整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

少しのコトで大きく変わる

僕が毎日している「整理・収納」

所有するモノは必要なモノだけにし、その必要なモノの定位置を決めて、その定位置に戻すようにして、そのモノを使いやすくしています。

完璧には出来ていないかもしれませんが、毎日意識していることで、ある程度は出来ているように思っています。

そして、「整理・収納」を意識して生活するようになってから、間違いなく生活は良い方向に向かっているように思います。

「整理・収納」に対してはずいぶん前から取り組んでいたように思います。

ある本との出会いから、所有するモノの量を減らし、持ち歩くモノも少なくすることを意識するようになりました。

同じようなモノを複数持たないルールを決めたり、通勤時にカバンを持つことを止めたり...影響を受けやすい僕は、その本との出会いにより、もろに影響を受けてしまい、本に書いてある内容をたくさん実践しました。そして、たくさんその良さを感じることになったのです。

その時はそれが「整理・収納」に繋がっていることだとは思っておらず、ただただモノを減らす「整理」だけをしていたように思います。

それが10年以上前のことです。仕事が忙しく、何とか自分の時間を作りたい、仕事を上手く回せるようにしたいと思っていた20代の頃の僕でした。

明確に「整理」という意識を持って取り組んでいた訳ではありませんでしたが、当時の僕のしていることは間違いなく「整理」だったように思います。

そして「整理」を実践したことで、その効果をたくさん感じることになったのです。

胡散臭い話のようですが、まず退社時間が極端に早くなりました。

当時勤めていた会社では23時を過ぎて会社を出ることが毎日のように続いていました。ダラダラ仕事をしていたこともあったのかもしれませんが、やるコトが多くあったというのも事実だったように思います。

そんな毎日を過ごしていた僕が、モノを減らすことを意識するようになってからは会社を出る時間が少しずつ早くなります。23時だった退社時間が21時台になり、19時台になり、最終的には定時の17時半に退社する日も出て来るようになったくらいでした。

仕事に慣れてきたという事もあるのかもしれませんが、それだけではなく、モノを減らすことを通して、頭の中を必要なモノだけにすることに繋がっていたのだと思います。

それが取り組む物事の優先順位を決めることやスケジューリングに役立っていたのだと思います。

モノを減らすという事が、必要なコトだけをするという思考に繋がっていたのだと思います。だから効率よく仕事をすることが出来ていたのだと思います。

更に、効果は退社時間だけではなく、営業成績にも大きな影響を与えてくれていました。もちろん経験を積んでいた僕に、それなりの担当を与えられていたこともありますが、それだけではなく営業成績もモノを減らしてから増え続ける結果になっていました。当時の営業所では一番の成績を上げていたように思います。

動画サイトの胡散臭い宣伝のような話かもしれませんが、僕が経験した本当の話です。

色んなことがタイミング良く嚙み合った結果かもしれませんが、間違いなくモノを減らしたことも影響を与えた一つの要因だったように思います。

当時の僕はそれが「整理」と分からずに行っていたことでしたが、今思えばしていたことは今意識して行っている「整理・収納」に繋がることだったように思います。

今思い返してみると、別に大きな何かをした訳ではないように思います。

机の中に何本も入っているボールペンを1本だけにしたり、外回りで持ち歩くカタログの量をその日に必要な分だけにしたり、通勤で持ち歩くモノを必要なモノだけにし、カバンを持たないようにしたりしただけです。

何か特別な努力をした訳ではなく、ほんの少し意識を変えただけだったように思います。その少しの意識の変化が、僕の生活に大きな変化をもたらしたのだと思います。

その経験が「人は少しの事で大きく変わることが出来る」という僕の考えの芯になってくれています。

そして、それが僕が習慣化している「整理・収納」生活の芯になっているようにも思います。