整理収納アドバイザー ポレポレ日記

40代 おじさん整理収納アドバイザー

取り組みの質を上げるために...

僕は読書が好きです。

心落ち着く環境の下、ゆっくり読書する時間は、僕にとって心地良く感じる時間であり、至福の時間になります。

そんな時間をたくさん取る事が出来るように、「整理・収納」を徹底するようにしているのです。

僕が考える「整理」は、必要なモノだけにする事。

僕が考える「収納」は、その必要なモノの定位置を決め、そのモノを使いやすくする事です。

本当に必要なモノだけに囲まれ、そのモノを生かすことが出来ている事で、心が落ち着く環境を整えることが出来ます。

そして、そんな環境の下だからこそ、何かに取り組むときの質を高めることが出来るのです。

読書もその一つで、モノが少なく、必要なモノだけに囲まれている環境だからこそ、読書という行為の質を上げることが出来るのだと考えています。

目の前に視覚的な刺激がない事で、読書に集中する事ができ、より物語の世界に没頭する事が出来るのです。

それは読書だけに限らず、生活で行う全ての行為に当てはまる事だと考えています。

取り組みの質を上げるために「整理・収納」は大きな役割を果たしており、その「整理・収納」を徹底する事で、質の高い行為を行う事が出来るのです。

何かに取り組むのであれば、100%の状態に近い状態で取り組みたいと考えている僕は、なるべく心が落ち着く、集中出来る環境を整える事を大切にしています。

別に、何かに取り組むたびに大掛かりな掃除をしている訳ではありません。

毎日の「整理・収納」を意識的に行っているだけです。

必要なモノ以外は増やさないように心掛けたり、モノの定位置管理を心掛ける程度のものです。

モノを購入するする際には、一旦立ち止まる事を行い「本当に必要か?」と考えるようにしたり、

モノを貰いそうになった時に、一旦立ち止まり「本当に生かすことが出来るのか?」と考えるようにしているのです。

また、出したモノをその都度戻すようにする事も心掛けています。

面倒だけど、それを徹底する事により、モノの散乱を防ぐようにしているのです。

「一旦立ち止まる」、「少しの心掛け」...この2つを意識的に行う事で「整理・収納」を徹底する事に繋げる事が出来るのです。

環境を整えた中で行う読書。

より質の高い状態で、物語の世界に没頭する事が出来たり、作者の考えを深く考えたりする事が出来るようになります。

ただ、そんな環境の下で行う読書であっても、読書とは結構な体力を使うものだと思っています。

読み出す時には結構な気力も必要になるし、読み続ける集中力も必要になってきます。

そしてその体力の消耗は、作品によっても大きく変わってくると考えています。

というのも、今僕が読んでいる本は正直僕に合わない本だと感じているのです。

「読もう!!」という気持ちはあるのですが、どうやら心の底では、自分に合わない本だと感じており、読むことに対する積極性が少ない状態になっているのです。

恐らく「読もう!!」という気持ちが駄目なんだと思います。

「読もう!!」ではなく、「読みたい!!」という気持ちが、読書に対する意欲を高める事に繋がるのだろうし、読み続ける集中力を持続させることに繋げる事が出来るのだと思います。

読書は好きです。それは間違いありません。

どんな作品であっても、読むこと自体は好きだし、読みたくない訳では決してありません。

ただ、どんな作品でも読書とは体力を使うものであり、疲労を伴うものでもあるのです。

その疲労を感じるのが作品によって大きく変わってくるように思っているのです。

今僕が読んでいる本は、自分に合わない本だと思っており、読んだ後の疲労感だけでなく、読み出す時にもすでに疲労感を感じているし、読んでいる時でも疲労感を感じているように思います。

そんな本は、読み切るまでにかなりの時間を要してしまうような状態になっているのです。

「面白い!!」「自分に合う!!」と思える本であれば、400ページ位の分量の本であれば、2、3日もあれば読み切ってしまう僕ですが、今読んでいる本は読み出してからすでに3週間は立っているように思います。(450ページ程の小説です。)

きっとそれは「自分に合わない。」という思いがあり、読むことに対しての積極性がない状態なんだと思います。

そんな状態の僕は、たくさんの疲労感を感じているのだろうし、読むときの気力や集中力も少ない状態なのだと思います。

読書は好きです。

今読んでいる本も、面白いと思える瞬間はいくつもあります。

ただ、読書の質を上げることが出来るように環境を整えてはいるものの、その読書を心の底から楽しむことが出来ないのであれば、その読書という取り組みの質を上げる事は難しい事なのかもしれません。

それは読書だけに限らず、生活の中の全ての取り組みでも言える事ではないかと思います。

「整理・収納」を通して、その取り組みを100%で取り組めるようにする事も大切です。

ただそれだけではなく、「楽しめるモノを選ぶ」という視点も持っておくことも大切いなるのかもしれません。

正直、今僕がしている読書の質は低いと思っています。

それは、環境を整える事は出来ているけれど、選んだ本が少し違っていたからです。

「楽しめるモノを選ぶ」・「自分に合ったモノを選ぶ」

取り組みの質を上げるためには、そういった視点も必要になるのかもしれません。