整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

無理をしない視点

「無理をしない」という視点を持っておきたいと思っています。

「ここは頑張りどき!!」

「ここを乗り越えれば...。」

そんな思考になってしまい、自分を追い込んだ経験は誰もがあるのではないかと思います。

もちろん、人生にはきっと勝負所があるのだろうし、その時にどれだけ頑張るかで、その先の人生が大きく変わる場合もあるのかもしれません。

それが受験であったり、

就職であったり、

はたまた結婚であったり。

それぞれが思う勝負所で、どれだけ頑張る事が出来るかで、その後の人生が大きく変わるのかもしれません。

かくいう僕も、人生で2度ほど勝負所があったように思います。

高校時代に夢中になった「ラグビー」と、

30歳を過ぎてから受けた「教員採用試験」です。

両方とも、その時に抱えていた何よりも優先して取り組んだし、その事だけを考えて取り組んでいたように思います。

そして、ギリギリまで自分を追い込み、目標に対してとことん取り組んだのが以上の2つだったように思います。

レギュラーとして試合に出て、全国大会に出場したい。

採用試験に受かって正規職員として働き、生活の基盤をしっかり築きたい。

そんな強い思いがあったからとことん自分を追い込む事が出来たのだと思います。

ただやはり、その時の僕はかなりの無理をしていたと思うし、たくさんの抱えている事や、僕に関わるたくさんの人に負担をかけていたように思います。

僕の目標に寄り添ってくれた家族には本当に負担をかけていたと思うし、

会社を辞めて教員になると決めてからは、たくさんの不安や心配を抱えさせていたように思います。

そして、ラグビーや採用試験以外にも取り組まなければならない事があったのに、それには目も向けなかった事により、たくさんの事が抜け落ちていたように思います。

本当だったら高校生が学んでおかなければならなかった事を学ぶ事が出来ていなかったと思うし、

2人の息子にもっと関わるべきだったのかもしれないとか思ったりもしているのです。

勝負所で頑張り、結果を出せて得た事は大きなモノなのかもしれないけれど、その影には得る事が出来なかったモノや、失ったモノもあるのかもしれません。

これから先も、もしかしたら勝負所と思える何かがあるのかもしれません。

もちろん、過去と同じようにそれに対してとことん取り組む事も大切なのかもしれないけれど、

そうではないという視点も持ち合わせておきたいと思っています。

何が正解なのかは誰にも分からないけれど、それでも物事を冷静に見る事が出来る視点を持っておきたいと思っていますを

そのためにはモノが少なく、モノが散乱していない「整理・収納」が徹底された環境を整えるべきなんだと思っています。

いつ如何なる時でも、大きくブレる事なく、その時の最善の選択が出来る環境を整えておきたいです。

そこが本当の勝負所で、無理をすべき時なのか...

はたまた無理をせず、余裕を持ちながら抱えている物事全般に目を向けるべきなのか...。

無理をしないという選択肢も持ちながら、物事と向き合いたいと思います。