理想の40代には程遠い仕上がりになっている現在の僕。
僕がイメージしている40代とは、少し違う感じになっているように思っています。
では、僕がイメージしている40代とはどんな40代なのか...。
- 欲望がなさそう。
- なんでも知っている。
- 何を聞かれても的確に答える事が出来る。
- いつも冷静。
- 頼りがいがある。
- どんな時もドンと構えている。
こんな感じかなと思ったりしています。
自分の父親や会社に勤めていた時の上司の40代の頃といえばこんな感じだったのではないかと思います。
では、それが僕の思う理想の40代かというと、そうでもないのかもしれないとか思ったりもします。
イメージしているものが、必ずしも理想とは限らないのです。
上にあげたものを全て兼ね備えていたとしても、それが僕の思う理想の40代なのかと言えばそうではないように思っているのです。
確かに、欲望にまみれた人間に魅力を感じる事はないのかもしれません。
でも、欲望のない人間なんていないだろうし、大切なのは欲望まみれだという事を悟られない事が大切なのではないかと思います。
「あの人、欲望にまみれていて余裕ないよね...」
なんて思われる人にはきっと魅力はないだろうけど、かといって欲望の欠片すら見えない人にも人間味を感じる事もないように思います。
欲望を感じさせることがなく、賢者のような佇まいをかもし出している人...
それはそれで近寄りがたくなってしまうし、そんな人と僕は今まで出会った事がないように思います。そして仲良く出来る自信がないように思います。
父親も上司も、そんな賢者のような感じではなかったし、かといって欲望をかもし出していたかというとそうでもなかったように思います。
きっと、それなりの欲望は抱えていたのだろうと思うし、それを悟られないようにしていた感じだったのだと思います。
だから、欲望がなかったのではなく、悟られないようにしていただけなのだと思います。
そう考えると、大切なのは、欲望を悟られないくらいの余裕を持つことなのだと思います。
「欲望は持っていてもいいけれど、それを悟られないようにする。」
それが僕の思う理想の40代だという事なのです。
欲望にまみれている今の僕ですが、それ自体は悪い事ではなく、それを他の人に悟られないようにする事が大切なのだと思います。
今の僕はそれが出来ているのか...
危ういところもあるのかもしれませんが、誰かに自分の欲望の話をする事なんてほぼないし、そこまで深くコミュニケーションを取る人もいないように思います。
であるならば、意外とそこは悟られていないのかもしれないとか思ったりもします。
ギリギリセーフなのかもしれません...。
次に「何でも知っている」「何を聞かれても的確に答える事が出来る」に関してですが、これに関しては諦めている所もあるように思ったりもします。
「何でも知っている」といっても、インターネットが普及している現在、分からない事があっても調べればすぐに知る事が出来るし、知っていなくても調べればいいだけだと割り切っている自分がいるのです。
「何を聞かれても的確に答える事が出来る」という事に関しても、すぐに答える必要はなく、じっくりその物事と向き合いながら考える事の方が大切だと考えています。
的確な答えというのは決まってなくて、その時の状況によって変わってくるものだろうし、人によって違うものだと思います。
だから答える際には、相手の話をじっくり聞き、その物事とじっくり向き合いながら、その時の状況を把握する事が大切だと思っているのです。
そしてそもそも、的確な答えというのは相談された人が持っているのではなく、相談をした人が持っているものなのだと思います。
その相手が持っている的確な答えを引き出す事が大切なのだと思います。
そう考えると、的確に答える事は僕には出来ないだろうし、答えるというよりかは「答えを一緒に導き出す」という方がしっくりくるように思います。
僕の思う理想の40代は「何でも知っている」「何を聞かれても的確に答える事が出来る」とかではなく、
「困った時に一緒にじっくり向き合い、正しい答えを一緒に導き出す。」
そんな事が出来る人が、理想の40代なのかもしれないとか思ったりします。
そんな事を書いていると、少し文章も長くなってきたので、今日はこのくらいで終わろうと思います。
とりあえず、僕の理想とする、目指したいと思っている40代は...
- 「欲望は持っていてもいいけれど、それを悟られないようにする。」
- 「困った時に一緒にじっくり向き合い、正しい答えを一緒に導き出す。」
の2つが出来る人ということなのです。
そんな理想の40代を目指していきたいと思っています。