整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

好きな事

今、好きな事を仕事に出来ていますか?

世の中のほとんどの人が「出来ていない」と答えるのではないでしょうか。

そんな僕も、出来ていない側の人間で、特段今している仕事が好きではありません。

では、好きな事を仕事に出来ている人たちってどんな人たちなのでしょうか...。

そしてその人たちは幸せなのでしょうか..。

ざっくり考えると、プロのスポーツ選手なんかはその部類に入る人たちなのかもしれないとか思ったりもします。

子どもの時から野球が好きで、そんな野球好きの人がプロ野球選手になる。

プロの選手になれば、1日中その競技の事だけを考え、その競技に没頭出来る。

そんな環境にいる事が出来ている選手は本当に幸せなのかもしれません。

ただ、ただですよ、

本当にプロのスポーツ選手がみんなそうなのかと考えてみたら「そうでもないのでは?」と疑いの気持ちも沸々と湧いてきます。

どの競技においても、たくさん給料をもらい、試合で活躍出来る選手は一握りです。

ここ最近、大谷選手の話題で持ちきりになっていますが、プロのスポーツ選手がみんな大谷選手のように成功しているわけではないし、ほとんどの選手は大谷選手のようにスポットライトが当たらないまま選手生活を終えると聞きます。

恐らく100年に1人出るかどうかレベルの選手が大谷選手だと思うし、そんな大谷選手は別格の話だと思います。

であるならば、ほとんどの選手がスポットライトの当たらない選手になる訳で、そんな選手たちは本当に好きな競技に没頭出来ているのでしょうか?

団体競技であれば、試合に出場するための競走と闘いながらトレーニングに励み、

試合に出場したとしても、いつ切られるか分からない契約との重圧に押し潰されそうな状況になっている事だろうと思います。

個人競技でも、相手に勝つためや自分の記録との闘いに日々押し潰されそうな重圧を抱えている事だろうと思います。

そんな重圧と結果を求められている選手たち...。

その重圧や結果は僕たち、のほほんと暮らしている人たちには想像出来ないものなんだと思います。

そんな重圧の中で競技に向かい合っていたとしても、「好きな事を仕事に出来ている」と思えるのでしょうか。

中には「そんな重圧がたまらん」なんて思っているドMな選手もいるかもしれませんが、ほとんどの選手がその重圧にストレスを感じている事だろうと思います。

だから、ほとんどのプロのスポーツ選手は「好きな事を仕事に出来ている」という訳ではないのだと思います。

仮に僕が大好きなラグビーに携わりながら暮らしていたとしても「好きな事を仕事に出来ている」とは思えないように思います。

というのも、僕はラグビーは見るのが好きだし、プレイヤーになったとしても肩の力を抜きながらプレーに集中したいと考えると思います。

大好きなラグビーをする時に、契約や競争なんて余計な事を考えたくないし、ラグビーという競技を純粋に楽しみたいと思うはずです。

確かに、学生時代の僕は競争を楽しんでいる部分はあったのかもしれません。

でもそれは「生活出来る」という保証があったから楽しむ事が出来ていただけです。

親が僕を養ってくれているから、そんな競争を楽しむ事が出来ていただけなのです。

競争に負けたとしても、生活が出来なくなる訳ではないし、どうって事ないという気持ちがあったからだと思います。

でもそれが仕事になってしまうと、そういう訳にはいかない訳で、楽しむ余裕がなくなるのではないかと思います。

と考えると、好きな事は仕事にすべきではないと思ったりもするし、仮に仕事に出来たとしても、好きでい続ける事はすごく難しい事なのではないかと思ったりもします。

だから、結局は好きな事が仕事というのは、普通はかなり難しい事なんだと思うし、なかなかあり得ない事なんだと思います。

僕は今の仕事があまり好きではないけど、それでも自分の生活スタイルを維持しながら働く事が出来ています。

だから僕は今の仕事が好きではないけど、結構気に入っていたりします。

これからもそんな今の仕事を肩の力を抜きながら続けていきたいと思っています。