僕が考える「整理・収納」とは、
所有するモノを必要なモノだけにし、
その必要になったモノの定位置を決めて、
その必要なモノを使いやすくする事です。
なるべく所有するモノの量は少ない方が良いと考えてはいますが、モノを減らすことを第一に考えるのではなく、一つ一つのモノとじっくり向き合う事を大切にし、必要なモノであれば、ある程度の量は所有しても構わないと考えています。
モノとじっくり向き合う事をすれば、おのずと所有するモノは厳選され、それほどたくさんのモノを所有する事はないと思っています。
じっくりモノと向き合う際には、
そのモノの持つ本質は何なのか...
そのモノを生かすことは出来るのか...
自分の生活に合ったモノなのか...
といった視点を持つ事が大切です。
その視点を持って一つ一つのモノと向き合えば、本当に必要なモノが明確になってくると思っています。
そして、その必要になったモノの定位置を決め、そのモノを使いやすくしていきます。
ただ単に必要になったモノを、適当な場所に置いているだけでは駄目です。
一つ一つのモノが使いやすく、生かしやすくなるような場所を定位置にしなければなりません。
自分の生活動線や行動パターンを分析し、それに適った場所を定位置にする事が大切になるのです。
モノを使った後、直すことが負担に感じない場所を定位置にすべきだろうし、なるべく無駄な動きがないようにする事が大切になります。
使用頻度の高いモノを使う際に、たくさんの行動をとらなければならない場所を定位置にしていると負担に感じるだろうし、時間的にもたくさんの無駄が生じてしまうことになります。
そういった負担や無駄は不要なコトだと思うし、「心地良い暮らし」を実現するためには無くしていきたいコトだと考えています。
チョットしたコトかもしれないけれど、そのチョットしたコトにこだわる事で、毎日の心地良さは変わってくると思っています。
モノの定位置を決める際には、モノが使いやすくなる場所にする事はとても大切な視点になるのです。
また、定位置を決める際には、視覚的な配慮も必要になると考えています。
何かに取り組む際の、視覚的な刺激をなるべく減らすことが大切だと思っています。
ブログを書く際には、テーブルの上にはパソコンだけにしておくことが大切だと考えているし、ブログを書く行為に必要のないモノはなるべく置かないようにしています。
今こうしてブログを書いている時間も、テーブルの上にはパソコンとマグカップだけにしています。
それ以外のモノがあると気が散ってしまい、ブログを書くことに100%の状態で向き合う事が出来なくなってしまいます。
テレビのリモコンが置かれていたり、食べた後のチョコレートのゴミが置かれていたり、そういった必要のないモノがあると、それが視覚的な刺激となり、モノの取り組みに悪い影響をもたらしてしまう事になるのです。
テレビのリモコンであれば、そのリモコンの定位置に戻すべきだろうし、
チョコレートのゴミであれば、ゴミ箱に捨てる必要があります。
その時に必要のないモノは、それが視覚的な刺激になってしまい、取り組みたい事に悪い影響を与えてしまうモノになってしまいます。
そうならないように、定位置に戻すことが負担にならない場所を定位置にしておくことが大切になるのです。
「直すの面倒だな~。」と思ってしまう場所だと負担に感じてしまいます。
「後にしよう...」なんて考えると、それが積もり積もって、モノが散乱する状況を招いてしまいます。
そうして、心地良い暮らしは自分から離れてしまうのだと思います。
そうならないように、所有するモノは本当に必要なモノだけにし、その必要になったモノの定位置を決め、そのモノを使いやすくすることが大切なのです。
そして、定位置を決める際には
- 自分の生活動線や行動パターンに適った場所
- 視覚的に刺激なならない場所
にすることが大切になると思っています。