「検査を受ける必要はなかったのかな?」
そんなモヤモヤした気持ちや後悔の気持ちを抱えている今の僕。
ただ、僕が生きていく上で大切にしている言葉があります。
それは、「後悔はしない、でも反省はする。」です。
でかでかと書いたこの言葉。この言葉を実践できるように、なるべく自分のメンタルをコントロール出来るように、この言葉を意識して毎日を過ごしています。
今回後悔の気持ちを抱えてしまっている僕。「なぜそんなことしたんだろう。」や「しなければ良かった。」といった気持ちになってしまっています。
僕よりも困っている人はたくさんいる、限られた検査キットを自分が使ってしまったとという後悔の気持ちです。
ただ、人間は失敗をしてしまう生き物です。大切なのはその失敗から何を学び、その後の自分の行動にどう活かすかが大切になってくるのだと思っています。
だから、いつまでも後悔の気持ちを抱えるのではなく、反省の思考に変えていくことが必要になって来るのだと思っています。
「なぜそんなことしてしまったんだろう。」を「次しないようにするにはどうすれば良いのか。」に思考を変えたり、
「しなければ良かった。」を「どの行動であれば正しい判断だったのか。」という事を考えることが反省の思考のように思います。
次、同じような状況になった時に、「次はこうする」という事を明確に持っておくことが反省の思考だと思います。
その反省の思考を正しく持てるようにするためには、落ち着いた環境を整えておくことが必要になると考えています。
目の前にたくさんのモノがあったり、モノが散乱している状況では正しい判断が出来ないように思います。
常に目の前には必要なモノだけで、その必要なモノがいつでもすぐに使える状況にすることが大切です。
そういった状況にすることで、反省すべき事としっかり向き合うことができ、次に活かせる正しい判断をすることが出来るのだと思います。
思い返せば、高校時代のラグビー部でも同じような事をしていました。
何故か定期的に何かしらの問題を起こすラグビー部の部員。必ずその問題を指摘された後に連帯責任で掃除をさせられていました。
厳しい指導の後という事もあり、全部員が本気で掃除を行います。やんちゃ盛りの高校生がその真意と向き合うことはなかったようには思いますが、この時に行っていたことと今の僕の心境には繋がりがあるように思います。
正しい判断が出来なかったのは、きっとその時の環境に乱れがあるのだと思います。そういった事を当時のラグビー部の監督は言いたかったのだと思います。というか言っていたように思います。いや、言っていました。
そういった真意と向き合う事をしなかったとしても、やらされる掃除であったとしても、全員で身の回りの掃除をしたことで、その後の心境は大きく変わっていたように思います。心が一つになっていたり、やるべきことが少し明確になっていたように思います。そして、そういった掃除を通してチームは成長していたのだと思います。
監督は僕たち部員に「後悔」ではなく、「反省」をさせたかったのだと思います。チームを良い方向に向けるための「反省」です。
そう考えると、とても良い指導者に恵まれていた高校3年間を過ごすことが出来ていたのだと思います。僕にとって本当に貴重な3年間であり、今の僕の基盤を作ってくれた3年間だったように思います。
今僕が「反省の思考」を大切にしようとしているのは、こういった学生時代からの積み重ねがあるからです。高校を卒業した後も、心が乱れたり、物事がうまく運ばない時には身の回りの片づけを行っていました。それを後悔の思考から反省の思考に移せるように繋げてきました。
そして、今僕は「整理・収納アドバイザー」として同じ事をこのブログを通して発信しています。
「後悔の思考」を「反省の思考」に変えることができるように、その「反省の思考」が正しい判断になるように「整理・収納」と「整理・収脳」が大切になることを発信しています。
人は失敗する生き物です。僕なんか失敗だらけの生き物です。そんな僕が成長していくためには後悔の気持ちを持ち続けるのではなく、「反省の思考」を持つことが大切だと思っています。
その「反省の思考」を持つためには、常に正しい判断が出来るような環境を整えることが出来る「整理・収納」が必要になります。
目の前にあるモノを必要なモノだけにし、その必要になったモノを使いやすくする「整理・収納」です。
後悔するようなことがある時は、きっと環境にも問題があるように思います。その環境を整える「整理・収納」をこれからも大切にしていこうと思います。