僕が毎日の「整理・収納」を大切にしているのは、「心地良い暮らし」を実現するためです。
「心地良い」と感じるためには、極力所有するモノの量を減らすことや持ち歩くモノの量を減らすことが大切です。
モノが多くなることで、モノの管理が難しくなり、モノが散乱する状況を招いてしまいます。
「整理・収納」と言えば目に見えるモノに目が行きがちになってしまいますが、僕はそうではなく、目に見えないモノの「整理・収脳」こそ大切だと考えています。「整理・収納」ではなく「整理・収脳」です。
もちろん「整理・収納」に当てはまる物理的なモノもとても大切です。まずはそういったモノの管理を徹底していくべきだと思います。
でも、そういった物理的なモノに関しての整理や収納は目に見えている分、比較的簡単に行うことが出来ます。目に見えていることでモノが捉えやすいからです。
一方、「整理・収脳」に当てはまる精神的なモノに関しては、目に捉えにくい分、整理もしにくいだろうし、収脳もしにくい特性があるように思います。また、その時々でそのモノの形や大きさが変わるのも大きな特性のように思います。
人はそういったたくさんのモノに囲まれながら日々生活をしており、それを見極め「整理・収納」や「整理・収脳」をすることで、心地よい暮らしを手にすることが出来ると僕は考えています。
「整理・収納」や「整理・収脳」には様々な効果があるように思いますが、僕が一番重要に考えているのは「精神的な効果」です。
僕はとてもメンタルが弱い人間です。撃たれ弱いこともそうですが、自分に甘く、その時々で楽な方に流されやすい性格のように自分を分析しています。
そんな僕は自分のメンタル面の弱さに危機感を感じており、自分や自分に関わる人が幸せに生きていくためには、このメンタルの弱さを何とかしなくてはいけないと考えています。
メンタルを鍛えるために何が出来るのか...滝に打たれる、座禅をする、世界中を旅するなどなど様々なことがあるように思います。メンタルを鍛えるためにはたくさんの方法があると思うのですが、僕が思いつくのはこれくらいです。もし他にいいものがあれば教えて欲しいくらいです。
ただ、今の僕にとってはメンタルを鍛えるために行うべきことは「整理・収納」だと考えています。
「鍛える」というよりは「整える」といったイメージに近いかもしれません。
どんなに忙しくなっても、どんなに大変な状況になっても「整理・収脳」が出来ていれば、やるべきことが明確になり、落ち着いて1つ1つの事と向き合うことが出来ます。
そして、その落ち着きを持てる人こそ、強いメンタルの持ち主だと僕は考えています。
どんなコトにも動じない、どんなことも冷静に対応が出来る。そんなメンタルを整えるためには「整理・収脳」です。
そのメンタルは「鍛える」のではなく「整える」ものだと僕は考えています。
もしかしたら「整理・収脳」を通して心を鍛えることは出来ないかもしれません。
でも整えることは出来るように思います。
そして、「整理・収脳」はいつでも継続して取り組むことが必要であり、習慣化する必要のあるモノだと僕は思います。
だからこそ日々の「整理・収納」を徹底して続けることが必要であり、大切にしないといけないモノだと考えています。
無理のない程度のことで十分だと思います。必要なモノだけにし、元の場所に戻す。
これを習慣化することで、弱い自分に打ち勝つことに繋がるように思います。
どんな状況でも落ち着いて行動の出来るメンタルの強い人になれるよう、これからも「整理・収納」「整理・収脳」を徹底して取り組んでいきたいと思います。
そして、自分にとっての「心地良い暮らし」を手に入れていきたいと思います。