シンプルに生きるためにしている事はいくつかあります。
所有するモノを厳選し、一つ一つのモノを生かせるようにすることも、シンプルに生きる事に繋がる事の一つだと考えています。
本当にお気に入りのモノだけを所有できれば、毎日の生活は心地良く、シンプルに生きる事が出来ると思っています。
それは自分に取って必要なモノ何なのか。
それは自分の生活スタイルに合うモノなのか。
そのモノを最大限生かすことが出来るのか。
そういった事と常に向き合うことで、モノを厳選する事ができ、本当に必要なモノだけに囲まれる生活が実現するのだと思っています。
そういった生活が出来るように、日々の「整理・収納」を意識しながら生活をしています。
そして、僕はそんな「整理・収納」を意識する中で、持ち歩くモノも少なくしたいと考えています。
僕は基本カバンは持たないようにしています。
毎日仕事に行く際に家から持ち出すモノは、
- 財布(家の鍵、自転車の鍵も入れています。)
- スマホ
- ハンカチ
- 文庫本
- ヘッドホン
のみです。
これらのモノが僕の毎日仕事に行く際に持っていく「お出かけセット」になっています。
これらのモノだけであれば、カバンを持たなくても十分持ち歩くことは可能です。
持ち歩く際には、ズボンの右ポケットにスマホ、左ポケットに財布、お尻のポケットにハンカチ、そしてヘッドホンは首にぶら下げる感じです。
文庫本は手に持っていたり、最近であればアウターのポケットに入れるようにしています。
持ち歩く時にも「定位置」を決めるようにしているのです。
朝家を出る際には、このお出かけセットをグルーピングした定位置から取り出すだけで良いようにしています。
持ち歩くモノに関しては極限まで少なくすることが出来ているように思います。
ただ、持ち歩くモノに関しても、ただただ「減らそう」と考えて少なくしてきた訳ではありません。
自分の生活スタイルと向き合い、本当に必要なモノは何なのかという事とじっくり時間をかけて向き合ったことで厳選されたモノだと思っています。
まだまだキャッシュレスにする自信と勇気がないため、現金を持ち歩いている僕。
もう少し自分に強くなり、無駄な買い物をしない自分に成長したときには、キャッシュレスに出来るのかもしれないとか思ったりもしています。
そうなれば、財布も持ち歩かなくてよくなるのではないかと考えています。
でも、今の僕はそうではありません。まだまだ心の弱い僕にとっては、現金が必要だろうし、その現金を入れる財布は必要なモノだと考えているのです。
その財布もなるべくコンパクトなモノを使っています。
以前の僕は大きな財布を使っていました。お尻のポケットに入れてもかさばり入りきらないほどの大きさの財布でした。
そんな財布を使っていた頃の僕は、必要もないのに財布の中に様々なモノを入れていました。
普段ほとんど使うことのない銀行のキャッシュカード。
ほぼ行く事がないであろうお店の会員カード。
そして何故か初詣で購入した、末吉や凶のおみくじまで入っているような状況でした。
そんな当時の僕は、不要なモノをたくさん持ち歩いていたのです。
使うことがないモノを持ち歩いている僕。そんな僕はきっと頭の中にもたくさんのモノを抱えていたのだと思います。
それがシンプルに生きる事が出来ない状況を作り出していたように思います。
失敗も多かっただろうし、本当に大切にしないといけない事が見えていない状況だったように思います。
文庫本に関しても、もしかしたら電子書籍にした方が持ち歩くモノの量を減らすことが出来るのかもしれません。
詳しく調べたことはありませんが、スマホで本を読む事ができるアプリなんかはたくさんあるだろうし、そうすることにより、たくさんの本を持ち出すことが可能になるように思います。
でも、僕の生活スタイルに当てはめると、積読をしない僕にとってたくさんの本を持ち出す事は必要ない事です。
また、なるべくスマホの画面を長時間見ないようにしたいと考えています。
生活の中から、視覚的な刺激を極力減らしたいと考えている僕。
スマホの画面から得る事が出来る、不要な情報や不要な刺激も減らしたいと考えています。
だから、スマホを見る時間も極力減らしたいと考えているし、画面にカラーフィルタをかけているくらいです。(白黒画面にしています。)
ということもあり、本を読む際には紙の本、文庫本を持ち歩くようにしているのです。
そして、最後にハンカチです。
ハンカチを持ち歩く習慣のなかった過去の僕。
カバンを持ち歩いていた当時の僕は、いつもそのカバンの中にタオルを忍ばせていました。
外回りでたくさん汗をかく僕にとっては必需品だったように思います。
暑い日なんかは、顔をバシャバシャ洗って気分を一新することも多くありました。
しかし、当時の僕はハンカチの魅力を一切知らない、ひよっこだったのだと思います。
そんなひよっこだった僕も今はハンカチを持ち歩くようになっています。
それはハンカチの魅力と、ハンカチでも十分間に合うという事に気づいたからです。
ハンカチの魅力は、まず「コンパクトに持ち運ぶことが出来る」という事です。
お尻のポケットに入れても重ばらず、ポケットに入れているか分からないくらいにまで存在感を消すことが出来る優れものなのです。
持ち歩くモノを減らしたいと考えている僕にとっては、かなりの高ポイントなモノで、使い勝手とモノを減らす事のバランスが絶妙に取れているモノだと考えています。
そして2つ目が、「すぐに乾く」という事です。
汗を拭いたり、手を洗った後、濡れていたとしても、椅子などに広げて干していると5分もあればすぐに乾くのです。
次に使う時に「もう乾いている♪」なんて気持ちになって使うことが出来るのです。
タオルはタオルでガンガン使える魅力はあるのですが、持ち運ぶ観点から考えると、ハンカチの方が魅力的なモノのように感じています。
こういった感じで、僕は持ち歩くモノとも時間をかけて向き合うことをしてきました。そして持ち歩くモノを厳選してきました。
その結果、カバンを持たないスタイルを確立し、僕なりの心地良い暮らしを実現できるようになってきていると思っています。
持ち歩くモノが少ない事で、僕の思考はずいぶんシンプルになってきているように思っています。
そして、その思考を持ち続けることで、これからもきっとシンプルで、分かりやすく生活することが出来るのだと思っています。
それが僕の思う、心地良い暮らしに繋がると思っています...。