物事はどんなことでも「後回し」にはしない方がいいと思っています。
それは「整理・収納」でも言えることで、思い立った時に「整理」したり、「収納」したりすることがモノの散乱やモノの増加を防ぐ事に繋がります。
それを徹底しようと考えている僕ではありましたが、やってしまいました...。
一週間程前に知人からある資料を郵送するよう依頼がありました。
もちろん自分にとっても必要なことでもあったので、しなければならない大切な事でした。
ただ、その時は他にしなければならない事があったように思います。優先順位を考えた結果、その資料の郵送は「別の日で良いか。」となったのでした。「後回し」にしたのです。
それがそもそも間違いでした...結局その知人へ郵送することを「後回し」にしたことで、頭の中からすっぽり抜けている状況になってしまいました。
そして、昨日知人から「例の資料の期限は明日までですが、郵送はして頂けましたか?」と連絡がありました。
「...忘れてた。」僕としたことが完璧に頭の中から知人からの依頼が抜け落ちていたのです。
落ち度は100%僕にあります。一週間という猶予があったのにも関わらず、「後回し」にしたことでこの状況を招いてしまったのです。
結局、期限があるということから、知人宅へ届けに行くことになりました。時間休を取ることも考えましたが、その日は放課後に打ち合わせの予定が入っていたので、早く退社することも出来ない状況でした。しかも、昨日は結構な雨が降っていました。
雨の中、一旦家に帰り、その資料を取ってコンビニへコピーを取りに、そしてそこから知人宅へバスを乗り継いで向かいます。
知人宅に着いたのが19:30。玄関先でその資料を渡してすぐに自宅へ戻りますが、バスを乗り継いで自宅に着いたのが20:30になっていました。
早寝を習慣化している僕。21:00には床につくことを目指している僕にとっては絶望的な時間の帰宅になってしまいました。
しかも悪いことは重なるもので、洗濯物もしなければならない状況でした。
「明日でもいいかな~。」なんて考えてしまっている自分がいます。しかし、これを「後回し」にすると明日以降にそのシワ寄せがいってしまう...。
そんな「後回し」にしようとしている自分に気付きます。こういった「後回し」にしようとする思考がこの状況を生み出していたのです。
この「後回し」の積み重ねが生活の乱れを招いてしまうのです。
一つの「後回し」があることで、生活のリズムは大きく崩れてしまいます。今回の僕であれば知人への資料の郵送を「後回し」にしたことで、他のしなければならないコトにシワ寄せがいってしまいました。
結局昨日はしなければならない事を「整理」するために、寝る時間を大幅にずらすことになりました。昨日に限っては22時の就寝になりました。(それでも早いっちゅうねんという話ですが...)
「整理・収納」においても今回のようなことは多くあるように思います。
机の上で仕事をしています。机の上での作業には様々なモノが必要になります。ただ、使ったモノをすぐに定位置に戻さないと、モノはすぐに散乱します。
面倒だけど使ったモノはすぐに定位置に戻すことで、モノの散乱を防ぐ事が出来ます。使わないのにボールペンが机上にあったり、ハサミやホッチキスが机上にあったり。そういった状況になると心が落ち着かなくなります。
視界の中にたくさんのモノがあることで、心が落ち着かなくなり、物事に取り組む集中力が低くなります。そして出来上がるモノの完成度が低くなってしまいます。
ミスが多くなったり、見落としが多くなったり。そしてやること自体を忘れてしまうという状況にもなります。今回の僕のように...。
何か一つを「後回し」にすることは、他の「後回し」に繋がります。そしてそれは自分に返ってきます。
「後回し」の思考を「出来る時にする」という思考に変えるために、日々の「整理・収納」も出来る時にしていくことを心掛けようと思います。そしてそれを「整理・収脳」にも繋げたいと思います。