睡眠時間を大切にしています。
忙しい時や、何かある時に少なくなることはあるのかもしれませんが、そうでない何でもない時には睡眠時間をしっかり取りたいと考えています。
僕の考える理想の睡眠時間は7時間です。
毎朝4時に起きる事を習慣化しているため、7時間の睡眠時間を確保するためには、21時には就寝する事になります。
21時と言えば、世の中の大人はまだまだ活動中の時間ではないでしょうか。
小学生でも、21時はまだまだ活動中なんて聞いたりもします。
塾が21時に終わり、そこから家に帰って食事をする毎日を過ごしている子もいるようです。
そんな中、21時に眠りにつく僕...。
ある意味世間ずれした生活をしているのかもしれません。
そんな僕ですが、過去の僕も21時はまだまだ働いている時間だったように思います。
営業をしていたサラリーマン時代。イライラやモヤモヤを抱えながら夜遅くまで働いていました。
何か得体の知れない不安に追われながら、常に不満を抱えていた当時の僕だったように思います。
次の日の朝も早く起きないといけない状態で、十分な睡眠時間を確保できていない状況だったように思います。
ひどい時なんかは会社に泊まったり、布団で寝てしまうと起きる自信がないからという事で、家でシャワーだけを浴びて、出先の近くに駐車し、車の中で睡眠を取るなんて事も何度かありました。
今思えばひどい生活だったと思うし、そんな生活は絶対心身ともに良くなかったのだろうと思います。
いつもイライラし、いつもモヤモヤしていた時期で、そんな当時の僕には心の余裕なんてなかったのだろうと思います。
自分の大切にしたい事と向き合う余裕もなかったし、それが何かを考える余裕もなかったと思います。
だから生活も乱れていたし、そんな僕の周りにはいつもモノが溢れていたように思います。
たくさんの必要のないモノを所有し、そんなたくさんのモノを管理する事が出来ていませんでした。
一つ一つのモノを生かすことも出来ていなかったし、一つ一つのモノを大切に出来ていない自分は自分の事も大切に出来ていなかったのだと思います。
だから、疲れていたり、イライラしている状況から自分を救い出す事をしていなかったのだと思うし、生活を良くしていこうと思えていなかったのだと思います。
それが睡眠時間への意識を低くしていたのだと思います。
周りも頑張っているから、
周りの人に負けたくないから、
そんな周りへの意識を高く持っていた当時の僕は、自分の事を大切に出来ていませんでした。
もちろん、社会で生きていくために周りに合わせる事は大切な事です。
ただ、自分の事を犠牲にしてしまい、自分の事を大切に出来ない状況は良くない事で、自分の事を大切にすることは、周りに合わせる事以上に大切にしなければならない事だと思います。
サラリーマン時代の僕は周りに合わせる事を優先していました。自分の事は後回しで、周りとの関係作りや周りと上手くやることを優先していたのです。
だからイライラやモヤモヤを抱えながら生活していたし、そんな自分は十分な睡眠を取ることが出来ていなかったのです。
人にとって睡眠はとても大切なモノだと思います。
生きていくために欠かすことの出来ない事だろうし、ただ生きていくためだけでなく、「心地良く生きていく」ためにも欠かす事の出来ない事だと思っています。
心地良く生きるためには、心の余裕は欠かす事が出来ません。
その心の余裕を持つためには、睡眠は欠かす事の出来ない事で、充実した睡眠時間を取ることが出来ている事で、心身ともに健康でいる事ができ、それが心の余裕に繋がるようになるのです。
過去の僕はいつも眠たかったと思います。
会議中に眠りそうになったことは何度もあるし、眠っていて上司に怒られたことも何度かありました。
営業車での移動中に眠ってしまいそうになった事も何度もあっただろうし、我慢できずに車を止めて睡眠を取っていたことも何度もあります。
ひどい時なんかは昼休憩に仮眠をとっていて、気付いたら夕方まで寝ていたなんて事もありました。
本当に疲れていたのだろうし、それは肉体的だけでなく、精神的にも追い込まれ疲れていたのだと思います。
そんな時の僕は何をしていても質が低かっただろうし、何を仕上げても質の低いモノばかりだったように思います。
今僕が思うのは、過去の僕がもう少し睡眠への意識を高く持っていれば、もう少し心地良い生活を送る事が出来ていたのではないかという事です。
私生活だけでなく、仕事でも、もう少し充実した時間を過ごす事が出来ていたのかもしれないとか思ったりします。
今の僕が毎日充実感を感じ、心地良いと思えているのは、睡眠時間を大切に出来ているからです。
そして、そんな睡眠時間を大切に出来るようになっているのは、自分にとって必要な事だけを行うようにしているからです。
僕の思考が変わったから、本当に大切にしたい睡眠時間を大切にすることが出来ているのです。
日々の仕事に追われ、思うように仕事を進める事が出来ない事もあるのかもしれません。
それは自分の能力が低いからそういった状況になっている訳ではないと僕は思っています。
僕のように元々持っている能力の低い人間でも、睡眠時間を大切に出来る生活を手にすることは出来ています。
それは僕自身の能力を上げた訳ではありません。
能力を上げたのではなく、環境を整える事をしたのだと思っています。
「整理・収納」を通して所有するモノを少なくし、自分にとって本当に必要なモノを見えやすい環境にしたから、自分にとって必要なモノが見えるようになってきたのだと思っています。
誰でも出来る事だと思っています。
自分の所有するモノとじっくり向き合い、本当に必要なモノだけにする事で、生活は大きく変わるのだと思います。
僕の生活は大きく変わりました。
本当に大切にしたい「心の余裕」が持てるようになりました。そして、睡眠時間を大切に出来るようになりました。
そんな経験を伝える事が出来るような「整理収納アドバイザー」になれたらいいなと今思っています。