整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

色々あるけど続ける事が出来る事

腹筋を始めて今日で10ヵ月が経ちました。

夏のプールの時期にバキバキに割れた腹筋にすることを目標に始めた腹筋。

そんなに甘くはなく、夏場にバキバキに割れているという事はありませんでしたが、少しずつ良い変化が見られるようになってきています。

やり始めた頃は毎日100回をノルマに続けていましたが、今現在は朝150回、夜150回の計300回を毎日行うことが出来ています。

「来年の夏こそは!!」という強い意志を持つことが出来ており、長いスパンでの計画になっていますが、「腹筋バキバキ計画」を達成できるように日々続けていこうという強い気持ちを持つことが出来ています。

僕はこういった目標を立てる際には、大きな事を短期的に取り組んですぐに結果を求めるのではなく、小さな事を長期的に取り組んで成果を確実に上げていきたいと考えています。

少しの事を長く続ける事に意味があると考えているとともに、そうすることで、半永久的に成果を維持することにも繋がるのではないかと思っています。

腹筋の場合で言えば、短期的に成果を求めて取り組んだ場合、かなりの負担が自分にのしかかる事になるのだと思います。

「半年先に絶対結果を出す。」という強い気持ちを持って、毎日500回の腹筋をノルマに設定したとすると、それはかなりの負担を自分に背負わせていることになってしまいます。

そしてそんな負担が自分を追い込んでしまい、続ける意欲を奪っていく事に繋がるのだと思います。

「昨日頑張ったし今日はもういいか...」

「今日の分は明日に持ち越そう...」

なんて考えてしまったりして、続ける事が出来ない状況を生み出してしまいます。

また、たくさんの負荷をかける事で、成果は出るのかもしれませんが、その成果が出た後に続ける事が出来ない状況を生み出してしまう事にも繋がります。

「目標達成したし、しばらくお休みにしよう。」と考えたり、

「またすぐに元に戻すことが出来るだろうから、しばらくしなくても良いかな。」と考えてしまったり、

そして気付いたときにはまた元に戻ってしまっていたり、更にひどい状況になってしまっているような感じになるのだと思います。

ダイエットでリバウンドする人が多いのは、こういった心理があるからではないでしょうか。

頑張った自分へのご褒美や、目標を達成した達成感がリバウンドを招いてしまう事に繋がっているのです。

そしてそれは、負荷をたくさん掛けてしまい、無理をしている状況になればなるほど働いてしまう心理ではないかと考えています。

腹筋も同じで、短期的な取り組みで成果を求めてしまう事により、無理をしている状況を生み出してしまいます。

そしてその無理が自分へのご褒美や、必要ない達成感を生み出すことに繋がるのだと思います。

僕はそういった状況にしないためにも、小さな事を長期的に取り組むことが出来るようにしたいと思うし、ずっと続ける事が出来る事を続けていきたいと考えています。

だから、僕が10ヶ月間続ける事が出来ている腹筋は、無理のない範囲で出来ている事だし、楽しみながら取り組むことが出来ている事だと思っています。

たくさんの時間を確保することなく、出来る回数しかしないようにしているし、他の本来しなければならない事に負担を掛けない程度の時間で出来るようにしています。

朝も夜も10分程あれば終える事が出来るようにしています。

30回を5セット。だいたい1セットが30秒くらい、インターバルは1分半。休憩を入れながら行うようにしています。

今の僕にとっては丁度良い回数だし、丁度良い時間で終える事が出来ています。

この丁度良い感じが、続ける事が出来ている大きな要因になっているように思っています。

毎日続ける事が当たり前になっているし、しない日がある方が気持ちが悪いと感じるようになっています。

先日の東京へラグビーを見に行った時の話です。

試合のあった次の日に、朝早めにホテルを出て、美味しいモノでも食べてから帰ろうと考えていました。

前日の夜、寝る前にはそういった事をざっくり計画し、ある程度はリサーチもしていました。二人の息子との楽しみの一つになっていたように思います。

そして、朝起きてからすべきこともある程度「収脳」することも出来ていました。

早起きをして、シャワーを浴びたり、散歩に出掛けたり、そして腹筋を行うことも「収脳」することは出来ていました。

そして朝起きてからも、前日の夜に「収脳」したことを元に行動することが出来ていました。

しかし、ホテルをチェックアウトしてからの楽しみに気が取られていたのでしょう、何か違和感を抱えながらホテルを後にしようとしている自分に気が付きます。

チェックアウトを終え、車に向かっている最中に...

「腹筋してへんやん...」

独り言のつもりが、二人の息子はそんな父親の様子を不思議そうに見ています。

二日前の投稿にもあるように、まずは目の前にあることを大切にすべきなのに、その目の前の事をないがしろにしてしまっている自分がそこにはいたのです。

楽しみにしている事があることにより、目の前にあることを確実に実行することが出来ていなかったのです。

毎日続ける事に意味があるのに...

毎日続ける事が出来ている事で、自分の自信に繋がっているのに...

そんな事を考えた結果...

かの有名な「海老名サービスエリア」で腹筋を行うことにしたのです。

二人の息子には恥ずかしい思いをさせてしまったのかもしれませんが、父親の頑張る姿をしっかりと見届けさせることになってしまいました。

周りの人も、二人の息子も、

「何しとるんや、このおじさんは...」と思っていたことだろうと思います。

僕にとってもすごく恥ずかしい時間だったのかもしれません。でも、それ以上に僕にとっては毎日決めていたことが出来ない事に問題を感じていたのです。

毎日続ける事が当たり前になっているし、しない日がある方が気持ちが悪いと感じるようになっている事が出来ない事の方が大きな問題と感じていたのです。

こういったこだわりや、こういった小さな継続が、長く続ける事にも繋がるのだと思っています。

「あの時頑張れたんだから。」と思える事を増やすことが、毎日の頑張りに繋がるのだと思います。

小さな事かもしれませんが、長く続けていると色々な事があります。

その色々な事を一つ一つ乗り越えていく事で、大きな成果や大きな成長に繋がるのだと思います。

思っているような成果を手にすることは出来ていないのかもしれませんが、これからも小さな事を続けていこうと思います。

そして、目標である「腹筋バキバキ」を達成できるようにしたいと思います。