僕がモノと向き合う際に大切にしている事があります。
モノを増やす際にはその大切な事を基準にしており、それに当てはまるかどうかで増やすかどうかを決めているのです。
その基準が...
①そのモノは本当に必要なのか。
②そのモノは自分の生活スタイルに合っているモノなのか。
③そのモノを生かす事が出来るのか。
これら3つの事を基準にして、増やすかどうかの判断をしています。
今僕は「いいな〜。」と思うモノがあり、それを購入しようかどうか迷っています。
「勢いで買っちゃおっかな〜。」
「次の給料が入ったら買おう!!」
毎日そんな事ばかりを考えているのです。
考える度に「一旦冷静になろう...」や「こんな感じで買うと絶対後悔するぜ。」なんて思考を持つようにしているのですが、それでもお酒を飲んだ時や暇な時間が出来ると「いいな〜。」なんて考えてしまっているのです。
こんな時こそ、3つの基準を思い出し、それを基準にして決めればいいのだと思います。
ちなみに、今僕が「いいな〜。」と思っているモノは...
ラグビーのTシャツと短パンです。
大のラグビー好きの僕。
海外の強豪チームのウェアであり、なかなか手に入らないモノが今ネットで購入する事が出来るのです。
好きな選手が所属しているチームという事もあり、僕にとっては「これはっ!!」となっているモノを見つけてしまったのです。
そんなTシャツと短パン...僕にとっては魅力的なモノであり、かなり「欲しい!!」と思ってしまうモノなのです。
ある意味そんな好きだと思えるモノは、僕にとっては必要なモノと言えるのかもしれません。
持っているだけで幸せな気持ちになれるのだろうし、唯一の趣味と言えるラグビーに関わるモノを購入する事くらいは許容範囲と考えてもいいのかもしれません。
だから、「①そのモノは本当に必要なのか。」という事に関してはクリアしているのかもしれないのです。
でも他の
②そのモノは自分の生活スタイルに合っているモノなのか。
③そのモノを生かす事が出来るのか。
に関しては当てはまらないように感じたりもします。
②に関しては、今の生活スタイルには合ったモノなのかもしれません。
小学校で教師をしている僕、割と頻繁に運動出来る格好をしているのです。
というのも、週に3回は体育の授業があったり、職員作業があったり、割と頻繁に動きやすい格好をしておかなければならないのです。
特に夏場に関しては、大量に汗をかくという事もあり、涼しく、動きやすい格好で仕事をしている事が多いのです。
だから、今の生活スタイルであれば必要なモノであると思うし、生活スタイルにあったモノだと言えるのです。
また、頻繁に着る事があるため、
「③そのモノを生かす事が出来るのか。」に関してもクリアしているようにも思ったりもします。
頻繁に着る事が出来るため、服の持つ本質である「着る」という事を十分満たす事が出来ているように思います。
たくさん着てあげる事が出来るウェアであれば、それで何の問題もないように思います。
ただ、今の生活スタイルであればの話であり、それが次の夏のシーズンも続くのであれば、何の問題もないというだけの話なのです。
では、次の夏のシーズンも同じような生活スタイルが続いているのかというと、それはどうやら違うという感じになっているのです。
というのも、次の4月からは今のような担任という立場ではなく、違う立場で働く事が決まっているのです。
体育の授業をする事もないし、
今ほど体を動かす事もない働き方に変わるのです。
そんな状況の中、今「欲しい!!」と思っているTシャツと短パンは本当に必要なモノなのかと考えると、少し疑問に思ってしまっているように思うのです。
ラグビー好きの僕にとっては魅力的で持っているだけで嬉しく、幸せな気持ちになるモノなのかもしれません。
ただ、これからの生活スタイルに合っているモノなのかと考えると不安になってしまうし、
そのTシャツと短パンを生かす事が出来るのかと考えると不安になってしまうのです。
とか考えていると、今「欲しい!!」と思っているTシャツと短パンは「不要なモノ」になるのかな〜なんて考えてしまいます。
今までの僕であれば、勢いやお酒に酔っ払った流れで購入していたように思います。
そんな中で購入したモノの中には、僕にとって大切なモノになったモノもありますが、そうではなく、後悔を抱えてしまうモノもあったように思います。
だからこそ、間違いのない買い物をしたいと思っているし、無駄なモノを増やしたくないという思いがあるのです。
今回、恐らく僕は購入しない選択をする事だろうと思います。
これからの生活スタイルに合ったモノではないだろうし、そんな状況ではそのモノを生かすことなんか出来ないのだと思います。
そして何よりも、そんなモノは僕にとっては必要なモノではないのだと思います。
「いいな〜。」なんて思うモノなのかもしれないけれど、それでも今回は見送ろうと思います。
その判断は決して間違っていないだろうし、後悔という余計なモノを抱えなくて済むようになると思います。
モノとじっくり向き合ったからこそ行き着いた判断。
これからも同じようにモノと向き合っていきたいと思っています。