モノを増やすときは、時間をかけて厳選することが大切です。
そのモノは自分に取って必要なモノなのか。
そのモノを生かすことは出来るのか。
自分の生活スタイルに合うモノなのか。
長く使うことが出来るモノなのか。
そういった事と時間をかけて向きあうことが大切だと思っています。
それは、後悔を抱えないためや「心地良い暮らし」を過ごすために必要になることだと思っているからです。
そして、それはモノだけに限らず、思考にも言える事だと考えています。
自分の頭の中に新たにすべきことを「収脳」したり、新たな価値観を「収脳」する際にも必要になる事だと思っています。
その考えは自分に取って必要な考えなのか。
その考えは自分を良い方向に向けることが出来るのか。
自分の生活スタイルに合う考えなのか。
長く続けることが出来るのか。
頭の中にある目に見えない考えも、目に見える形あるモノと同ように、時間をかけ厳選して所有すべきかどうかを決めるべきだと考えています。
モノをたくさん所有しすぎると、モノの管理は難しくなります。
モノが多すぎる事により、自分がどれくらいのモノを所有しているのか把握できなくなったり、そのモノを収納する工夫が必要になったりします。
そして、モノが多すぎる事により、モノが散乱し、モノの管理が上手く出来ないようになってきます。
その結果、心の落ち着かない環境を作り出してしまう事になるのです。
「整理・収納」による代表的な効果は3つあると言われていますが、その中の1つ「精神的効果」がこの状況に当てはまるのだと思います。
モノが多く、モノが散乱することで、心が落ち着かない状況になってしまうのです。
そういった状況を作り出さないためにも「整理・収納」を意識的に行い、モノを厳選するという思考を常に持つことが大切になるのだと思います。
日々生活していると、モノは増え続けます。
そして、しなければならない事もどんどん増えて続けます。
やってもやってもしないといけない事は減りません。
ご飯を食べてもお腹が減るのと同じで、すべきことを片付けても、また次のすべきことは出て来るのです。
という事は、常に「整理・収納」を意識し、しなければならない事を厳選する思考が大切になるのだと思います。
それを怠ってしまう事により、しなければならない事は溜まっていくのだろうし、頭の中のモノが増え続け、頭の中が散乱する状況になっていくのだと思います。
自分に取って本当に必要なモノは何なのか。
自分に取って何を大切にすべきなのか。
そういった事と常に向き合うことで「整理・収脳」を進める事ができ、頭の中をスッキリした状態に出来るのだと思います。
僕は本当に必要だと思う事や、自分が本当に大切にしたいと思う事は、意外と少ないと考えています。
自分が思っている以上に、物事はシンプルで、求めていることも少ないのではないかと考えています。
僕の場合であればシンプルに、毎日を「心地良いな~。」と思える事が僕にとっての幸せだと思っています。
難しい事を色々考えたりすることもありますが、僕にとって心地良いと感じる事が出来ることが大切だと思っています。
物事が上手く行かなかったり、悩み事が増えるときは、いつも物事を難しく考え過ぎている時のように思ったりもします。
疲れている時に、朝起きる事が出来ない時もあるのかもしれません。
忙しい時に、自分を責めてしまっている事もあるのかもしれません。
失敗が重なる時に、原因は自分の深い所にあると考えてしまう事があるように思ってしまっています。
でも、そんな考え込むことよりも、もっと肩の力を抜いて考える思考も必要になるのかもしれません。
物事は自分が思っている以上にシンプルで、見えやすいモノなのかもしれません。
もしかしたら、最近の僕は考えすぎて、たくさんのモノを抱えているだけのように思ったりもしています。
そんな時こそ、もう一度、自分にとっての「心地良い暮らし」に返ることが大切なのだと思います。
僕にとっての「心地良い暮らし」はそんなに難しい事ではないし、たくさんの事を考えなければならない事ではないように思っています。
仕事をそこそこに切り上げ、家に帰って安くて美味しいお酒を飲みながら、ラジオを聴いたり、本を読んだり、たまにテレビを見たり...。
決して贅沢ではない、僕にとっての「心地良い暮らし」。
そんな「心地良い暮らし」が毎日できるように、本当に僕にとって必要なことだけを厳選していけばいいのだと思います。
無駄だと思える事があれば、それを「整理」して「心地良い暮らし」を実現していきたいと思います。
無理をしないような毎日を過ごしていく事が大切なのであと思います。
最近の僕は少し考えすぎているように思います。
もっと肩の力を抜き、一生懸命に必要な事だけと向き合いたいと思います。