整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

冷静な判断

長期休業に入るタイミングで自宅療養に入った僕。

不幸中の幸いという表現が相応しいかどうかは分かりませんが、とりあえず1学期が終わってからで良かったとか思っています...。

もちろん罹らないことが一番望ましい事なのかもしれませんが、たくさんの人が感染している現状からすると感染する可能性は誰にでもあるように思います。

そんなこと言っていると、忙しくされている医療従事者の方々からすれば「ふざけんなよ!!」となってしまうのかもしれません。そこに関しては申し訳ない気持ちもありますが、どうしようもない事でもあるように思ったりもします。

医療従事者の皆さんには、忙しくされているこの時間に相応しい見返りがあればいいなと思っています。

さて、まだ陽性かどうかは分からない状態の僕ですが、月曜日の結果が出るまでは自宅療養するよう指示がありました。職場からもゆっくり体を休めるよう話を頂きました。

木曜日の朝は発熱はなく、少し頭痛があった程度でしたが、その日の夜遅くには39.5℃まで熱が上がりました。お昼くらいまでは熱中症と高を括っていましたが、時間が経つにつれ熱が上がっていることに不安を抱き始めました。

そして昨日の金曜日。熱は38℃まで下がってはいましたが、体中に筋肉痛に似た感覚があり、ベッドから起き上がったり、ソファから立ち上がったりする度に「いててっ...。」といった感じになっていました。頭痛も少しは和らぎましたがまだ少し残っている感じでした。

そして、病院へ電話。検査をして欲しい事を伝えると、込み合っているため指定された時間に病院の玄関前から電話するよう指示されます。

電話での対応で感じたのが、本当に忙しそうで、逼迫している状況という事を生々しく感じることになりました。

そして指定された時間に病院前から電話すると、外で検査をするからそのまま待つように指示されます。10分程待つと看護師さんが検査キットを持って現れ、外で唾液を採取して窓から渡すように指示されます。

徹底した感染症対策の元、検査を終え家に帰宅。食料が底をついていたので、食料だけを買いに近くにスーパーに向かいます。一応自宅療養期間という事でもありますが、さすがに感染していたとしても、飲まず食わずだと生きていくことが出来ないので、必要なモノをあらかじめ決め、スムーズに買い物が出来るよう準備を整えてから買い物に出向きました。

そしてしばらくは家から出なくても大丈夫な量の食料を調達し終え、家に着いたのが12時頃。熱を測ってみるとまだ38℃あります。でも、その時には頭痛もほぼなくなっており、全身筋肉痛の症状も朝よりは軽くなっている状況です。

そして、やはり「寝るのが一番」と考えた結果、普段はしないようにしている昼寝も積極的に行うようにしました。とりあえず今は療養を一番にすることが大切と判断した結果です。

普段の僕であれば、「早寝」「早起き」「早退社」の「3早」を大切にしていますが、今はそんなこと言ってられません。今は何よりもこのしんどい状況を改善することが一番だと考えることにしました。

その甲斐あってか、今朝起きた時には熱も36.8℃まで下がり、頭痛も筋肉痛の症状もほぼ無し、いつも通りの状態に戻っているような感じになっています。

わずか2日で通常の自分に戻っている...もしかしてただの風邪の症状だったのかしれないと思うとともに、自分はとんでもない愚かな事をしているのかもしれないと思い出しています。

先述した通り、今医療現場は逼迫している状況にあります。確かに二日前や昨日の僕は「感染しているかもしれない...」という不安があったのかもしれません。

職場からも必ず検査を受けるようにと言う指示もあり、そこからのプレッシャーも感じていたのかもしれません。(それを言い訳にしている自分はズルいと思います。)

ただ、もう少し冷静に判断しても良かったのかもしれません。焦ってすぐに検査を受けるのではなく、もう少し状況をじっくり見てからでも良かったのではないかと思っています。

検査キットは今足りない状況になっていると聞きました。そんな状況の中、かもしれない程度の僕が検査をしても良かったのでしょうか。

長期休業に入った今の僕であれば、世の中の他の人よりも休みは取りやすい状況にあります。そういった観点からも、もう少し冷静な判断は必要だったように思います。

人は精神的にも、肉体的にも弱い状況になると冷静な判断が出来にくくなる生き物です。こういった所に僕の弱さが出るのだと今回の出来事で痛感してしまいました。

「整理・収納」を通して、どんな時でも冷静に判断できる「精神力」を身に着けたいと常々思っています。それを発揮できる場面で出来なかったことに悔しさを感じています。

本当に必要としている人に、それが回るような判断が出来るような人になりたいと思います。その為に、これからも「整理・収納」を徹底していきたいと思います。