整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

「今年も頑張ろう」と思う心

4月から新天地で働いています。

転職をしたわけではないので、やるべきことにほぼ変わりはないのですが、環境は大きく変わったように思います。

まず、職員の数が多くなりました。多分、以前の3倍はいるように思います。

前は小さい規模の学校で、子どもたちの人数も少なく、学年にもよりますが1クラスか2クラスの学校でした。

それに対し今回の学校は4クラスがベースで、少ない学年でも3クラスの規模です。

もちろん子どもの数が多ければ、その分大人の数も増えるわけで、職員室の中も以前と比べるとたくさんの人がいます。

そして、ただ人数が多いだけでなく、みんな元気があり活気があるような感じです。

若い人が多いからでしょうか、4月ということでみんなテンションが上がっているだけなのでしょうか、とにかく良い意味で活気が溢れているような感じです。

この仕事では、4月になると担当する学年が変わったり立場が変わったりします。そして数年に1回転勤もあります。

それは1年に1回リセットされるような感じで、その前の年が良い感じで終わろうが、悪い感じで終わろうが基本的には配置転換があります。

リセットという言い方が適切かどうかは分かりませんが、僕自身は毎年気持ちを新たに4月を迎えていることから、気持ちをリセットしている意識は少なからずあるように思っています。

僕の場合、今まで大きく崩れることなく学年末を迎えることが出来てきたので、良い感じでその前の年を終えることが出来ているわけなのですが、その良い感じを一旦リセットして次の学年に繋げていくことがとても大切だと考えています。

教師と子どもとの関係も所詮は人間関係。合う合わないはあるように思います。そういった環境の中では、子どもたちだけでなく大人も成長していくものだと僕は思っています。

それをしっかり理解しておくことが自分にとっても、1年間関わり続ける子どもたちにとっても大切なように思います。

良い感じで終わったとしても、その陰には必ずその教師に対して否定的な感情を持っている子が数人はいます。それに気付いているか気付いていないかはとても大きなものだと僕は考えています。

良い感じで終えたと感じていても、そこに立ち返りリセットすることで次の学年に繋げていけるように思います。「自分は出来ている。」という慢心ではなく、「次も頑張ろう。」という気持ちで次の学年や立場に臨むことが大切だと思います。

今の職場にいる人たちはどんな気持ちで4月を迎えているのでしょうか。

前年を良い感じで終え、大きな自信を手に入れて4月を迎えている人もいるように思います。

良い感じで終えることが出来ず、「今年こそは...」と考えて4月を迎えている人もいるように思います。

どちらの精神状態が良いのか僕には分かりかねますが、どちらにせよ「今年も頑張ろう」という謙虚な気持ちや姿勢が大切なように思います。

言い方は悪いかもしれませんが、この時期すごくハリきっている人が必ずいるように思ったりしています。

もちろんそれが素のその人かどうかは分かりませんが、長年社会で働いてきた僕が見る限りそのハリきりは長いこと続かないように思っています。

もしかしたら最後までそのテンションで終える人もいるのかもしれませんが、大概の人は割と早い段階でトーンダウンしていくように思います。

それは悪いことではないのかもしれませんが、子どもたちとの関りの中ではマイナス要素になるモノだと思います。

だから、ハリきり過ぎず、自分らしく「今年も頑張ろう」と思える心の余裕や謙虚さが必要になるのだと僕は考えています。

配置転換があり、心機一転気持ちがリセットされるのかもしれませんが、そうであったとしても自分を見失うことなく、いつも通りの自分でいられる心の余裕を持ち続けていこうと思います。

それが自分のために、自分と関わる全ての人のためになるように思います。