学生時代にラグビーをしていた僕。
勉強嫌いな僕が大学まで進学出来たのはラグビーがあったからだし、勉強が嫌いな分「ラグビーだけは。」的な感じでラグビーに関しては頑張って来ました。
そんなラグビーからは、たくさんの事を学ぶ事が出来たし、今社会でそれなりに人から認めてもらいながら生きる事が出来ているのは、ラグビーを頑張って来たからだと思っています。
今まで、人生のあらゆる場面でラグビーに照らし合わせながら考えて行動してきました。
苦しい時、どんな心持ちで乗り切ればいいのか。
何かに迷った時、どのように進むべきなのか。
そんな人生の分岐点、ラグビーで学んだ事を活かしながら歩んで来たように思います。
僕にとってラグビーは心の支えであり、ある意味心の拠り所である宗教的な意味合いのあるものになっているように思います。
何かに行き詰まった時、
何か困った時、
どんな時でも、僕に進むべき道を示してくれているのがラグビーで学んだ精神だと思っているのです。
どれだけ苦しくても、我慢していればきっと何かの光は見えて来るだろうし、
どれだけ大きな壁でも、一つ一つ丁寧に乗り超えていけば、新たな道が見えて来るのです。
自分をしっかり持ち、自分なりの信念を持ちながら物事と向き合う事で、きっと道は開けて来るのです。
ラグビー選手として大した実績もない僕ですが、それでも努力はしてきたし、真剣に打ち込んでは来ました。
そんな向き合い方が出来た事により、得る事はたくさんあったという事なのだと思います。
そしてそれは、僕の場合がたまたまラグビーであっただけで、それはラグビーでなくてもなんでもいいのだと思います。
スポーツだけに限らず、音楽でもいいし、絵画でもいいし、はたまたどの分野にも属さない事でもいいのです。
とにかく何かに打ち込み、その中から自分を見つけ、自分なりの正しいと思う生き方を見つける事が大切なのだと思います。
それが自分の生きていく中での心の支えになり、厳しい現代社会をたくましく生きていく事が出来る事に繋がるのだと思います。
僕には2人の息子がいますが、一緒に暮らしていないため、そんな話をする機会がほとんどありません。
ただただそんな生き方をして欲しいと願う事しか出来ない状況にあるのです。
申し訳ない気持ちをたくさん抱えていますが、それでも願う事はこらからも続けていきたいと考えています。
願うだけでは何も変わらないのかもしれません。
それでも、2人の息子が心地良く生きて行く事を願っていきたいと思います。
僕で言うラグビー的なモノを、2人の息子も見つけてもらえたらいいなと願っています。