整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

宝くじ

「宝くじが当たったら...」なんて夢見た人は世の中にたくさんいるように思います。

今現在はハロウィンジャンボなんていう宝くじが販売されているようで、1等・前後賞合わせると、5億円が当たるそうです。

5億円...。

恐らく僕の場合、今のままだと一生手にすることのない額のお金だと思います。

5億円が当たったら皆さんであれば何がしたいでしょうか?

タワーマンションを購入する。

高級な外車を購入する。

ゆっくり世界一周旅行に行く。

恐らく5億円あれば、想像力の乏しい僕が思いつくことであれば何でも実現させることが出来るように思います。

そんな大金を一瞬で手にすることが出来るのが宝くじなのです。

「夢があっていいな~。」なんて思ったりもするし、実際に当選して大金を手に入れている人がいると思うと、「現実的な話でもあるのかな~。」なんて思ったりもします。

ただ、僕の場合は絶対に当選することはありません。100%、いや1000000%当選することはないのです。

何故かというと...

宝くじを購入していないからです。

何をでかでかと当たり前のことを書いているのだろうかと自分で思ってしまいますが、購入していない僕が当選することは絶対にあり得ないのです。

宝くじは購入した人にしか当たる権利はないだろうし、当選して高額な金額のお金を手にすることが出来るのは購入者のみなのです。

当選者に対して「いいな~。」なんて思ったりもしている僕ではありますが、購入すらしていない僕はそもそも当選する可能性は0なのです。

でも、大金が欲しいのであれば、毎回宝くじが販売される度に購入すればいいのにと思ったりもしています。

現在、年間を通してたくさんの種類の宝くじが販売されています。

調べて見ると、高額な金額が設定されているジャンボ宝くじだけでも、年間を通して5つの種類のものが販売されているようです。

2月のバレンタインジャンボから始まり

4月のドリームジャンボ

7月のサマージャンボ

9月のハロウィンジャンボ

11月の年末ジャンボ、と年間を通して定期的に販売されているそうです。

他にも削ったその場で当たりが分かる、スクラッチがあったり、

自分で数字を選ぶ、ロトなんていう宝くじも販売されているようです。

と言うことは、高額当選を夢見て宝くじを購入することは、一年中いつでも可能ということなのです。

調べて分かったことでもあるのですが、いつでも買うことが出来る宝くじです。

どうして僕はそんな宝くじを購入しないのでしょうか。

恐らく、「当選することはあり得ない。」と思っているのが一番だと思います。そもそも、くじ運の悪い僕に高額な金額が当たることなんてあり得ないと思っています。

子どもの時に、夏祭りのくじ引きのお店で、当たりを出している友人を横目に外れくじを引き続けて来た僕、年始の初詣でのおみくじでも、縁起の良い大吉を引いた覚えはありません。

そんな僕が当選を引き当てる事なんて「あり得ない」と思っているのです。

そんな気持ちが「夢を買おう!!」なんて気持ちを起こさせていないのだと思います。

そして、心のどこかでは「大金は必要ない」という気持ちを持っているようにも思ったりもしています。

もちろん、たくさんのお金があることで困ることなんてほぼないように思います。僕にとって現実的に考えるとお金は必要なモノです。

これから進学を控えている2人の子どもたちの事を考えると、少ない給料の中からでも少しでも貯金をしていきたいと考えているくらいです。

2人の息子がやりたいことを見つけたり、進みたい道が出来た時に、可能な限り応援したいと思っています。そしてお金が必要になるのであれば、可能な限り応えてあげたいと思っています。

そういった観点で考えると、僕にとってたくさんのお金は必要なのかもしれません。

ただ、それを差し引いて考えると、僕にとってお金は生活するのに最低限あれば何の問題もないように考えています。

今の僕はお金持ちか貧乏かで考えると、どちらかと言うと貧乏な部類に入る方だと思います。

生活が苦しく、毎日が憂鬱になる程ではありませんが、どちらかというと貧乏な方だと思っています。

現に、給料日前日の明日は500円しか財布に入っていない状況です。しっかり計画的に使わないと、お店で恥ずかしい思いをしてしまう事になりそうな状況なのです。

人によっては「マジで!!」なんて思う人もいるのではないでしょうか?

ただ、僕はそんな状況をさほど苦に感じていません。

築50年以上、近くに駅もない、エレベーター無し5階の団地に住んでいる僕。

外食もほぼしないし、車も持っていないし、これといった趣味のない僕。

書きながら、何を楽しみにして生きているのだろうと自分で思ったりもしますが、そんな生活に僕は結構満足しているのです。そして「一生この生活でもいいかな。」と思ったりもしているのです。

別に負け惜しみで言っている訳ではありません。本気の本気で思っています。心の底から今の暮らしがそこそこ「心地良い」と感じているのです。

と言うのも、僕の場合たくさんのお金を持ってしまうと、たくさんのモノを購入してしまうことになるだろうという思いがあるからです。

物欲の塊の「物欲モンスター」の僕は、たくさんのお金があることで、必要以上にモノを購入し、モノを無限に増やしてしまいそうだという思いを持っています。

僕は「整理・収納」の活動を通し、モノと向き合うことの大切さを学んできました。そして、自分の身の回りのモノを必要なモノだけにすることで「心地良く暮らせる」ことを実感して来ました。

そして、僕の思う「心地良い暮らし」には、たくさんのお金が必要ないということを知ることが出来たと思っています。

むしろ物欲モンスターの僕の場合は、必要以上のお金を持ってしまう事で、モノを増やしてしまう事に繋がってしまうのではないかという怖さを感じているくらいです。

そう考えると、たくさんのお金を手に入れることが出来るかもしれない「宝くじ」は僕にとって必要のないモノではないかと考えています。

「宝くじ」もタダではありません。購入するには費用が必要です。

その宝くじを購入することは僕にとって本当に必要なのか...

購入した先に何があるのか...

そういったことと向き合うことで、本当に必要なモノなのかが見えて来るようになると思っています。

当たってもいない宝くじの事を心配している僕はバカ丸出しかもしれませんが、その宝くじと向き合ったことで、僕にとってたくさんのお金は必要のないと言うことが分かったように思います。

2人の息子の応援が出来るくらいのお金は僕には必要です。

ただモノを大量に増やしてしまうような、大金は僕には必要のないモノだと思っています。

モノが増えることで、僕の場合は生き辛さを感じてしまいます。

毎日を「心地良く暮らせる」くらいの最低限のお金があれば十分だと思っています。