整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

期待できない「精神的効果」

「整理・収納」を通して感じることが出来る3つの効果。

それは良い意味で効果を感じることが出来るのが理想です。

「整理・収納」をすることで、時間短縮が期待できる。(時間的効果)

「整理・収納」をすることで、貯金に回すことが出来るお金が増える。(経済的効果)

「整理・収納」をすることで、心に余裕が出来る。(精神的効果)

そういった効果が期待できるようになります。そして、それを通して「心地良い毎日の暮らし」を実現することが出来るのです。

僕は今、坊主頭にするかどうかで悩んでいます。

「整理・収納」を常に意識して生活する中で、髪の長さと向き合い、今の長さが本当に必要なのかという事を悩んでいるのです。

僕が考える「整理」とは、必要なモノだけにすることです。不要なモノは処分し、必要なモノだけに囲まれる生活が理想と考えています。

その観点に立つと、毎朝セットすることにストレスを感じていたり、白髪が目立ち始めているここ最近。坊主にする方が良いのではないかと考えてしまいます。

昨日は、坊主にすることで期待できる時間的効果と経済的効果の事を投稿しました。

坊主にした場合のシュミレーションをするだけで、たくさんの効果が期待できそうです。ただ、一歩踏み込めないのは「精神的効果」が今一つ期待できないのではないかと考えてしまっているのです。

40歳を超えた中年の僕でありますが、こんな僕でもある程度は外見に気を付けようと考えています。

周りの人に不快感を与えないように、常に清潔感は保っておきたい考えているし、子どもたちの前に立つ以上、ある程度良いイメージを持たれるようにしたいと考えています。

もちろん外見よりも内面の方が大切です。どれだけ外見が良くても、内面が未熟であれば人との良い関係は築くことが出来ないと思っているし、「心地良い暮らし」なんて実現できないと思っています。

でも、ある程度の外見を保つことは大切な事だと僕は思っています。

そういったことから、坊主頭に一歩踏み込めないでいる自分がいるのです。

坊主頭にすることで、怖いイメージを相手に与えてしまわないか、清潔感を保つことが出来ないのではないか(今もさほど清潔感はないかもしれませんが...)などを考えしまっているのです。

そして何よりも、坊主頭が僕に似合わないのではないか...という事にも引っ掛かっているのです。

学生時代に坊主頭にしていた時は、割と評判は良かったです。頭の形もキレイだと言われていたし、顔の輪郭とのバランスも坊主に向いていると言われていました。

しかし、10年程前に心機一転、坊主にした時は、周囲の人から微妙な反応をされたことを覚えています。変な空気が流れていました。

それはもしかしたら、坊主が似合っているとかどうかというよりも、坊主にした動機が微妙過ぎて引いていただけなのかもしれません。仕事も辞めて、更に坊主頭になっている。周りから見たら可哀そうな人に映っていたのかもしれません。

更に当時の僕は学生時代よりも、今よりも太っていて顔の形も顎のあたりに脂肪がついており、とても坊主頭に向いているような輪郭はしていなかったように思います。頭の形も何故か学生時代のそれとは違い、頭の上を大きなハンマーで叩かれたような形になっていました。

ぺったんこです。

だから、ただ似合っていなかったようにも思います。今思いだしても目が当てられないような感じです。だから、当時の僕は髪が伸びるまでストレスを抱えていたように思います。

そんなことを思い出していると、今の自分はどうなんだろうと考えてしまいます。

「似合う」という絶対の自信があるのであれば、すぐにでも一歩踏み出すことは出来ると思うのですが、10年前の自分を思い出す度に「うっ...」と考え込んでしまい、一歩踏み出すことが出来ないでいます。

「時間的効果」や「経済的効果」はたくさん期待できるように思います。でも「精神的効果」が期待できないでいます。

坊主頭にしたことでストレスを抱えてしまう事があっては、何のために「整理」をしたのかが分かりません。

僕が考える「整理」とは必要なモノだけにすることです。持っているだけでストレスを感じるものであればそれは不要なモノなので処分する必要があると思います。

でも逆に「整理」したことでストレスを感じてしまうのであれば、それは「不要」ではなく「必要」なモノのように思います。

「整理」したことで感じることが出来る3つの効果。その一つでも感じることが出来ないのであれば、それは整理しない方が良いモノなのかもしれません。

もう少し坊主頭にするかどうか、髪の毛を「整理」するかどうかと向き合い続けたいと思います。