整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

「焦り」を抱えないために

抱えたくない代表的なモノ。

僕の場合のそれは「焦り」です。

「焦り」を抱える事で、本来の自分を見失ってしまい、本当に大切にしたい事が見えにくくなってしまいます。

特に、目に見えるモノ以上に、目に見えないモノが見えにくい状況になってしまいます。

目に見えるモノと違い、目に見えないモノは、その時の環境や状況によって、姿、形、大きさを変える特性があるように思います。

言ってみれば、自分の心理状態によって姿、形、大きさを変えるモノが、目に見えないモノだと考えているのです。

普段何とも思っていないコトでも、その時の心理状態によっては、気になるコトに変わってしまったり、

大きなコトだと感じていたコトも、その時の心理状態によっては、大して気にならないコトに変わってしまったり、

そんな事が多くあるように思います。

その目に見えないモノやコトに影響を与えてしまうのが「焦り」の感情だと考えています。

「焦り」を抱えている事により、普段何とも思っていないコトでも、すごく大きなコトだと感じてしまったり、

逆に「焦り」を抱えていない状況だと、どんなコトがあっても、冷静に対応する事が出来る場合があるように思います。

抱えているモノやコトは同じなのに、その時の心理状態によって姿、形、大きさを変えてしまう目に見えないモノ...

その心理状態の中でも「焦り」はとても大きなモノで、抱えたくないモノだと考えています。

「焦り」は不要なモノなのです。

その不要な「焦り」はどうすれば抱えないように出来るのか...。

僕はやはり「整理・収納」が大きな役割を果たすのではないかと考えています。

僕が考える「整理・収納」とは、

必要なモノだけにし、その必要になったモノの定位置を決め、そのモノを使いやすくする事です。

「整理」を通して、身の回りが必要なモノだけになり、

「収納」を通して、視覚的な刺激を減らすような環境を整える事が出来ます。

心が落ち着くような環境を整える事ができ、どんな事があっても、自分の大切にしたいことが見えやすい環境に整える事が出来るのです。

そのどんな事があってもという事に含まれるのが、「焦り」を抱えてしまうような状況です。

自分に原因があったり、周りからの刺激によって「焦り」の感情を抱えてしまうのですが、「整理・収納」を通して、心を落ち着かせる環境を整えていると、どんな事にも「落ち着いて」向き合う事が出来るようになります。

今の僕が比較的、心が落ち着いているのは「整理・収納」が上手く出来ているからだと思います。

身の回りは必要なモノだけになっているし、不要なモノを抱えないように出来ています。

何かに取り組む際にも、その取り組みに必要なモノだけを抱えているし、視界の中にも不要なモノを入れないように出来ています。

そんな今の僕は「焦り」の感情を抱える事もないし、仮に何か大きなトラブルがあったとしても、焦ることなく冷静に対応する事が出来ると思います。

また、周りから受ける影響があったとしても、それに流されることもなく、自分のペースで行動する事が出来ると思います。

抱えたくない「焦り」の感情...

それを抱えないようにするためには環境を整える事はとても大切な事で、その環境を整えるためには「整理・収納」が大きな役割を果たす事になるのです。

必要なモノだけに囲まれ、必要なモノが使いやすくなっている環境。

そんな環境だから、いつでも心は落ち着いているし、「焦り」の感情を抱えてしまいそうになった時でも、冷静に対応する事が出来るのです。

不要なモノを抱えないという意味でも「整理・収納」は大きな役割を果たしています。

そんな「整理・収納」を大切にしながら、これから何があっても、自分らしく、「焦り」の気持ちを抱えることなく生きていきたいと思っています。