていたら、もう少し違う結果が生まれていたのかもしれません。
もう少し認めてもらえる。
もう少し肯定的に見てもらえる。
そんな環境でラグビーが出来ていたらと思ったりもするのです。
僕は自分の力を最大限発揮するためには「環境」がとても大切だと思っています。
自分を認めてもらい、肯定的に見てもらえるからこそ自信を持って物事に向き合う事が出来るのだと思います。
そして、そんな環境が好きになり、居心地が良いと感じる環境の中で、存分に自分の力を発揮する事が出来るのだと思います。
僕は大した能力もないし、これといった特技なんかも持ち合わせていない、ごくごく普通の中年のおじさんです。中の下くらいの人間です。
それでも気持ち良く働く事ができ、それなりに評価されるのは、力を発揮出来る環境に身を置いているからだと思います。
好きな仕事ではないけれど、自分の力を発揮出来る今の仕事を僕は結構気に入っているのです。
もしかしたら、大学生の頃の僕のように悶々と暮らしている人がいるのかもしれません。
そんな時は、自分が「お気に入り」と思えるような環境に身を置く事べきなのかもしれません。
自分を肯定的に見てもらえる。
力を存分に発揮出来る。
そんな環境を見つける事が、毎日を心地良く、幸せに過ごしていくために欠かす事が出来ない事なのかもしれません。
そんなお気に入りの仕事を見つける事が出来た僕...。
本当に幸せだと思うし、これからもそんな今の仕事を大切にしていこうと思っています。