今週の仕事も今日で終わり。
土・日が休みの仕事をしている僕からすると、金曜日の今日を乗り越えると、一旦心を休める事が出来ます。
仕事のある平日も、なるべく心地良く、前向きに過ごせるようにしようと考えて生活をしていますが、やっぱり金曜日になる頃には疲れているし、イライラする事もたくさん抱えているように思います。
今週も色々ありました...。
僕の指導の仕方に対して、色々言ってくる人がいたり、
自分の都合の良い事ばかりを主張する人がいたり、
ルールを守ろうとせず、好き放題しようとする人がいたり、
それは大人も子どもも同じで、社会で生活をしていると色んな価値観を持った人と関わる事になるのだと思います。
もちろん、僕が間違っている場合もあります。
僕の指導が間違っていたり、
相手から見ると、僕も都合の良い事ばかり主張しているように見えたり、
ルールを守っていないのは、そもそもそのルールが理不尽だったり、
そういう場合もあるという事を視野に入れながら、社会生活を送らなければならないのだと思います。
ただ、僕は何の考えもなしに発言や行動をしている訳ではなく、一つ一つの物事とじっくり向き合いながら考えているし、その考えをもとに発言や行動をするようにしているのです。
周りから見て、僕がどう映っているのか分かりませんが、僕は僕なりに一つ一つの物事と丁寧に向き合っているし、真剣に向き合うように心掛けているのです。
そんな中、今週は上司と意見をぶつけ合う事が多い1週間でした。
今の上司は僕の事をそれなりに評価してくれているし、僕に対して優しく接してくれているように思います。
僕の働き方(早退社)を認めてくれているし、それなりに頼りにもしてくれているように感じています。
ただ、僕の子どもへの指導に対して、「それはどうなの?」と意見を言われることがたま~にあります。
僕は子どもに対しての指導に関しては、よく吟味を行った上で指導をするようにしているつもりです。というかしています。
現在の教育現場では、昔と比べると指導をする事に対するリスクはかなりの割合で高くなっているように思います。
教師に対する信用が低下している事が大きな要因になっていると思うのですが、少しでも子どもに指導が上手く入っていないと、すぐにリンリンと電話が鳴り出すのです。
そういった事に対応する事も仕事と捉えるのであれば、それはなるべく減らしたい仕事であるし、なるべく作りたくない仕事とも言えるように思ったりもします。
ただでさえやることが多いにも関わらず、新たにネガティブな仕事を増やす事はしたくありません。
だから、指導をする時というのは、どうしてもそういったリスクが付いてくるという事を視野に入れながら指導しなければならないのです。
恐らく、上司はそういったリスクを考えた上で、僕に「どうなの?」という意見を言ってきたのだと思います。
ただ、僕はやはり「そもそも」は大切にしたいと思っているし、それを粘り強く伝えていく事は大切にしたい事だと考えているのです。
ここでいう「そもそも」とは、「ダメな事はダメ」という事です。
ダメな事を伝える事は、僕の子どもへ関わる「そもそも」であり、譲ってはいけない考えだと思っています。
僕は親でもなければ、近所に住むおじさんでもありません。
あくまでも一人の教師として、学校という社会で子どもたちと一緒に集団生活を行っている一人の人間です。
だから、子どもたちが安心して過ごせるように、安心して学べるような環境を整える事が僕の大切なやるべき事だと考えています。
その中では、やはり「ダメな事はダメ」と言える強い気持ちは持っておかなければならない事だと考えているし、リスクを被ってでも伝えていかなければならない事だと考えています。
それは、教師としての威厳に関わる事だと考えているし、一人の人間として譲りたくない事だと考えているのです。
別にグレーな事に対して、「ダメ!!」と言おうと考えている訳ではありません。
何でもかんでも「ダメ!!」ではなく、明らかな黒や、黒よりのグレーであれば「ダメな事はダメ」を主張するようにしているくらいです。
グレーな事であれば、子どもたちと議論を重ねる事はするようにしているし、子どもたちの主張する事を優先する事もあります。
何でもかんでも決めつける事はしたくないと思っているし、よく分からない決まりや考えであれば、そんな物は捨ててしまえば良いと思っています。
でも、ダメな事はダメだということは伝えていきたい事だと考えているし、僕にとっては譲れない事だと考えています。
グレーだとか、白だとかあるのかもしれませんが、そんな事ではなく、もっと大きな枠でくくった何かがあると思っています。
人と関わる中では、様々な何かが存在しているように思います。
そんな中でも、譲れない大切な事はあるように思います。
そんな大切に思っている事を、見失わないようにしたいと思っています。