僕が考える「収納」とは、
モノの定位置を決め、モノを使いやすくる事です。
モノの定位置とは、モノを置く場所の事です。(当たり前です...)
ただ単に定位置を決めるのではなく、僕なりにルールがあり、そのルールに沿って決める事によって、モノを定位置に戻す際の負担を軽くするようにしています。
モノを定位置に戻さないと、モノは散乱しだします。
散乱したモノが視界に入る事により、心は落ち着かなくなり、生活の質は低くなってしまいます。
散乱したモノを見て、心が落ち着かなくなり、何をしていても質の低い事をしてしまうのです。
逆にモノが少なく、視界に余計なモノが入らない環境だと心が落ち着き、心に余裕を持つことが出来ます。
心に余裕がある状態では、視野も広くなり、普段気付く事がない事にも目を向ける事が出来ます。
そうする事により、質の高い事を行う事が出来るようになるのです。
だから僕は、モノが散乱しないように「収納」を徹底したいと考えているし、自分なりのルールを守って定位置を決めるようにしているのです。
モノを定位置に戻すことが負担にならないように、モノを戻す事のハードルを低くするためのルールです。
そのルールが、
「行動パターンに適った収納にする事」です。
定位置を決める際には、欠かす事の出来ない視点であり、これを疎かにしてしまうと、負担を増やしてしまう「収納」を作ってしまう事になります。
行動パターン...
日々生活をする中では無意識に、頻繁に行く場所・あまり行かない場所があります。
そして、それぞれの場所では無意識に行動のパターンが決められています。
その無意識に目を向け、それを見直すことで、自分の行動パターンに適った「収納」を作り上げる事が出来るのです。
例えば、洗面所...
洗面所は顔を洗ったり、歯を磨いたり 、髪を整えたりする場所です。
それが洗面所の持つ本質です。
その洗面所で使うモノだけを置くべきだろうし、それ以外のモノを置く必要はありません。
洗面所で使うモノ...
僕の場合では、歯ブラシ、歯磨き粉、ドライヤー、整髪料、ティッシュ、眉毛を整えるキット、化粧水などでしょうか。
他にも、口臭が気になり出しているおじさんの僕の場合はマウスウオッシュ的なモノも置くようにしています。
朝起きた時や夜眠る前、身支度をする時に行く洗面所。
その洗面所で使うモノ、必要なモノだけを「収納」するようにしているのです。
不要なモノは置かないようにしているし、ついつい置きがちになってしまいそうなモノも、置かないようにしているのです。
使いそうだけどたまにしか使わないモノや、何となく置いてしまうモノにも目を向け、それが本当に必要なモノなのか、使っているモノなのかという事と向き合うようにしています。
おじさんの僕の場合、洗面所で使うモノは意外と少なく、そんなにたくさんのモノを置く必要がないのです。
今の家に引っ越してから2年近くが経とうとしていますが、洗面所に置くモノもずいぶん変わってきたように思います。
引っ越してきた当時は、ほぼ使うことのないモノも置いていました。
それはどんな生活になるかが分かっていなかったし、自分の動行動パターンがよく分かっていなかったからだと思います。
そんな僕も、この2年間で自分の行動パターンを分析しながら、洗面所に置くモノを厳選してきました。
そして、分析して見えてきた行動パターンに合ったあったモノを、決められた場所に置くようにしているのです。
そんな風に行動パターンを分析しながら置くモノを決め、そしてそのモノの定位置を決める。
そうする事により、自分にとって負担の少ない「収納」を作り上げる事が出来るのです。
モノを戻すことが負担にならない、そんな収納システムを作る事で、モノの散乱を防ぐようにしているのです。