整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

「習慣化」と「整理・収納」

毎日100円の貯金することを始めて早いもので7ヶ月が経ちました。

100円貯金を「習慣化」したのが7ヶ月前、昨年の11月でした。

習慣化とは一つの物事を継続して取り組むことが出来ている状態のことを指します。

僕が習慣化する時には「無理をしないこと」と「楽しむこと」を大切にしています。この2つが両立しないと、習慣化することは難しいことだと考えています。

毎日続ける中で、100円であれば「無理」をしている感じはないし、日本酒が入っていた小さな瓶に溜まるのを見て「楽しむこと」も出来ているように思います。

ほんの少しの我慢とほんの小さな楽しみですが...。

これが「毎日500円を貯金する。」となってしまうと、今の僕の生活状況を考えると「無理」をしている状況になるように思います。そして、「無理」をしていることで我慢することが多くなり、他のことを「楽しむこと」が出来なくなってしまうように思います。

そういったこともあり、「100円」という金額が「無理をしない」と「楽しむ」が両立できる絶妙な金額になっているように思います。

この毎日100円貯金を始めようと思ったきっかけが、ある本との出会いでした。

「原田ひ香著 『三千円の使い方』」です。

主人公の美帆が堅実に生きる専業主婦の姉の真帆から、

「毎日100円を貯金するだけで毎月3000円が貯まる。100円であればちょっとしたお茶代やコンビニのスイーツを節約するだけで済む。その一月3000円を他の何かに運用すればいい。」的なアドバイスを貰うのです。

この時の姉のアドバイスでは「毎月3000円の貯金を投資信託の運用資金にする。」でしたが、僕は投資信託とかはよく分かりません...でも少しの我慢で貯金をすることが出来ることに少しだけ魅力を感じました。

毎月3000円の貯金...一年で36000円...それを5年続けることが出来れば...。

別に何かを成し遂げることができる程の大きな金額になることはないように思います。5年間毎日続けたとしても20万円に満たない金額しか貯金することは出来ません。

ただ、「毎日100円」という金額を習慣化することで、気付いたら「思っていたよりも貯まっていた!!」という状況になるのかもしれないという事に少し魅力を感じています。

100円という少ない金額なのだから、見返りも小さなモノのように思います。

ただ、短期間で見ると見返りも小さいかもしれませんが、長期間続けることでその見返りも少しずつ大きくなるようにも思います。

そして僕は金額以上に、習慣化することでどんなものを得ることが出来るのか、自分に何をもたらすことが出来るのかを知るために続けているということもあります。

習慣化することの魅力を感じることを期待しています。その魅力を実感することが出来ることで更に「整理・収納」活動にも繋げることが出来るようになると思っています。

「整理・収納」では一気に進めるのではなく、少しずつ進めることがとても重要です。「無理せず」、「楽しみながら」進めることが大切になってきます。

その観点から言うと、「習慣化」と「整理・収納」には大きな繋がりがあるように思います。

100円貯金を毎日続けることで得るモノはお金だけではありません。

「少しの事でも続けることで得るモノがある。」ということを100円貯金を通して実感していきたいと思っています。