整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

40代の自分

41歳と8ヶ月...今の僕の年齢です。

自分がイメージしていた40代とはかけ離れた自分が仕上がっているように思います。

自分が思い描いている40代...。

まず一番に思いつくのが、一番身近にいた父親です。

今の僕とおなじ41歳の時の父親は、僕が17歳の時です。

今思えば、割と若くして僕の父親になっていた事になるし、今の僕に高校生の息子がいると考えるとそれはそれでかなり若い父親だったのだなと思います。

高校生の時の僕を支えてくれていた父親の存在はとてつもなく大きな存在だったし、僕にとっては欠かす事の出来ない大きな存在だったと思います。

何を聞いても的確に答えてくれていたし、どんな事に対してもドンと構えているような、そんな頼りになる存在だったように思います。

本当に偉大な存在だったと思うし、そんな父親のように今の僕がなれているかというと、100%なれていないと思っています。

他にも、僕がイメージする40代と言えば...

会社に勤めていた時の同じ部署にいた上司です。

課長や係長辺りの役職に就いていた人が、丁度今の僕と同じ位の年齢だったのではないかと思います。

この人たちも僕にとっては大きな存在だったように思います。

僕の知らない世界で、僕の知らない事をたくさん知っていたし、どんな事にも親身になって相談に乗ってくれていた人たちでした。

話し方や言い方は凄くぶっきらぼうだったし、たくさんの厳しい言葉や嫌味なんかも言われてきましたが、今思えば言われていた事に間違いはなかっただろうし、それなりに僕の成長の事を考えてくれていた人たちだったのだなと思います。

そんな上司も僕にとっては大きな存在だったし、今の自分と比較すると、そんな上司のようになれているかというと、なれていない部分もたくさんあるように思ったりもします。

今の僕は、僕がイメージする、知っている40代にはなれていないと思うし、まだまだ未熟な自分だなと痛感しています。

どんな事に対してもドンと構える事なんて出来ていなしい、自分よりも若い職員に対して的確なアドバイスも出来ていないだろうし、心に刺さるような話をする事も出来ていないように思います。

そして何よりも、僕自身が20代くらいの頃からそれほど変わっていないのではないかと思う事がたくさんあるのです。

いつまでたっても物欲に襲われてしまっている自分がいるし、いつまでたっても欲望に苛まれている自分がいるのです。

ここ最近でいえば、やはりお金を使う事ばかり考えてしまっている自分がいます。

「暖かくなってきたし、新しい服が欲しいな~。」

「テレビ台が小さいし、大きなモノが欲しいな~。であるならば大きなテレビも欲しいかも...」

「キレイなお姉さんがいるお店に行きたいな~。」

そんな事ばかり考えてしまっている状況なのです。

僕が見てきた40代の人たちはこんなこと考えていなかっただろうし、もっと大人としての落ち着いた感じがあったように思います。

今の僕は、20代や30代の頃に漠然とイメージしていた40代では全くないと思うし、僕が見てきた40代の人たちからは遠くかけ離れた仕上がりになっているのです。

更に最近の僕は、人恋しさも抱えてしまっており、特定の異性を求めてしまっている状況にあるのです。

本当に気持ちの悪いおっさんだと思うし、そんな自分が残念で仕方ないと思ってしまっているのです。

職場には若い女性職員が数名いますが、その中には「可愛いな~。」なんて思ってしまうような素敵な人もいるわけで、そんな人に声を掛けてしまいそうな自分に恐怖を感じてしまっているのです。

客観的に見ると、本当に気持ちの悪い人間だと思ってしまうし、冷静に考えるとだいぶ痛いおっさんだと思ってしまいます。

今まで僕が見てきた、40代の頃の父親や会社の上司はきっとこんな感じではなかったように思います。

そう考えると、今の僕の仕上がりは本当に残念な感じだと思います。

仮に「ざんねんないきもの辞典(40代男性編)」が出版されるのであれば、表紙を飾ることが出来るのではないかと思ってしまうくらいの仕上がりになっています。

そんな今の僕ですが、そんな自分と向き合わなくてはならないし、そんな自分を大切にしたいと思っています。

残念な事ばかりを考えていますが、一つ一つとじっくり向き合い、今の僕にとって一番良い選択をしていきたいと思っています。

理想としている40代からはかけ離れていますが、少しでも理想に近づけるようにしていきたいと思っています。

理想の40代...

理想の40代って何だろう...?