今日一日を乗り切れば、明日は終業式．．．。
実質今日が２学期の最後の日で、今日の一日を終える事で、２学期のすべきことはほぼ完了です。
２学期は１年の中で最も長く、行事も多い事から、一番負荷の多い期間だと僕は思っています。
そんな２学期こそ「整理・収納」を生かす時であると考えています。
やるべき事が多く、仕事に追われがちな２学期．．．忙しさのあまり、ついつい周りとの関係がぎくしゃくしだす時期でもあります。
今の職場では、上手く仕事を回せていない人が数名います。
いつもがむしゃらに走っているような感じで、いつも何か不安を抱えているような．．．そんな感じです。
若い人が多い職場だからなのか．．．。
でもそれは若手だけではないし、若手でも落ち着いて仕事をこなしている人もいます。逆にベテランでも、常に走り回りながら仕事をしている人もいます。
仕事を上手く回すためには経験年数は関係ないのかもしれません。
ただ、僕は何事においても経験は大切だと思っているし、その経験を生かすことが出来ている人が能力の高い人だと思っています。
センスだけではなく、成功や失敗から得た経験を次に生かすことが出来る人こそ、僕が目指したい人だと考えています。
どれだけ仕事の出来る人にも、必ずトラブルは起きます。
人との関りで成り立っている社会。その中では必ずトラブルは起きてしまいます。
もちろん、人によってトラブルが多い少ないはあるのかもしれません。
ただ、１つのトラブルが派生して、新たなトラブルを生み出すパターンもあるだろうし、そういったトラブルは回避すべきトラブルだと思っています。
１つのトラブルに対しての対応が上手く出来ず、その対応が原因となって新たなトラブルを生み出す．．．。
そうやって新たなトラブルが増えていくようになるのだと思います。
もちろんそうではないトラブルもあるのかもしれませんが、１つでもトラブルを減らしたいと考える観点からすると、回避できるトラブルは回避できるように対策する必要があります。
いつも余裕がなく、走り回っている人はそういった回避できるトラブルも抱えてしまっているのだと思います。
本来すべき仕事量に大差はないのだろうけど、そういったトラブルを抱えてしまう事で、仕事量に違いが出て来るのだと思います。
心に余裕が持てず、常に何かに追われている、常に不安を抱えている状況になってしまうのです。
やることが多かったり、抱えているモノが多くなることで、新たなトラブルを生み出してしまうのです。
だから何も考えず、ただがむしゃらに走り続けるのではなく、失敗や成功の経験を次に生かせるようにすることが大切だと考えているし、それが出来るような環境に自分を置くことが大切だと思っています。
僕の職場にいる、いつも走り回っている人の机の上はいつもモノが溢れているように思います。
そして、いつも探しモノをしているような感じがします。
それはお目当てのモノを探しているというのだけではなく．．．
何をすればいいのか．．．
何から手をつければいいのか．．．
そういったモノを探しているような感じがします。
きっと自分が何をすべきかが見えていないのだと思います。
だから、とにかく目の前にあることに必死になっているのだと思います。
それが本当に必要な事なのか、自分の求めている事なのか、
そういった事に向き合う事が出来ていない状況なのだと思います。
だから本当に大切な事が出来ていない時もあるのだろうし、一生懸命しているけど結果が出ない時もあるのだと思います。
本当に大切な事やしなければならない事は、モノが少なく、視覚的な刺激の少ない状況でこそ見えて来るのだと思います。心が落ち着く環境でこそ、見えて来るのです。
期間が長かったり、行事が多い２学期だからこそ、そういった事が目立ちやすくなってしまいます。
そんな２学期だからこそ、意識的に「整理・収納」を行い、それを「整理・収脳」に繋げるべきだと僕は考えています。
「身の回りの片づけなんてしている暇なんてない。」
「そんな事より、目の前の事に集中したい。」
過去の僕もそんな事を考えていました。
でも今は違います。
目の前の事を大切にするために、身の回りをスッキリさせることが大切だと思っているし、それが出来ない事の方が、大きな問題と考えるようになってきました。
トラブルが起きてしまうと、焦る気持ちを抱えてしまったり、冷静でいれなくなることもあるのかもしれません。
でも、そんな状態が新たなトラブルを生み出す事に繋がるのです。
トラブルが連鎖しないようにするためにも、本当に大切にすべき事が見えやすい環境に出来るように、「整理・収納」を大切にすべきなのです。
そうすることで、思考もシンプルになり、失敗や成功の経験を生かすことが出来るようになるのです。
今日を、２学期を乗り越える事が出来たのは、日々の「整理・収納」のおかげだと思っています。
明日も、これからも乗り越える事が出来るように、これからも「整理・収納」を大切にしていこうと思っています。
