整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

「整理」がスムーズに出来るように

昨日「整理」を行いました。

着なくなった冬物の服とFacebookのアカウントです。

冬物の服は、着ることがほとんどない10年以上前に買ったサイズが大きすぎる礼服。毛玉だらけのパジャマにしていたセーター。中の綿が減り切ってしまったアウター。細々した下着や靴下。後使わなくなったカバンもついでに。廃品回収が木曜日ということもありそれまでは袋に入った状態で保管します。

Facebook のアカウントに関してはここ最近ずっと悩んでいたモノでした。

今は見ることはあっても投稿することはほぼありません。見るといってもなんだか義務的に見ているような感じで、時間つぶしで見ているような感じになっていました。

ここ10年くらいはあるのが当たり前のモノで、見ない日は1日もなかったように思います。でも、有益な情報をFacebookから得ている感じは全くなく、ただただあるのが当たり前、チェックするのが当たり前のモノになっていたように思います。

1年前から始めた「整理・収納」活動。形のある目に見えるモノだけではなく、形のないモノも「整理」したいと考えていたことからずっと気になっていたモノでした。

そして昨日思い切ってアカウントの削除を行いました。

冬物の服もFacebookのアカウントも昨日思いつきで「整理」したわけではありません。

ずっと心の中や頭の中で「自分に必要なモノ」と向き合ってきました。

家を出る前に着替える時、家に帰って着替える時。常に「この服最近来てないよな~。」や「なんでこの服買ったんやろう。」ということを考えていたように思います。

そんなことを常に考えることで、自分にとって必要な服が見えて来るように思います。また、自分の服の趣向も見えてきたりします。

それは「整理」するだけでなく、次購入する際の「収脳」も行えていることになります。

「さあ整理しよう!!」となってから考えるのではなく、常にモノと向き合うクセをつけることが重要なのだと感じます。

そうすることで、いざ「整理」をするとなった時にスムーズに行うことが出来るのです。

Facebookのアカウントの削除も同じで、昨日思い立って行ったことではありません。ここ1年くらいずっと考えていたことです。

Twitterも含め、SNSに対しての「整理」は常に考えてきたことでした。

10年以上利用してきたこともあり、心残りや不安もありましたが、1年かけて悩んだ決断ということもあり、思い切って「整理」することが出来ました。

ただ、服もFacebookも昨日「整理」の準備を行っただけで、まだ完璧に整理できたわけではありません。

服に関しては廃品回収の木曜日まで袋に入った状態で家で保管しないといけません。

Facebookに関しては、どうやら削除しても30日以内ならアカウントを復活させることが出来るようなシステムになっているようです。

両方ともまだ後戻りが出来るようになっているのです。

こういったシステムが「整理」にはある程度必要なのだと思います。

「整理・収納」に興味を持ち出したときに「半年箱」を作っていたことを思い出しました。

「必要かな?」と悩んだギリギリのモノを日付の書いた箱の中に入れます。その書いた日付から半年間1回もその箱を開けなかったら、その中に入れたモノは必要ないモノと判断し、箱ごと「整理」するというシステムです。

そのモノが本当に必要なモノなのか、必要ないモノなのかの判断ってモノによっては難しい時があると思います。

そんな時、この「半年箱」のシステムは結構有効に使えていたように思います。

「整理」する時に心残りのあるモノ。それはきっとモノを大切に思う心があるからあるのだと思います。でもその心があることでモノが増えてしまい、心地良い毎日が送れなくなってしまいます。

そんな時に「半年箱」を使うことで整理することに対する心の準備や心残りの負担を減らしてくれるのです。

モノを「整理」する時には必ず心への負担はあります。

「もったいない」や「どうしよう」といった類の心の負担です。

その負担を少しでも減らすために「モノと常に向き合う」ことや「半年箱」を作ることは「整理」を行う良い準備となります。

自分にとっての心地良い生活を作り出すための「整理」。その「整理」をスムーズに行えるような準備をすることも重要になると思います。

それが今の僕にとっては「常にモノと向き合うこと」なのです。