整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

僕にとっての「収納」

僕が考える「収納」とは、モノの定位置を決め、モノを使いやすくすることです。

ただ単にモノの定位置を決めるだけではダメです。

その場所を定位置にする事により、そのモノが使いやすくなることが大切です。

使用頻度の高いモノに関しては、取り出しやすい所を定位置にしないといけないし、使用頻度の低いモノに関しては、ある程度取り出しにくい所でも良しとしています。

自分の生活スタイル、生活動線を把握した上で定位置を決める事が大切です。

それが、一つ一つのモノを生かすことに繋がるし、シンプルな思考を持つ事にも繋がると考えています。

僕の場合、普段の生活でよく使うモノは4つに分けられた引き出しBOXに入れています。

使用頻度の高いモノということで、僕の生活動線の中でも、一番取り出しやすい場所にそのBOXを置くようにしています。

使用頻度の高いモノは、取り出しやすい場所に起きます。

部屋に入ってすぐにあるカウンターです。

出先から帰った際に、まず持ち出していたモノを定位置に戻すようにします。

基本カバンを持たない僕の場合、ポケットに入れている財布、スマホ、文庫本、首に掛けているヘッドフォン、手首に装着している腕時計。

それら全てを定位置に戻すようにします。

外出時はこの引き出しのモノを持ち出します。

その定位置はもちろん取り出しやす場所、直しやすい場所にしているので、僕の行動には無駄がありません。

疲れている時、面倒だと感じる時でも、まず帰ったら定位置に戻すことが出来ているのは、直しやすい場所を定位置にしているからです。

そして、出かけるときにもすぐに出かける事が出来るのも、定位置でモノを管理しているため、探す時間がないからです。

他にも、家で使うモノに関しても定位置管理を徹底しています。

家から持ち出す以外のモノも、頻繁に使うモノは4つに分けられたBOXに入れるようにしています。

たくさんあるリモコンも、よく使うモノを厳選しています。

心地良く過ごすために欠かす事の出来ない「お香セット」

これらも使用頻度の高いモノなので、まとめて管理しています。

こんな感じで、モノを定位置で管理するようになってからの僕は、ずいぶん無駄な行動が減ったように思っています。

家の中で使うモノは意外と少なくて、自分の生活とじっくり向き合う事でそれが良く見え、分かって来るようになると思います。

ただ単に定位置を決めた訳ではありません。自分の生活スタイルや生活動線をしっかり分析した上で定位置を決めるようにしています。

そして何度も何度も見直しをして、自分にとっての心地良いと思える場所を定位置にするようにしているのです。

だから、今の僕が決めている定位置もまだまだ課題があるのかもしれません。そういった視点も意識的に持つようにしています。

その視点を持ち続けることで、「収納」の精度を上げる事が出来るだろうし、今よりも自分に合った「収納」を作り上げる事が出来るのです。

そしてそれが、心地良い生活に繋げる事が出来るのだと思っています。

ただ、「モノが使いやすい・モノを生かすことが出来る。」という視点だけではダメだとも思っています。

「視覚的な配慮」も定位置を決める際には大切にしないといけない視点だと考えています。

今こうしてブログを書いている際にも、ブログを書くことに集中できるような「環境」を整える事も大切になります。

また、テレビを見るとき、本を読むときも同じで、何かに取り組むときには、その取り組む事に全力で向き合えるような環境を整える事が大切です。

そうする事で、一つ一つの取り組みの質を上げる事が出来るだろうし、仕上がりの質を上げる事が出来るのだと思います。

だから定位置を決める際には、そういった取り組みの弊害・刺激にならないような場所を定位置にする事も大切になるのです。

出来るだけ視覚的な刺激を減らし、心を落ち着かせることが出来るような「環境」を整える事が大切になるのです。

視界に入るモノに刺激的なモノはほぼありません。

だからと言って、何もかもを見えない場所を定位置にしてしまうと、それはそれでモノが使いにくくなってしまい、一つ一つのモノを生かすことが出来なくなってしまいます。

「収納」ではバランスが大切で、心を落ち着かせることが出来る環境を整えながら、モノを生かすことが出来る場所を定位置にしなければならないのです。

それを実現するためには、自分の生活スタイル、生活動線の分析は欠かすことが出来ない事だろうし、何よりも自分をよく理解しておくことが大切になるのだと思います。

自分の持つ性格も大きく関わって来るだろうし、それは人によって変わって来るのだと思います。

そして、「収納」は頭の中の「収脳」にも大きく関わって来る事だと思っています。

モノの管理も、モノの生かし方も、全て思考に繋がっていると思います。

上手に「整理・収納」が出来ていれば、「整理・収脳」も上手に出来るだろうし、それが「心地良い暮らし」の実現に繋がって来るのだと思います。

僕の生活は今よりももっと改善する事が出来ると思っています。

そして僕自身もっと成長できると思っています。

そのためにも、常に「収納」を改善できるという視点を持ち、もっと自分に合った「収納」を実現していきたいと考えています。

そしてそれを心地良い生活に繋げていきたいと思っています。